【1時間で分かる科学的完全解説】片足跳び・両足跳びを高く跳ぶ、ジャンプ力を上げるポイント

【物理屋がバスケを分解】エントレ
15 Jul 202353:47

Summary

TLDRこの動画は、バスケットボールのジャンプ力アップに必要な理論と実践、トレーニング方法、そして外的要因について詳しく解説しています。理想的なジャンプ動作を理解し、筋肉の使い方や足の設置方法を適切に実践することで、ジャンプ力を向上させることができます。また、シューズの選択や床の特性もジャンプ性能に影響を与えるため、適切なシューズのサイジングや反発特性を考慮して練習を行っていくことが重要です。

Takeaways

  • 📚 ジャンプの理論と実践を理解し、適切なトレーニング方法を学ぶことで、より効果的にジャンプ力を向上させることができる。
  • 🤸‍♂️ 両足踏切と片足踏切のジャンプ動作は、それぞれ異なる力の流れと身体的特徴を要するため、それぞれのトレーニングが必要です。
  • 🏆 ジャンプ力の向上は、筋力、反発力、身体操作技術の3つの要素に関連しているため、これらの要素を総合的にトレーニングすることが重要。
  • 👟 シューズの選び方と反発特性は、ジャンプ時の性能に直接影响を与えるため、適切なシューズを選ぶことが大切。
  • 🏢 環境の条件もジャンプ性能に影響を与えるため、練習や試合の場での床の特性を理解し、それに応じたアプローチを取ることが有効。
  • 🔢 ジャンプ力を測定するための数式や理論的な知識を理解することで、トレーニングの方向性や効果をより正確に把握できる。
  • 💡 ジャンプアクションの改善は、身体的能力和を最大限に引き出すために、技術的な細部までも注意深く分析し、改善する必要がある。
  • 🎥 自己のジャンプ動作をビデオ分析することで、改善点や現在の能力を客観的に評価し、効果的なトレーニングプログラムを立てることができる。
  • 🏋️‍♂️ 筋力トレーニングと身体操作技術の向上は、ジャンプ力に直結するため、適切なウエイトトレーニングや柔軟性トレーニングを組み合わせることが重要。
  • 📈 継続的なトレーニングと実践を通じて、理論と実践の知識を活用し、ジャンプ力の上限を超えることができる。

Q & A

  • ジャンプの時に必要なこととは何ですか?

    -ジャンプの時に必要なことは、地面から離れる瞬間の垂直方向の速さです。これは、ジャンプの高さを決める唯一の要素であり、地面を離れる前に早く動けるようにすることが重要です。

  • 両足踏切ジャンプと片足踏切ジャンプではどのような違いがありますか?

    -両足踏切ジャンプと片足踏切ジャンプでは、飛び方や力の流れが全く異なります。片足踏切ジャンプでは、除草の水平方向の力を斜め上方向に引き上げることで高さを出しますが、両足踏切ジャンプでは、助走の力を跳躍動作局面で急激にストップをかけて、その時に発生する爆発的な力を真上方向に変換することで高く飛びます。

  • 垂直方向の速さだけがジャンプの高さを決める唯一の要素ですか?

    -はい、垂直方向の速さはジャンプの高さを決める唯一の要素です。これは、地面を離れる瞬間に体の重心の速度がどのように垂直方向に動いているかによって決まります。初速が大きいほど、高く飛ぶことができます。

  • ジャンプトレーニングをするためにどのようなトレーニング种目が良いですか?

    -ジャンプトレーニングをするためには、筋力トレーニング、反発力向上トレーニング、そして身体操作技術の向上を目的としたトレーニングが重要です。具体的なトレーニング种目としては、スクワット、デッドリフト、パワークリーン、スナッチなどが挙げられます。

  • 身体操作技術の向上を目指すトレーニングはどのように行われますか?

    -身体操作技術の向上を目指すトレーニングは、理想的なジャンプ動作を繰り返し行うことで行われます。ジャンプを何度も繰り返すことで、筋力やrfdを無駄のない綺麗な動作に還元することができるようになります。また、身体操作コーチからの個別指導も有効です。

  • 履くシューズのサイジングや反発特性はジャンプ力にどのような影響を与えますか?

    -シューズのサイジングや反発特性は、ジャンプ力に大きな影響を与えます。合ったサイズのシューズを履くことで、足がシューズ内で滑らず力が伝わることができ、ジャンプ力が向上します。また、反発特性が自分に合っているシューズを選べば、床からの反発力が大きくなり、ジャンプ力も向上することができます。

  • 床の種類はジャンプ性能にどのように影響しますか?

    -床の種類は、ジャンプ時の反発力や衝撃吸収性によって、ジャンプ性能に影響を与えます。例えば、コンクリート床は反発力が強く、ジャンプ力が向上する傾向がありますが、足腰への負担も大きくなります。一方、体育館の床は衝撃吸収性が良く、足腰への負担が少ないため、ジャンプの安定性に役立ちます。

  • ジャンプ力を測定するための数式は何ですか?

    -ジャンプ力を決定する数式は、以下のようになります: V0^2 = 2 * g * h。ここで、V0は地面を離れる瞬間の垂直方向の速度、gは重力加速度(約9.8m/s^2)、hはジャンプする高さです。この数式から、初速(V0)を知ることで、どの程度高く飛べるかを計算することができます。

  • ジャンプトレーニング中に足が痛くなる原因は何ですか?

    -ジャンプトレーニング中に足が痛くなる原因は、トレーニング方法が適切ではないことや、適切なストレッチやウォームアップが行われていないこと、また、不適切なシューズや床の影響などがあります。正しいトレーニング方法を用いて、適切なウォームアップを行い、適切なシューズを履くことで、足の痛みを防ぐことができます。

  • ジャンプ力が上がらない原因は何ですか?

    -ジャンプ力が上がらない原因は、トレーニング方法が適切ではないこと、身体の状態や栄養状況、トレーニングの頻度や强度、そして技術的な要素などがあります。具体的な理由を特定し、適切な対策を取ることが重要です。また、身体操作技術の向上や、適切な筋力トレーニングを行うことで、ジャンプ力を向上させることができます。

  • ジャンプ時に気をつけるポイントは何ですか?

    -ジャンプ時に気をつけるポイントは、下半身の動き、足の接地方法と向き、上半身の動き、特に腕の振り方などです。これらの要素は、ジャンプの高さや効率に大きな影響を与えます。また、ボールを持っている際のジャンプでは、ボールの保持方法やボールを動かす方法にも注意が必要です。

Outlines

00:00

🏀 ジャンプ力の基本とトレーニング方法

この段落では、バスケットボールのジャンプにおける基本的な理論とトレーニング方法が解説されています。ジャンプ力を上げるためには、筋力や反発力、身体操作技術の向上が重要であるとされています。また、理想的なジャンプ動作を実現するためには、筋肉の使い方や足の接地方法などにも注意が必要であることが触れられています。

05:02

🏃‍♂️ 片足踏切ジャンプの特徴とポイント

片足踏切ジャンプの特徴やポイントについて説明されています。このジャンプは、バスケットボールでのドライブからのレイアップなどで使用され、除草からワンツーのステップを踏んで前足を振り上げて離陸するように飛び上がります。また、助走の勢いを活かした際に垂直方向の速さを最大化することが重要であり、そのためには適切な浮き上がる角度を保つことが求められます。

10:03

🤸‍♂️ 両足踏切ジャンプの特徴とポイント

両足踏切ジャンプの特徴やポイントについて説明されています。このジャンプは、リバウンドやブロックに飛ぶ場面で使用され、助走の力をそのまま斜め上方向に引き上げて使うことがあります。両足踏切ジャンプでは、起跳時に起こし回転が重要であり、右足と左足で接地角や踏切角度が異なることが特徴です。また、上半身の角度や足の動きに合わせた腕の振り方も、ジャンプの高さに大きな影響を与えるとされています。

15:04

🏆 トレーニングと身体操作技術の向上

トレーニングの目的と身体操作技術の向上について説明されています。トレーニングは筋力の向上、反発力の立ち上がり率(RFD)の向上、身体操作技術の向上に分かれ、それぞれに特化したトレーニングプログラムが必要です。身体操作技術の向上には、理想的なジャンプ動作を繰り返し練習することが重要です。また、トレーニングフォームの指導や分析も重要であり、個々のtrainerのサポートを受けることでより効率的なトレーニングが可能になります。

20:07

🥾 靴選びと床の影響

履く靴や床の影響について説明されています。適切なサイズと反発特性の靴を選ぶことがジャンプ力向上に繋がります。また、床の硬さや反発力にも注意が必要であり、体育館の床とコンクリートの床では、それぞれ適切な靴選びが必要です。さらに、トレーニング環境や場所の最適化も、ジャンプ力を向上させるために重要です。

25:09

📈 ジャンプ力アップのためのまとめ

この段落では、ジャンプ力アップに必要な基本的な理論、トレーニング方法、身体操作技術、靴選び、床の影響についてのまとめが行われています。これらの要素を総合的に考慮し、適切なトレーニングプログラムを組むことで、より効果的なトレーニングが可能になります。また、トレーニングの成果を高めるためには、知識や経験を活かしたコーチのサポートを受けることも重要です。

Mindmap

Keywords

💡ジャンプ

この動画の主題である「ジャンプ」は、バスケットボールなどのスポーツにおいて重要な技術の一つです。垂直方向の速さや力の流れを最大化し、高いジャンプを達成するための方法やトレーニングが解説されています。

💡踏み切り

「踏み切り」は、ジャンプ中に足を地面から離れて勢いを切り替えることを指します。この技術は、ジャンプの高さや力の流れに重要な影響を与えるため、トレーニングにおいて重点的に取り上げられています。

💡身体操作

「身体操作」とは、体を適切に動かすことで、より効果的なジャンプを実現するための技術です。この動画では、身体操作の技術やトレーニング方法が解説されており、ジャンプ力を向上させるために重要な要素となっています。

💡筋力

「筋力」は、筋肉によって発揮される力のことを指します。ジャンプにおいては、特に下半身の筋力が重要であり、トレーニングを通じて筋力を向上させることが、ジャンプ力の向上に繋がります。

💡反発力

「反発力」とは、物体が力を受けた時にそれを逆に跳ね返す力のことです。ジャンプの際には、足が地面から離れる際に反発力を利用して垂直方向の速さを増やす技術が重要です。

💡力の流れ

「力の流れ」とは、体の中で力がどのように伝わるかを指す概念です。ジャンプにおいては、力の流れが適切であることで、より高いジャンプや、よりスムーズな動きを実現することができます。

💡トレーニング方法

「トレーニング方法」とは、特定のスキルや能力を向上させるために行う練習方法のことです。この動画では、ジャンプ力を向上させるためのトレーニング方法が詳細に解説されています。

💡身体の構造

「身体の構造」とは、人体の骨格、筋肉、関節などの形態や機能を指します。ジャンプ力の向上において、身体の構造は、適切な力の流れや身体操作に必要な要素となります。

💡競技特性

「競技特性」とは、あるスポーツが持つ独自の特徴や規則を指します。バスケットボールのジャンプでは、競技特性に合わせた適切なジャンプ技術が必要となります。

💡物理学

「物理学」は、物質の法則や現象を研究する科学であり、スポーツ技術分析にも応用されます。この動画では、物理学の原則を用いて、ジャンプ力を向上させる方法が解説されています。

Highlights

両足踏切、片足踏切ドリブルからの踏切それぞれのジャンプについて解説

ジャンプする時の飛び方によって高く飛ぶためのコツや効果的なトレーニングが変わる

力の流れを矢印で表すと片足踏み切りのジャンプと両足踏切ジャンプで全く違うものになる

垂直方向の速さだけが高く飛ぶかどうかを決める唯一の要素

助走からジャンプを打つ場合、助走のエネルギーを体に蓄えて跳躍動作局面でエネルギーを飛ぶエネルギーに変換する

片足踏み切りジャンプの特徴は除草の水平方向の力を斜め上方向に引き上げることで地面から浮き上がって高さを出す

両足踏切ジャンプでは助走の力を跳躍動作局面で急激にストップをかけて真上方向に変換することで高く飛びます

踏切ステップでの起こし回転が重要であり、その理想的な角度は棒の状態で計算すると45度です

上半身の角度や足の動き方法がジャンプの高さに大きな影響を与える

ボールがある状態でのジャンプでは、上半身尤其是に腕の使い方が制限される

ボールを伴ったジャンプの際、ボールを下から上に上げる時のボールの動かし方が重要

ジャンプ力を上げるためのトレーニングは、筋力の向上、rfdの向上、身体操作技術の向上に分かれる

ストレングス講師と呼ばれるトレーナーに相談することで、ケガのリスクを抑えて効率的なトレーニングプログラムを組み立ててくれます

場所や床の影響もジャンプ力に影響を与える

理想的なジャンプ動作を実現するためのトレーニングの考え方と説明

Transcripts

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今回は両足踏切

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片足踏切ドリブルからの踏切それぞれの

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方法でのジャンプについて解説していき

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ます

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突然ですが皆さんはジャンプする時の飛び

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方によって高く飛ぶためのコツや効果的な

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トレーニングが違うことを知っていますか

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筋力がとか

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腕の振りがとかそういったことではなく

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飛ぶ方法によって必要なこともやるべき

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ことも全然違うんですそれを知らないで

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いると自分のジャンプ動作はどのように

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改善するべきなのかどのように

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トレーニングしていくのが最も効果が出る

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のかそれを確実に考えていくことができ

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ません両足

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踏切片足踏切それぞれの飛び方のジャンプ

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力を上げたいバスケの試合中にボールを

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持った状態でジャンプしようとすると高さ

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が一気に落ちてしまう

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ジャンプ力を上げたくてジャンプ練習をし

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ていると足のどこかしらがすぐ痛くなると

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いう人やそういったプレイヤーを指導する

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指導者の方には是非最後まで見てほしい

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動画として作成しました

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この動画ではそんな高く飛ぶための

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ポイントだったり効果的なトレーニング

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方法の考え方だったりを

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理論実践動作トレーニング外的要因の4

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ステップで学べる内容となっています

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物理で見るバスケジャンプ編人が高く

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飛べる物理的原理

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片足踏切ジャンプと両足踏切ジャンプ

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ボールを持って飛ぶ時の

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身体操作的特徴高く飛ぶポイント

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ジャンプ力を上げる効果的なトレーニング

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をするための考え方

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バッシュや地面のジャンプ力への影響この

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動画を通してジャンプ力に関する悩みを

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解決していきますそれでは始めていき

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ましょう人がジャンプで高く飛べる理由と

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なる

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ジャンプの物理的現象について説明します

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ちょっと物理のお話をするので難しい

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つまらないと感じる人も多い部分かもしれ

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ませんしかしこの部分をなんとなくでいい

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ので理解しておくと

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ジャンプの仕方によって高く飛ぶための

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コツが違うこともわかりますし

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ジャンプトレーニングを頑張ってジャンプ

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力が上がった時になぜ上がったのかそれを

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原理的に理解できたり逆にジャンプ力が

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上がらない時になぜジャンプ力が伸びない

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のかその本質的な原因を発見しやすくなっ

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たりしてさらなる成長につなげやすくなる

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はずです

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映像も使ってできるだけわかりやすく解説

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していくので見ていきましょう一度見て

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わからなくてもこの動画の内容を全部見て

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それから振り返ってみるとより理解

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イメージが深まることが感じられると思う

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ので

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ジャンプ力アップのために繰り返し見て

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理解を深めていくといいと思いますでは

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ジャンプが高く飛べる物理的現象の説明に

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移っていくんですがわかりやすくするため

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に時々人の体をボールに例えたりしながら

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説明していきますね

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ジャンプ動作は文字通り飛ぶ動作つまり体

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が地面から完全に離れて浮き上がる動作の

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ことを言います体を動かす中で地面から

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両足が完全に離れることがあればジャンプ

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と言えるので空中に連続で浮き上がりなら

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動いていく

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走る動作は実は小さなジャンプの連続動作

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と言い換えることもできますそんな

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ジャンプ動作ですが体が地面から

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浮き上がる時の方向によって2種類の動き

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で説明することができます一つは垂直

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つまりその場から真上に飛び上がって同じ

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位置に着地する

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鉛直情報

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投射運動と呼ばれる動きこれは体力測定

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などである

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助走をしない垂直跳びの飛び方が

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当てはまる動きです人の体だと厳真上に

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飛ぶことは難しいんですがこういった動き

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が当てはまるということを理解しておき

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ましょうもう一つは斜め上の方向飛んだ1

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と着地の位置がずれるような飛び上がり方

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遮光投射運動と呼ばれる動きですこれは

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レイアップを打ったりリバウンドに

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飛び込んだりといったバスケをする中で

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ジャンプをするとほぼ全て当てはまる最も

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多く用いられる動きです物理的には真上

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以外の全ての方向へのジャンプが

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当てはまる動きなので真上に飛んでる

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つもりでも若干着信がずれたりすることが

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あると思うんですがそういうジャンプも

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この遮光投射運動に分類されます

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バスケットボールをする上では高く大きく

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飛ぶなら女装していく方向つまり前方方向

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に飛ぶのがこの動きに最も適していると

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言えますというよりも皆さん意識していた

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だけで体の構造上基本的に除草した方向に

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しか大きく高く飛ぶことはできません

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除草方向にしか高く飛べないことはこの後

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の具体的なジャンプ動作の解説でも

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ポイントになるのでよく覚えておいて

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ください前方以外のジャンプもステップ

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バックの動きやディフェンスの横っ飛び

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ステップみたいな形でジャンプすることは

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ますが高さを出すようなジャンプはし

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にくいことは感覚的に理解できると思い

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ます実際の体の動きはとても複雑なんです

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ジャンプの物理的な動きはこの2種類の

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動きから説明することができますこんな

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動きもこんな動きも物理的に見た時の動き

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の種類としては同じ社法投射運動として

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見ることができますそして

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鉛直情報投射運動

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社宝投射運動このどちらの動きでもどれ

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くらい高く飛べるかを決める要素は同じで

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しかも1つしかありませんそのたった一つ

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の要素とは

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垂直方向の速さです人の体がジャンポに

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よってどれくらい高く浮き上がるかどうか

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どれくらい長い間空調にいることができる

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かどうかは地面を離れる瞬間の垂直方向の

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速さによってだけ決まりますこれは物理的

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な計算式でも明らかで

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計算の過程なんかめんどくさいと思うので

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結論だけお話しすると高さを決める数式は

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これですこの数式に出てくる数字の要素は

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V0で表される初速と1位で表される重力

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加速度の2つしかありません重力加速度と

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いうのは重力の大きさを決める数値なので

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通常では基本的に一定の数値として扱われ

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ますなので実質数式の答えを変える要素は

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初速しかないということです初速というの

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は地面から浮き上がる瞬間の体の重心の速

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さのことを指しているので

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ジャンプで高く飛びたかったら体の重心を

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垂直方向に早く動かせるようにするのが

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最も効率的と言えるわけです

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垂直方向の速さは垂直に飛び上がる鉛直

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上方車運動では動きが一つの軸だけですし

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その軸の向きと速度の向きが同じにあるの

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で高さに直結することがイメージしやすい

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と思いますがレイアップを打つ時のような

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ジャンプ

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斜め上方向に飛び上がる

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遮光等車運動だと

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垂直方向の速さが高さに影響するイメージ

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がしづらい人もいると思います

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社宝投射運動のように

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垂直と水平2つの10個から見たときに

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斜めの方向に動く運動は一見複雑に見え

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ちゃいますが力の向きや大きさをそれぞれ

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の軸に分解してみることで

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難しく見える動きを分析していくことが

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できるようになります先ほど説明したよう

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に物理的には高さに影響するのは垂直の速

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さだけですなので高さへの影響を分析する

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ときは

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垂直方向の力の大きさや運動の速さだけを

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見て分析していきたいところですが実際の

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人間の動きに当てはめようとすると水平

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方向の力の大きさや動きの速さも

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垂直方向の速さに影響を与えることが

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分かっているので体をまとめて一つの物体

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として見る視点と

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腕や足胴体など各部に分解して見ていく

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視点で

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ジャンプという現象をより的確に捉えて

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いくことで高さを出すためにはどういう

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トレーニングや動き方をしていけばいいの

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かを探っていきやすくなります2つの軸が

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動きに絡んでくる遮光投射運動では

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それぞれの軸に対して動きの大きさ速度の

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変化などを分析することで様々な情報を

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得ることができます

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選手個人個人の動きの癖や理想的な動きを

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する選手の物理的な理由を見つけやすく

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なるというわけですその競技の特性みたい

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なものを見つけることもできます

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例えば

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走り高跳びの選手の動きをそれぞれの軸の

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動きで分解すると

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バーを飛び越えるために水平方向の移動

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距離もある程度必要としながら

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垂直方向の動きを最大化してうまく体を

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使って飛んでいることが分かってきます

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一方でどれだけ長い距離を飛ぶか競う走り

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幅跳びの動きをそれぞれの軸の動きで分解

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すると今度は水平距離の動きを最大化し

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たいので

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垂直方向の動きに対して水平方向の動きが

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かなり大きくなっていることがわかってき

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ますバスケのジャンプ動作でも同じように

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見ていくことができますこの後解説する

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片足飛び両足飛びそれぞれの飛び方をする

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ときにどうやったら垂直方向の速さが速く

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なって高く飛べるようになるのかその意識

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を持って解説を見るとより理解が深まって

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いくはずですここまでジャンプで高く飛ぶ

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物理的な理由を解説しましたがここまでの

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解説を聞いてジャンプの高さに影響がある

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のは垂直方向の速さだけなら

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腕を早く振ったりして真上の方向に力を

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集中するようにすれば高く飛べるようにな

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るって事って思っちゃう人もいるかもしれ

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ませんがそうは簡単にいかないのが人のの

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は難しいところです

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原理原則として人の体を一つの物体として

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みた時に高く飛ぶために必要なのは垂直

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方向の速さであることは間違いありません

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しかしその垂直方向の速さを上げるために

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必要なポイントはたくさんあってそれらを

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抑えた上で上手に体を動かさないと体が

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地面から浮き上がる瞬間の垂直方向の速さ

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を上げることはできませんしかも体の末端

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の動きと違って重心速度で速く動かして

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いるつもりでも実はなかなか速さが上がら

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ない部分なので体の構造をよく理解した上

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で的確にトレーニングや身体操作の練習に

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取り組む必要がありますさらに厄介なこと

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に体の末端である足や手

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胴体頭などは体の重心の動きとは関係なく

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バラバラに力の大きさを持って動こうと

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するので

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腕だけ足だけ気を使っても体の重心には力

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が伝わらず

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垂直方向の速さは上がってこないことも

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あるので

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ジャンプ力を高めようと思うと今説明して

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いるような物理的な原理をしておくことは

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非常に大切であることを重ねて伝えておき

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たいと思いますそれじゃあどうすればいい

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のというところでバスケの動きで使われる

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様々なジャンプ動作で垂直方向の速さを

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効率的に上げていくためのポイントと

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トレーニング方法についてこの後の解説で

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一つ一つ説明していくのでしっかり動画を

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最後まで見て理解していってください

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ようやく小難しい物理的な原理の話がここ

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で終わりましたわかりやすくするために

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できるだけ砕いたイメージで説明してき

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ましたそれでも概念の理解が難しいと感じ

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た人もいると思いますが安心してください

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どれだけ理論的な理解を深めても

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結局は実際に体を動かしてパフォーマンス

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として実践しなければ意味がないのでこの

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パーツの理解はなんとなくでOK実践動作

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の深みを増すためのスパイスみたいなもの

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だと考えてくださいいずれにしてもこの

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パートを最初からしっかりと見た人はそれ

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だけで素晴らしい向上心の塊です少なく

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ともこの原理原則の部分をスキップして

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この後の解説

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ジャンプ動作のポイントだけつまみ食い的

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に見ている人よりも

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ジャンプ動作の理解度は段違いになって

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いるはずなので

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ジャンプ力がどこまで伸びるか指導者の方

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なら指導している選手をどこまで伸ばせる

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かその伸びしろはこのパートを見ていない

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人よりもずっと高くなっているはずです

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引き続きジャンプの実践的な動きについて

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学んでいきましょうということでいよいよ

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ここから実戦動作の解説に移っていくわけ

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ですが最初に片足踏切ジャンプについて

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説明していきます

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片足踏切のジャンプは文字通り

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片足で踏み切るジャンプでバスケでは

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ドライブからレイアップを打つような場面

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で使われる動きですNBAなど身体能力の

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レベルが高くなるとそのままダンクを

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叩き込んだりもしますね

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片足飛びの動作的な特徴は除草からワン

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ツーとステップを踏んで前足を大きく

play10:30

振り上げて地面から離陸するように

play10:32

飛び上がるところにあります

play10:34

走る動作から一続きにジャンプまで繋がっ

play10:36

ていくような飛び方が形ジャンプの大きな

play10:38

特徴ということですね

play10:40

片足ジャンプでは

play10:41

除草の水平方向の力を

play10:43

ジャンプ動作の1本目に当たる前足の

play10:45

振り上げと2歩目に当たる後ろ足の踏切に

play10:48

よって

play10:49

斜め方向に引き上げることで地面から

play10:51

浮き上がって高さを出します飛ぶための力

play10:54

の流れを矢印で表すとこんな感じの流れに

play10:56

なるということです物理的な原理のところ

play10:59

で話したようにジャンプの高さを上げるに

play11:01

play11:01

斜めの動きの中から見える

play11:03

垂直方向の速さを上げる必要がありますな

play11:06

ので飛ぶ動作をどうこうする前に

play11:08

浮き上がる角度が一つ重要であることを

play11:10

理解しておかないといけない飛び方が片足

play11:13

踏切のジャンプと言えます

play11:14

浮き上がる角度が浅すぎると除草の力が

play11:16

水平方向の移動する力に大きく使われて

play11:19

しまって高さの出るジャンプになりません

play11:21

逆に角度を大きくしすぎると人の体の構造

play11:24

上うまく除草の力を生かすことができず

play11:27

失速してしまうので高く飛ぶことができ

play11:29

ませんでは片足踏切で高く飛ぼうとした時

play11:31

に理想的な浮き上がり角度つまり

play11:34

踏切角度はどれくらいなのか気になる

play11:36

ところだと思います

play11:37

助走のエネルギーを最大限活かしつつ高く

play11:39

飛ぶ理想的な角度は約50度の角度が最も

play11:42

高く飛び上がれると言われていますこれは

play11:44

あくまで物理的な効率を計算で求めた結果

play11:47

なのでこの角度が必ずしも皆さんの

play11:50

ペーストとは限らず実際のジャンプでは

play11:52

個人差が出ますなのでジャンプ動作を練習

play11:55

する際は厳密に50度で飛ぶ考えすぎず

play11:58

片足で踏み切って飛んだ結果が50度

play12:00

ぐらいの角度で飛び上がっていればうまく

play12:02

高く飛べてるねーと判断してもらうのが

play12:04

いいと思いますまた片足踏切のジャンプで

play12:07

は除草の水平方向の力を殺すことなく

play12:10

角度を変えることで飛び上がっていくので

play12:12

除草速度が速ければ早いほど高さにも有利

play12:14

に働きます

play12:16

踏切角度を同じにした時に

play12:17

勢いが強いほど重心が描くアーチが高く

play12:20

なることが図でも示されていると思います

play12:22

play12:23

助走速度を速くすると高く飛べるかつ長い

play12:26

距離を移動できるようになるのも片足踏切

play12:28

ジャンプの特徴ですフリースのラインから

play12:30

飛んでダンクをするマイケルジョーダンが

play12:32

走り幅跳びに換算すると8mは飛んでる

play12:34

なんて話を聞いたことがあると思いますが

play12:36

フリーソロラインから約4mの距離にある

play12:39

リングに対してダンクできる高さを確保

play12:42

するのにそれぐらいの距離を飛ぶことが

play12:44

計算で求められるのでそんなこと言われ

play12:45

てるんですね力の流れを先ほど矢印で示し

play12:49

たように

play12:49

除草が水平方向の力

play12:51

ジャンプは斜め上方向の力が働いて動いて

play12:53

いくので地面と空中ではエネルギーの方向

play12:56

が変わります

play12:57

力の方向を調整する切り替える動作が

play13:00

ジャンプ動作ということになります飛び方

play13:02

の違いに関係なく

play13:04

助走からジャンプをする場合

play13:06

除草動作曲面

play13:07

跳躍動作局面空中動作局面の3つに分ける

play13:10

ことができます

play13:12

助走動作曲面では高く飛ぶのに使う

play13:14

エネルギーを体に蓄えて

play13:16

跳躍動作局面では踏み切るギリギリまで

play13:18

エネルギーを増加させながら助走の

play13:21

エネルギーを飛ぶエネルギーに変換します

play13:22

そして空中動作局面では地面を離れるまで

play13:25

に得られたエネルギーを使って空中に

play13:27

飛び上がり高く飛べるほど空中で様々な

play13:30

動作をすることができるというわけです

play13:32

ここまで説明した女装速度の高さへの影響

play13:35

や理想的な踏切角度の話は

play13:37

助走動作曲面と空中動作曲面につながる

play13:40

内容でしたこの2つのポイントを押さえて

play13:42

ジャンプ練習をするだけでも高く飛べる

play13:44

ようになる人は多いと思いますがさらに

play13:46

ジャンプの効率を上げるために力の方向を

play13:49

変換する

play13:49

跳躍動作局面のポイントをここから説明し

play13:52

ていきますどれだけここで勢いを殺さず

play13:54

ジャンプにつなげられるかがジャンプの高

play13:56

さにも大きく影響します

play13:58

片足踏切のジャンプ動作で力の方向を変換

play14:00

するのに特に重要な

play14:02

踏切足となる2歩目のステップで起きる

play14:04

起こし回転と呼ばれる現象について説明し

play14:06

ますまずはこの棒を地面に叩きつける動画

play14:09

を見てください

play14:10

叩きつける角度によって棒が弾む動きが

play14:13

変わっていますね

play14:14

角度が大きいつまり上から叩きつけるより

play14:17

も角度の小さいより水平に近い角度から

play14:20

叩きつける方が高く跳ね上がっているのが

play14:22

わかると思いますしかも高く跳ねるほど

play14:24

地面に当たった部分を起点にして回転し

play14:27

ながら高く跳ね上がっていますこれが

play14:29

起こし回転と呼ばれる現象ですお越し回転

play14:31

は勢いが強いほどそして水平に近い角度で

play14:34

地面に接するほど高く跳ねて回転する力も

play14:37

大きくなりますこの高く跳ねる力と回転

play14:40

する力を利用して女装の力を斜め上方向の

play14:43

飛ぶための力に変換することで

play14:45

片足踏切のジャンプは高く飛ぶことができ

play14:47

ます起こし回転の理想的な角度は棒の状態

play14:50

で計算すると45度ですしかし人間の体に

play14:53

置き換えると棒となる足以外にも体の各部

play14:56

の影響があるので

play14:57

45度の角度で設置するのは理想的とは

play14:59

言えません

play15:00

片足踏み切りで高く飛べる選手たちの動き

play15:02

を分析してみると

play15:04

接地角は50度から55度ぐらいにするの

play15:06

が飛びやすい足の角度となるようです

play15:09

設置の瞬間に膝が曲がっていると

play15:11

助走の勢いを殺しておこし回転をすること

play15:13

になって高く飛ぶためのエネルギーが失わ

play15:15

れてしまいます

play15:16

完全に膝を突っ張ってしまうと踵や膝腰を

play15:19

痛める原因になるので注意が必要ですが

play15:21

起こし回転を最大化するためにはできる

play15:24

だけひざ関節で衝撃を吸収せずに重心に力

play15:27

を伝えることが重要になります実際に高く

play15:30

飛ぶ選手の踏み切り足の設置場面を見て

play15:32

みると

play15:33

設置の瞬間を足が伸びており

play15:35

衝撃が腰まで一気に伝わっていることが

play15:37

わかります

play15:38

片足踏切のジャンプで高く飛べなかったり

play15:40

走り幅跳びのような距離を移動する

play15:42

ジャンプになってしまったりする選手の

play15:43

多くは

play15:44

踏切足の接地角度が大きくなって体の真下

play15:47

近くに設置してしまったりひざ関節で衝撃

play15:50

を大きく吸収しすぎたりしてお越し回転を

play15:53

十分に発揮することができないために高く

play15:55

飛べていないことが多いですそして起こし

play15:57

回転を最大限活用するためには上半身は前

play16:00

に倒さずしっかりと起こした状態か若干

play16:03

後ろに傾いている状態で設置するのが良い

play16:05

でしょう上半身が前に倒れていると起こし

play16:08

回転の力が腰まで伝わった時に

play16:10

骨盤でエネルギーが分散して起こし回転の

play16:13

力が十分に活かしきれないのと

play16:15

踏み切った後前足を振り上げる動作の可動

play16:17

域が小さくなって

play16:19

踏切角度を引き上げるのが難しくなります

play16:21

踏切足によって十分な起こし回転の力を

play16:23

発生させた後前足の振り上げによって

play16:26

おこし回転の力を斜め上方向の飛ぶための

play16:28

力として最大限利用できるようにします

play16:31

踏切脚の接地角度や踏切角度は高く飛ぶ

play16:34

ためのエネルギーを最大限発揮するために

play16:36

とても重要ですが前足の振り上げ自体には

play16:39

実は体を浮き上がらせる力はそこまであり

play16:41

ません前足の振り上げは重たいものを載せ

play16:44

た処理をロープで引いて方向を決めるよう

play16:46

なことに似ています全然違う方向を向いて

play16:49

いる反りでもロープをぐんと引くと引いた

play16:51

方向に向きが直って進み出しますが前足の

play16:54

振り上げはそのような役割を果たします高

play16:56

さではなく

play16:58

距離を重視する走り幅跳びの前足の

play17:00

振り上げとダンクをするために高く飛ぶ

play17:02

前足の振り上げは引き上げる強さが違うと

play17:04

いうことがわかると思います前足の

play17:07

振り上げによって飛び上がりたい角度を

play17:08

うまく誘導してあげられると

play17:10

踏切足の設置によって発生した起こし回転

play17:12

の力を最大限ジャンプの高さに活かし

play17:15

やすくなりますそのため逆に太ももがお腹

play17:17

につくぐらい強く前足を引き上げても体の

play17:20

踏切角度が高くなりすぎて助走データ

play17:22

エネルギーを失ってしまうのでただ強く

play17:24

前足を振り分ければいいというわけでは

play17:26

ないということです加えてただまっすぐ

play17:28

振り上げるよりも前足を内側に畳むように

play17:31

振り上げるとより理想的なジャンプに

play17:33

近づきますこれはなぜかというとバスケの

play17:35

場合は飛び上がった後に手を伸ばして高い

play17:38

位置に触れようとする動きになるので高く

play17:40

飛ぶことと同時に高い位置に手を伸ばせる

play17:42

ことがとても重要です前足の振り分けが

play17:45

まっすぐだと手を伸ばすのに制限がかかっ

play17:47

てしまいますそれを内側に畳むように

play17:50

振り上げることでより腕を上に惑わすこと

play17:52

ができて最高到達性を伸ばすことができ

play17:54

ますこれも前足を振り上げる動作と同様に

play17:56

ただ強く内側にやればいいというわけでは

play17:59

ないので注意が必要ですが高い位置に

play18:01

触れるためには必要なことなので覚えて

play18:03

おきましょう

play18:04

踏切足によって起こる起こし回転と

play18:06

踏み込み足によって起きる前足の振り上げ

play18:08

がスムーズに連動すると重心に飛ぶための

play18:11

エネルギーが十分蓄えられるので

play18:13

浮遊感のあるふわっとしたジャンプになり

play18:14

ます

play18:15

片足踏切のジャンプを高く飛ぶための

play18:17

ポイントをまとめると

play18:19

踏切足の設置でおこし回転が発生して力の

play18:21

方向を斜め上方向に切り替える

play18:24

理想的な踏切足と接地角度は50度から

play18:26

55°cぐらい

play18:28

理想的な踏切角度は50度ぐらい前足の

play18:31

振り上げはまっすぐではなく内側に畳む

play18:33

ようにする起こし回転の力と前足の

play18:35

振り上げる力をつなげると浮遊感のある

play18:37

ジャンプになるこれらのポイントが抑え

play18:39

られると高く飛びやすいと思います

play18:42

片足踏切のジャンプを高くするために具体

play18:43

的にどういうトレーニングをしていけば

play18:45

いいかどういう筋肉を鍛えるべきなのかは

play18:47

動画の後半で話していきます

play18:50

続いて両足踏切のジャンプについて説明し

play18:52

ていきます同じジャンプ動作というくくり

play18:55

の動きではありますが

play18:56

片足踏切と両足踏切では飛ぶ動きも物理的

play18:59

な力の流れも全然違いますなので片足踏切

play19:03

では高く飛べるけど両足踏切では全然飛べ

play19:06

ないまたその逆なんて人が出てくるわけ

play19:08

です両足

play19:10

踏切のジャンプはバスケではリバウンドや

play19:12

ブロックに飛ぶ場面でよく使われる

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ジャンプですドライブからゴール下で

play19:16

ディフェンスと接触しながらフィニッシュ

play19:17

する場面なんかでも使われるジャンプでも

play19:19

ありますね

play19:21

プレイスタイルによっては両足踏切の

play19:22

ジャンプばかりするなんて人も多いかも

play19:24

しれません

play19:25

量子踏切のジャンプも片足踏切のジャンプ

play19:27

と同じように

play19:28

除草動作跳躍動作空中動作の3つの局面に

play19:31

動きが分かれていますが力の流れは全然

play19:34

違います

play19:35

助走の力をそのまま斜め上方向に引き上げ

play19:37

て使う片足踏切に対して両足踏切の

play19:40

ジャンプは助走の力を跳躍動作局面で急激

play19:43

にストップをかけてその時に発生する爆発

play19:46

的な力を真上方向に変換することで高く

play19:49

飛びます

play19:50

そのため理想的にはジャンプ動作の過程で

play19:52

水平方向の力は完全になくなって全て垂直

play19:56

方向の力に変換されると高く飛べるという

play19:58

ことになりますただ実際にジャンプする中

play20:01

では水平方向の力を完全に殺すのは難しく

play20:03

て水平方向の力を殺そうとしすぎると下痢

play20:07

のところで話した垂直方向の速さを失われ

play20:09

て高く飛びにくくなるのでできるだけ変換

play20:12

するということを覚えてもらえればと思い

play20:14

ます

play20:15

量子踏切ジャンプの飛ぶための力の流れを

play20:17

矢印で表すとこんな感じの流れになると

play20:20

いうことです両足踏切ジャンプの跳躍動作

play20:22

局面で水平方向の力を垂直方向の力に変換

play20:26

する際も

play20:27

片足踏切のジャンプでも出てきた起こし

play20:29

回転がキーワードになります

play20:31

片足踏切のジャンプでは踏切足の設置で

play20:34

おこし回転が重要と話しましたが両足踏切

play20:37

のジャンプでは両方の足で踏み切るので

play20:39

両足ともでお越し回転を発生することが

play20:41

大事になってきますただしステップをワン

play20:44

ツーと順番にするので右足と左足で役割や

play20:47

動き方が全然違いますここでは右利きのを

play20:50

例に跳躍動作のワンツーステップを右足

play20:53

左足の順で行う場合で説明していきます

play20:55

右利きのジャンプでは右足が踏み込み

play20:58

ステップ左足が踏切ステップとして機能し

play21:00

ます助走の最後の最後ギリギリまで加速し

play21:03

て地面と平行に体を移動させつつ右足を

play21:07

投げ出して低く遠くに踏み込みステップを

play21:09

設置させていきます右足の接地角度は

play21:11

起こし回転をしっかり発生させるために

play21:14

50度から55度ぐらいの角度でかかと

play21:17

から小指の付け根親指の付け根の順に設置

play21:19

していきます右足が設置してから左足が

play21:22

設置するまでの間に右足と股関節は大きく

play21:25

曲がっていきながら体を沈めていきます

play21:28

片足踏み切りのジャンプと違って

play21:29

設置でひざ関節や股関節が曲がっていくの

play21:32

play21:32

除草のエネルギーを殺してしまわないよう

play21:34

にしながら続けて左足を起こし回転に

play21:37

ちょうど良い角度で設置していきます左足

play21:39

は右足に比べると股関節と膝関節の曲がり

play21:42

具合は小さい状態で設置していきます

play21:45

設置は親指の付け根から小指の付け根の順

play21:48

に行いますかかとは設置しません左足の

play21:51

設置でお小遣い点の力によって水平方向の

play21:53

力が垂直方向に角度が変わっていくので

play21:56

それに合わせて体を伸び上がらせることで

play21:58

垂直方向に高く飛び上がります左足は接地

play22:02

してすぐジャンプするので右足のように

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設置してから股関節やひざ関節を深く

play22:06

曲げるようなことはせず

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設置した角度のまま一瞬で弾むように

play22:10

ジャンプします左足の設置による起こし

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回転は足の向きが違いますが関節をあまり

play22:15

曲げないことや

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設置からジャンプまでが早いことは

play22:18

片足踏切の起こし回転の原理に近いです

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左足は接地から一瞬で弾むと説明しました

play22:24

play22:25

具体的に右足と左足で接地時間がどれ

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くらい違うかというと右足は0.3秒から

play22:30

0.4秒左足は0.1秒から0.2秒なの

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で約2倍の差があります

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踏切ステップの左足は一瞬の設置時間で力

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を発揮することが求められるので関節を

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曲げている状態だと接地してから

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伸び上がるまでの時間が長くなってしまい

play22:45

自分に役割を果たせませんなので関節は

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あまり曲げずに設置していくことが高い

play22:49

ジャンプにつながるというわけです

play22:51

ジャンプ力が高くジャンプ動作が洗練され

play22:53

た選手ほどこの数値に近い設置時間になっ

play22:56

てくるはずです

play22:57

そしてさらに

play22:58

設置する足の角度や動かし方だけでなく足

play23:01

の向きについても注目していきますここ

play23:03

までの解説で出てくる動画を見て気づいた

play23:05

人も多いかもしれませんが両足踏切で高く

play23:08

飛べる選手は設置するときに足の向きが

play23:10

右足は外側に左足は内側に向いて下半身が

play23:14

右に向くように設置していきますこれは

play23:16

なぜやるかというとお越し回転を最大限

play23:18

発揮するためと怪我をしないためですお

play23:21

越し回転を活かすためには足を硬い棒の

play23:23

ように扱う必要があります両者踏切の

play23:26

ジャンプでは特にそれが重要なんですが足

play23:28

の向きが女装方向と同じ方向を向いている

play23:30

と起こし回転にちょうど良い角度で設置し

play23:33

ても

play23:33

膝関節が負けて曲がりやすくなります

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そうすると飛ぶためのエネルギーも失われ

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てしまいます

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しかし足の向きを除草方向に対して横向き

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にすることで足を突っ張りやすくなり

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接地の衝撃に負けず大きな起こし回転の力

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を生み出しやすくなりますまた左足の設置

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の際にかかとを地面につけないで設置する

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ことができるので

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慎重反射と呼ばれる現象を利用して

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爆発的なパワーを発揮することができます

play23:58

慎重発射についてはトレーニングの項目で

play24:00

詳しく説明するので今は慎重反射によって

play24:03

大きな力が発生して高く飛ぶエネルギーを

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生み出しやすいということだけ理解して

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おいてください逆に踵が付いて慎重反射を

play24:10

使ったジャンプができないとアキレス腱を

play24:12

含めたかかと周りを痛めたり膝を痛めたり

play24:14

する原因になることがあるので注意が必要

play24:16

です足の向きで注意したいのがつま先だけ

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を動かすような足の使い方を絶対しては

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いけないということつま先の向きだけを見

play24:24

て角度を変えようとしてしまうと膝と

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つま先が違う方向を向くことになります

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そうすると足は強いブレーキをかけようと

play24:31

しますが

play24:32

膝は前に流れようとするのでひざ関節に

play24:34

せん断応力と呼ばれるずれる力がかかり

play24:37

人体を切る力が強くかかってしまい最悪前

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十字靭帯断裂などの大きな怪我につながり

play24:42

ます一度のジャンプでそうした大怪我に

play24:45

つながる可能性が高くなるので

play24:47

必ず股関節から足全体を動かして足の向き

play24:50

を変えるように練習をします足全体を

play24:53

しっかり動かして向きを変えれば足は強い

play24:55

衝撃にも耐えられる構造をしているので

play24:57

ジャンプを高くしつつ怪我もしにくくなり

play24:59

ます

play25:00

怪我にもつながる可能性があるとなると足

play25:02

の向きをどれくらいの角度で設置するべき

play25:04

かというのは気になるところだと思います

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しかしどれくらい横を向かせるかどれ

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くらい横を向けることができるかは個人差

play25:11

が非常に大きな部分でこの角度がベストで

play25:14

あるというのを示すのは難しいですなぜ

play25:16

なら人の太ももの骨大腿骨の角度が人に

play25:20

よってバラバラで

play25:21

股関節周りの柔軟性によっても変わるから

play25:23

ですなので物理的なリサーチみたいなもの

play25:25

は求めることができませんただ怪我をし

play25:28

ないために少なも立った状態で足だけ

play25:30

動かした時に動かせる角度以上に横向きに

play25:33

しないことを気をつけてもらえればと思い

play25:34

ます自分がコントロールできる以上の角度

play25:37

で設置しようとすると関節に無理が生じて

play25:40

怪我になる可能性があるので自分が

play25:42

動かせる可動域を十分確認してこれぐらい

play25:44

の角度は大丈夫かなというのを頭に入れて

play25:47

練習に取り組むのがいいと思いますこの

play25:49

ように両足踏切のジャンプは設置の仕方や

play25:51

上半身の角度足の動かし方など

play25:54

片足踏み切りのジャンプとは飛び方が

play25:55

まるで違うことがわかってきたと思います

play25:57

こうした違いを理解しないでジャンプ練習

play26:00

をしていてもなかなかジャンプ力は向上し

play26:02

ませんそれぞれの飛び方にはそれぞれの

play26:04

良い動きがあるということをしっかり理解

play26:06

しておいてください

play26:07

ちなみに両足踏切のジャンプにはステップ

play26:09

の仕方の違いで飛び方の派生形がいくつか

play26:12

あります

play26:13

一つ目はワンツーとステップしないで両足

play26:16

同時に設置してお越し回転を発生させる

play26:18

飛び方もあるんですがこれは力の

play26:21

コントロールが難しいので高く飛ぶのは

play26:23

難易度が高いですその代わりバスケでは

play26:25

メリットの大きい飛び方でもあります

play26:26

ステップを一つに省略できるので

play26:28

飛び上がりタイミングが早くなり例えば

play26:31

ディフェンスのタイミングを外して

play26:33

シュートブロックされにくくしたり逆に

play26:35

ディフェンス側で遅れても早く飛び上がっ

play26:36

てブロックやシュートチェックを間に合わ

play26:38

せるなんてことが可能になります構造

play26:40

テクニックなのでまずはワンツーの

play26:42

ステップでしっかり飛ぶ方法を実践できる

play26:44

ようにしてからチャレンジするようにして

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ください2つ目は真上に飛ばず前方に少し

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流れる飛び方ですこれは左足の接地角度を

play26:52

大きくしたり足の向きを大きく横に向けず

play26:54

少し前向きよりに設置して起こし回転の力

play26:57

を弱めることであえて水平方向の力を殺し

play27:00

きらずにジャンプする方法ですこうすると

play27:03

左足に重心が乗り上げる形になるので真上

play27:06

に飛び上がっても体は前方に流れて両足

play27:09

踏切でありながら結構前に流れるジャンプ

play27:11

になります高さは出しにくくなりますがは

play27:14

飛ぶ位置に対して目標の位置がずれている

play27:16

時などに有効ですバスケではブロックする

play27:19

際などにこのような飛び方をする選手が

play27:21

多いですバレーボールのバックアタックで

play27:23

は飛ぶ位置からネットまでが遠いことも

play27:25

あってこのジャンプの仕方が基本的な飛び

play27:27

方と指導されているようですでは次に腕の

play27:30

振り方について見ていきましょう

play27:32

除草の勢いそのままに飛び上がる片足踏切

play27:34

のジャンプと違って両足踏切のジャンプは

play27:37

助走の勢いを止めるように力の向きを

play27:39

変えるので

play27:40

腕の振り方もジャンプの高さに大きな影響

play27:42

を与えます両足踏切のジャンプでの腕の

play27:45

振り方のポイントはフルタイミングと肩

play27:47

関節の動きです

play27:49

腕を大きく速く振れば腕が体を引っ張る力

play27:51

が大きくなることはわかると思います

play27:53

ただし腕を振る動きは円の動きになるので

play27:57

腕の方向によって腕が体を引っ張る力は上

play28:00

だけではなく後ろにも下にも前にも変化し

play28:03

ます

play28:04

腕の方向によって変わる力の方向を

play28:06

ジャンプ動作とうまく連動させることで

play28:08

より高く飛べるようになることをここでは

play28:10

理解していきましょう

play28:11

具体的な動きを除草サイドの左のステップ

play28:14

の場面から見ていきます左足で地面を押す

play28:17

のに合わせて両腕を大きく後ろに振ります

play28:19

この時後ろに強く振り上げるというよりは

play28:23

後ろに手を置いてくるような感じにすると

play28:26

助走の勢いを殺さなくてすみますそして

play28:28

踏み込みステップの右足が設置してから

play28:30

踏切ステップの左足が設置する間に

play28:33

腕を後ろから下に振り下ろします

play28:34

飛び上がる直前の左足の設置によって

play28:37

起こし回転が発生して体が伸び上がって

play28:40

いく動きに合わせて

play28:41

腕を下方向から前上と勢いよく振り上げて

play28:45

いくと

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腕の振りの力をジャンプの力に乗せること

play28:48

ができて高く飛べます下半身の動きに

play28:50

タイミングが合わないと腕の振りの力が体

play28:53

全体の力の方向とちぐはぐになって飛ぶ

play28:56

ためのエネルギーが失われやすく高く飛び

play28:58

にくいです特に上に振ることを意識しすぎ

play29:01

て腕が下にくるタイミングがずれている人

play29:03

が非常に多いです

play29:05

力の流れとして理想的なのは右足の接地

play29:08

から左足の設置までの間に下方向に大きな

play29:11

力をかけることができるとその反動で

play29:14

大きな上方向の力が生まれますその反動に

play29:17

合わせる形で腕を上に振っていけると

play29:20

腕の振りもジャンプのエネルギーとして

play29:21

乗せることができます逆に下方向に振る

play29:23

タイミングがずれるとどうなるかというと

play29:26

遅れる場合左足の起こし回転が始まる

play29:28

タイミングつまり上方向に力が変換され

play29:31

始める時に

play29:32

腕がした方向に振られてしまい飛ぶ力を

play29:34

失ってしまいます逆に早すぎる場合下方向

play29:37

に力をかけたい時に前方向や上方向に腕が

play29:40

振られてしまい下方向の力が弱まって

play29:43

反動を強くもらえず飛びにくくなります

play29:46

腕を振るタイミング一つで最高到達点が数

play29:48

センチ変わるなんてことはよくある話なの

play29:50

でうまくタイミングを合わせて飛んでいき

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ましょうそして肩関節を合わせて動かせる

play29:54

とさらに良くなります

play29:57

腕を振る回転軸の根元は肩関節にあります

play29:59

play30:00

肩関節自体も上下左右に動くので回転軸の

play30:04

位置を動かして

play30:05

腕が回転する半径を大きくすることができ

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ます回転する半径が大きくなると

play30:10

遠心力も大きくなるので

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腕が持つ力が大きくなり飛ぶための

play30:13

エネルギーがさらに大きくなってくれます

play30:16

理想は腕の方向に合わせて前後上下に肩

play30:18

関節を動かしていくことですがこれは非常

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に難易度が高い上にやろうと意識しすぎて

play30:23

むしろ腕の振りがジャンプの邪魔になる人

play30:25

が多いので基本的には上下方向に動かす

play30:28

ことだけを取り入れるようにしてみて

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ください下方向に振る時のタイミングが

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合っていて肩関節もしっかり下げられると

play30:34

飛び上がる時に体がふわって起き上がる

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感覚が得られやすくなりますそれから下

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方向に肩関節を避ける意識が強すぎて

play30:42

猫背になってしまうと全く意味がないので

play30:44

注意してくださいね両足踏切のジャンプを

play30:47

高く飛ぶためのポイントをまとめると右足

play30:50

左足両方出汁でお越し回転を発生させて

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除草の勢いを一気に垂直方向の力に変換し

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て飛ぶ

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左足で役割と動きが違うのでそれぞれの

play30:59

ポイントを理解しておく

play31:01

お越し回転を大きくするため足の向きは

play31:04

横向きに股関節は足全体を動かす下半身の

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動きに腕の振りのタイミングを正しく

play31:09

合わせて大きく振るとより高く飛べる特に

play31:12

した方向が重要これらのポイントが抑え

play31:15

られると高く飛びやすくなると思います

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片足踏切両足踏切それぞれのジャンプの

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動作的特徴と高く飛ぶためのポイントの

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内容がわかってきたでしょうかしかし

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バスケの試合ではジャンプ動作だけに集中

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して動けるわけではなくドリブルから

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ジャンプしたりパスキャッチからジャンプ

play31:30

したりボールを伴って飛ぶことが多いと

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思いますなのでここからはここまでの内容

play31:34

を踏まえてボールありのシチュエーション

play31:36

で飛ぶ時のポイントについて話していき

play31:38

ますボールがあるシチュエーションでも

play31:40

基本的なジャンプ動作のポイントは同じ

play31:42

です特に下半身の動き足の接地の仕方や

play31:46

向きなどはボールのあるなしに関係なく

play31:48

同じように飛べるとボールがあることに

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よってジャンプ力が落ちることを最小限に

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できます一番の違いは上半身特に腕の使い

play31:55

方ボールなければ全力で調整できるし腕を

play31:58

振り上げやすいでもボールがあることで腕

play32:01

の動きには制限がかかりますこの制限に

play32:03

対してうまく対応するポイントは2つ

play32:05

ボールの保持の仕方とボールを下から上に

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上げる時のボールの動かし方ですまず

play32:10

ボールがある時のジャンプで気をつけて

play32:12

おきたいのはボールの重さによって

play32:14

ジャンプの動きを邪魔されないようにする

play32:16

ことですそのためにボールの保持をどう

play32:18

するかは結構大事です

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具体的にはボールを動かす方向に対して横

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から持たないこと

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常にどちらかの手だけでボールを支え

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られる状態で保持すること

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基本的には右側にあれば右手左側にあれば

play32:31

左手でボールを支えられる状態を作ること

play32:33

ですこれができているどうか確認する方法

play32:36

play32:37

片手で持っていてもボールを落とさない

play32:38

位置に手があるかどうかを見ますこうする

play32:40

ことでボールを動かす時に支えている手で

play32:43

グッとボールを押し出しやすくなるので

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ジャンプ動作に合わせてボールを動かし

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やすくなり

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ジャンプ力の低下を最小限に抑えられます

play32:49

ボールを動かす方向に対して横から支えて

play32:52

いるとボールを動かすのに効率が悪く

play32:55

余計な力を必要としますそうするとボール

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の重さがジャンプの動きを邪魔するので

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高く飛びにくくなってしまいますボール

play33:01

保持の仕方に注意しつつボールを下から上

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に動かす際はボールを支えている手からの

play33:06

力を中心にすくい上げるようにあるいは

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押し出すようにボールを動かしていくと

play33:11

重たさを感じにくくなりますまたボールを

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動かす軌道は斜め下から上に切るように

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動かすと

play33:16

ジャンプをするための体の動きを制限され

play33:18

にくくしてボールをコントロールすること

play33:20

ができますもちろんボールを持って

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ジャンプするということはバスケでは近く

play33:23

にディフェンスがいるなんていうことも

play33:25

多いはずです

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ディフェンスからボールを守るためにこの

play33:28

ポイントが守ることができないそれは仕方

play33:30

のないことでボールコントロールやボディ

play33:33

コントロールを優先して違う動きになる

play33:35

ことを嫌がる必要はありませんスティール

play33:37

されたりしては意味がありませんボールを

play33:39

伴ってジャンプする場合は色々な状況で

play33:41

うまく対応できるようにスキル

play33:43

トレーニングに励むことが大事になってき

play33:45

ますその中で高くトップポイントをどこ

play33:47

まで再現できるかで飛びやすさが大きく

play33:49

変わってくることを頭の片隅に入れておい

play33:52

てもらえればと思いますということでこれ

play33:54

で原理と動作の面で一通りの解説が完了し

play33:57

ましたでもここまでの説明は理論的な話

play33:59

だったので目指すべき理想の形は理解して

play34:02

もらえたけど

play34:03

具体的にどこをどうやって鍛えるのかどう

play34:05

やってジャンプの練習をしていけばいいの

play34:07

かっていうところが見えてこないと思い

play34:08

ます実はどんなトレーニングをするべきか

play34:11

というのは私たちトレーナーから見た時に

play34:13

非常に難しい問題ですなぜなら目標とする

play34:16

レベルが同じだとしてもトレーニングする

play34:18

選手個人個人の状況はバラバラ

play34:21

スタートラインが違う状態なので

play34:23

適切なトレーニングメニューをバラバラに

play34:24

なるからですなのでこれをやれば誰でも

play34:27

確実にジャンプ力が10cm上がります

play34:28

みたいなことは言えませんとはいえこう

play34:31

いう鍛え方をするといいよっていう傾向は

play34:33

あるので今回はそれを中心にお話しして

play34:35

いきます

play34:36

ジャンプ力アップに関わるトレーニングの

play34:38

考え方について説明する前に

play34:40

ジャンプ動作に大きく関わる筋肉について

play34:42

見ていきましょう

play34:43

ジャンプ動作に影響の大きい筋肉について

play34:45

知っておくことでこの後話すトレーニング

play34:47

によってどこをどう鍛えて

play34:50

ジャンプのどんな要素に効果があって

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ジャンプ力が上がるのかを理解しやすく

play34:53

なるはずですトレーニングによって

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ジャンプ力が上がる科学的な流れをある

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程度理解しておいた方がトレーニングの

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効果も高まりますまずは大臀筋お尻の筋肉

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の大部分を占める大臀筋は

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骨盤から大腿骨につながっている筋肉で

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股関節を曲げると伸びて

play35:09

股関節が伸びると縮みます

play35:11

腿裏の筋肉であるハムストリングスは

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骨盤から膝下までつながっていて大臀筋と

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同様に

play35:17

股関節が曲がると伸びて

play35:18

股関節が伸びると縮みます大臀筋と違うの

play35:21

は膝下の骨までつながっているのでひざ

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関節の動きにも関連していること

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膝が曲がると縮んで

play35:29

膝が伸びると伸びていく筋肉です

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太ももの前側の筋肉である大腿四頭筋群は

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骨盤や大腿骨から

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膝のお皿を通して膝下の脛の骨まで

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つながっています

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膝が曲がると伸びて膝を伸ばすと縮むので

play35:42

ハムストリングスとは逆の動きをします

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ふくらはぎの筋肉である

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硬い三頭筋は大腿骨やすねの骨から踵に

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つながっていてかかとの近くは筋肉から腱

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に変わってアキレス腱となって踵に繋がり

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ますつま先を上げると伸びてつま先を

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下げると縮みますアキレス腱は筋肉と比べ

play36:01

てとても硬い腱という組織になるので

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筋肉のような柔軟性はなくものすごく硬い

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ゴムのような状態になっています今紹介し

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た大臀筋ハムストリングスだいたい

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ストーキング

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硬い三頭筋とアキレス腱これらの筋肉と腱

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がジャンプ動作に大きく関わっているので

play36:17

これらの筋肉を中心に鍛えることで

play36:20

ジャンプ力が向上しやすいと言われてい

play36:21

ますただしさっきも言った通りどうやって

play36:24

鍛えるかこれがとても重要です

play36:26

着たい方は具体的に考えるには筋肉の作用

play36:29

も知っておきたいところです

play36:31

筋肉は収縮することで力を発揮して私たち

play36:34

の関節を動かすことができますただし筋肉

play36:36

の力の発揮の仕方はいろいろあって大きな

play36:39

パワーを一瞬で発揮する方法も一定の力を

play36:42

長く発揮する方法もあります

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ジャンプ動作で重要なのはもちろん大きな

play36:46

パワーを一瞬で発揮する方法です

play36:49

筋肉も腱も

play36:50

身長短縮サイクルといって自分の意志で

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収縮するのではなく

play36:54

急に引き伸ばされた反動で収縮を行うと

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通常の1.2倍ぐらいのパワーが発揮

play36:59

できるという作用があります分かりやすい

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例を出すとこんな感じで深く沈んだ状態

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からジャンプするよりも一瞬沈んでその

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反発でジャンプした方が高く飛べる動き

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ですこれは身長短縮サイクルを利用して

play37:11

瞬間的に筋力が上がってその力を利用して

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飛んでいるのでジャンプ力が高くなって

play37:15

いるわけです簡単に言うと

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勢いをつけた方が筋肉も一瞬で大きな

play37:19

パワーを発揮しやすいということですね

play37:21

そしてこの一瞬で引き伸ばされる力が急激

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でしかもとても大きな力になると

play37:27

硬い組織である県は

play37:28

急激な引き伸ばしによって切れてしまわ

play37:30

ないように防御反応を示しますこの防御

play37:33

反応によってつながっている筋肉を勝手に

play37:35

収縮させて

play37:36

腱が切れることを防ごうとするんですが

play37:37

この時の収縮で出るパワーが

play37:40

身長短縮サイクルよりもさらに大きな

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パワーになりますこの防御反応的な収縮の

play37:45

動きが

play37:46

身長反射と言います

play37:48

慎重反射というキーワード皆さん覚えてい

play37:50

ますか両足踏切のジャンプ動作の説明で出

play37:53

てきましたね

play37:54

踏切ステップである左足は

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踵を設置させない方がいいなぜなら身長

play37:59

反射によって大きなパワーを発揮させたい

play38:01

からと話しましたそうですこの慎重反射が

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これです

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踵をつけないように設置することで

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アキレス腱が急激に伸ばされるので

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慎重反射によって硬い三頭筋が大きな

play38:11

パワーを発揮して高く飛びやすくなると

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いうわけです両足踏切のジャンプでは動作

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が洗練されると右アジの設置時間は0.3

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秒から0.4秒左足の設置時間は0.1秒

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から0.2秒に近づいてくると話しました

play38:24

がこの接地時間の差

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身長短縮サイクルと

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慎重反射のパワーを発揮する速さの違いに

play38:30

も大きく関わっています

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踵から設置する右足は身長短縮サイクル

play38:35

踵を設置しない左足は慎重反射によって

play38:37

主にパワーを発揮するので

play38:40

爆発的な力を同時に両足から得てジャンプ

play38:42

することができます

play38:43

身体操作的に後から設置する左足が右足

play38:46

よりも接地時間が短くても十分なパワーを

play38:49

発揮することができるのはこういう理由が

play38:50

あります両足踏切のジャンプの後頭

play38:53

テクニックとして紹介した両足同時に設置

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する飛び方は両足で身長反射によって

play38:58

パワーを発揮しジャンプするので

play39:00

設置の仕方が難しいこともありますし飛ぶ

play39:02

ためのタイミングがシビアになることも

play39:04

あって難しい飛び方になるというわけです

play39:06

ここまでの筋肉の左右について内容を

play39:09

踏まえてようやくトレーニングについて

play39:10

話すことができます

play39:12

ジャンプ力アップに限らずですが

play39:14

具体的にトレーニング方法を考えるときは

play39:16

トレーニング目的の設定がとても大事です

play39:19

ジャンプ力を上げるというのは

play39:20

トレーニングの目的としては大雑把という

play39:22

か目的の深さを考えた時にまだまだ浅いの

play39:25

でなぜそのトレーをやるのかを判断する

play39:27

ためにもう少し深い目的をしっかり理解し

play39:30

てトレーニングを実践しジャンプ力アップ

play39:32

につなげます

play39:33

ジャンプ力を向上させるためのトリミング

play39:35

目的は大きく3つに分けることができます

play39:37

1つ目は筋力の向上

play39:40

筋力の向上はイメージしやすいですよね

play39:42

簡単に言えばどれだけ重いものを扱えるか

play39:45

を目的にしたトリミングをします

play39:47

ジャンプに必要な筋肉が発揮できる力の

play39:49

大きさを伸ばしていきます

play39:51

ジャンプ力アップの場合は先ほど説明した

play39:53

5つの大臀筋ハムストリングス大腿四頭筋

play39:57

硬い三頭筋とアキレス腱を鍛えることが

play39:59

特に効果的と言われていますそのため

play40:02

スクワットやデッドリフトを基本とした下

play40:04

半身から体幹部を鍛えるウエイト

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トレーニングを選択することがほとんど

play40:07

です

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筋力アップが目的の場合自分が扱える一番

play40:11

重たい重量いわゆる

play40:13

MAX重量の70%から80%ぐらいの重

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さで3から5回上げるのを1セットにして

play40:19

3から5セットぐらいのプログラムを組む

play40:22

ことが多いです

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筋トレなりしていない人ほど下半身中心に

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鍛えることで

play40:26

迫力には大きな影響を与えますが最終的に

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レベルが上がってくると全身鍛える必要が

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あります2つ目はrfdの向上

play40:35

rfdという単語は聞き慣れない人も多い

play40:37

と思いますが日本語では力の立ち上がり率

play40:40

と言います

play40:41

詳しく説明しようとすると

play40:42

微積分の話しや力積の話が必要になって

play40:45

難しくなってしまうのでここでは簡単に

play40:48

rfdが高いほど一瞬で発揮できるパワー

play40:51

が大きくなるということを理解しておいて

play40:53

くださいそれを伸ばすことを目的にした

play40:55

トレーニングをします両足踏切の動作説明

play40:57

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設置から踏切まで0.1秒とか0.3秒

play41:01

みたいな数値が出てきましたがそれぐらい

play41:03

一瞬の時間で大きな力をどれだけ発揮する

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ことができるのかを決めるのがこのrfd

play41:08

です

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rfd工場を目的にしたトレーニングでは

play41:11

重たいものをできるだけ早く動かせるよう

play41:13

にするような種目が良いとされています

play41:15

そのためパワークリーンやスナッチのよう

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な連動性の高いトレーニングを選択する

play41:20

ことが多いですウエイトリフティング系の

play41:22

種目以外でもrfd向上を狙いやすい

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トレーニング種目はたくさんあるですが

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ウエイトリフティング系のトレーニングは

play41:28

特に効果が高いと言われていますただし

play41:31

フォーム習得が難しいトレーニングでも

play41:33

あるので実践する場合はきちんとフォーム

play41:36

指導ができるトレーナーに最初は教えて

play41:38

もらいましょう

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rfdの話をすると

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勘違いされてしまうことが2つあって

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筋力向上のためにやるようなウェイト

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トレーニングは

play41:46

ゆっくり力を出すことになるから意味が

play41:48

ないとか

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軽い重量で素早くスクワットをしたりすれ

play41:51

play41:52

rfdは向上するんじゃないかっていう

play41:54

ことを言われますこれらは大きな勘違いな

play41:56

ので注意してくださいまずゆっくり力を

play41:58

出すウエイトトレーニングは意味ないん

play42:00

じゃないかという点についてですが

play42:02

rfdはあくまで最大のパワーを一瞬で

play42:05

発揮できるかどうかを決める能力なので

play42:07

そもそも筋力が低ければどれだけrfdが

play42:11

高くても発揮できるパワーも小さくなり

play42:13

ます同じ力でボールを押すと考えた時に

play42:16

ゆっくり同じ力で押すよりも一瞬の力で

play42:19

ボールを弾いた方がボールは早く動きます

play42:21

しかし

play42:22

弾く力がそもそも弱ければ大きな力で

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ゆっくり押すよりもボール時は遅くなって

play42:27

しまうので

play42:28

弾口からそのものを大きくするために

play42:30

ウエイトトレーニングなので筋力の向上は

play42:32

とても大事です次に

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rfdを向上させるなら

play42:36

軽い重量で素早くスクワットした方が効果

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が高いんじゃないかという点についてです

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が先ほど話した通りできるだけ短時間で

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できるだけ大きなパワーを発揮することが

play42:46

重要なので

play42:47

軽い重量でどれだけ素早く動かしたところ

play42:49

で一瞬で動かす感覚は身についても一瞬で

play42:53

発揮するパワーは向上しませんなので

play42:55

できるだけ重たい重量でやることが重要

play42:57

ですだからウエイトリフティングのような

play42:59

種目がジャンプ力アップに効果的と言わ

play43:01

れるわけです

play43:02

ジャンプトレーニングをしていない

play43:03

ウエイトリフターの選手がめちゃくちゃ

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ジャンプ力が高い理由でもあります3つ目

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は身体操作技術の向上

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ジャンプ力アップのためにはパワーの元に

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なる筋力そして

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筋力をジャンプ動作の一瞬で発揮できる

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ようにするrfdそれらをジャンプ動作に

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還元つまりジャンプ動作に行かせるように

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することも重要です

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身体操作技術の向上とは筋力をジャンプ力

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に活かすにジャンプ動作自体を無駄のない

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綺麗な動作にすることを目的にした

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トレーニングをすることです基本的には

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この動画で説明した理想的なジャンプ動作

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を目標に

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繰り返しジャンプをすることが身体操作

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技術向上のトレーニングになりになるはず

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です全力でジャンプを繰り返すことで

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ウェイトトレーニングやウエイト

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リフティングとは別に

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筋力の向上

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rfdの向上も期待できますただいくら

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ジャンプを繰り返しても理想的なジャンプ

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動作に近づけられない人もいますそうした

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人たちは現状の分析と何が不足していて何

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を修正すればいいかを判断できていない

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ことが多いですそれらの課題を

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ピンポイントで指導するのが私のような

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身体操作コーチの役割だったりします

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筋トレと違って

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身体操作技術の向上のためにやることは人

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によって結構バラバラです

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柔軟トレーニングが必要な人もいれば体の

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アライメントを整える必要がある人もい

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ます地面に正しく立つ練習から始める人も

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います

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身体操作技術の向上は人によってやること

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が大きく変わるのが特徴といえますこの3

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つの目的はそれぞれが独立しているわけで

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はなく

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ジャンプ力を上げるための一連の

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トレーニングとして繋がっています

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筋トレから身体操作技術向上に

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トレーニングが変わっていくに従って実戦

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動作つまり

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ジャンプ動作そのものに近いトレーニング

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になっていきます

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rfd向上のためのウエイトリフティング

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系のトレーニングはその中間という感じ

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ですこの3つの目的によって鍛えられる

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筋力

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rfd

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身体操作技術それぞれがバランスよく伸び

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ていくことで

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ジャンプ力は最大限伸びていくというわけ

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ですトレーニングの目的はそれぞれの目的

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に特化しないといけないわけではなく

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トレーニングをする人の状況や体の状態に

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よって2つの目的を両立させるような中間

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的な目的のトレーニングをやることもあり

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ますただし3つの目的は一直線上に並んで

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いるような関係なので

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筋トレとrfd向上

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rfd向上と身体操作技術向上の目的は

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中間が取れますが

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筋トレと身体操作技術向上は

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rfdを飛び越えるような関係になるので

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この2つの目的を掛け合わせた

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トレーニングを選ぶことは得策とは言え

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ません

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具体的にどういうことかというと全力で

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ジャンプする練習をする時に

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筋力向上も狙いたいからと手足に重りを

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つけたり背中に重りを担いでジャンプ練習

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をするみたいなことは絶対やめてください

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確かに目的としては

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身体操作技術向上と筋トレの両方を狙って

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いると言えますしかしこのやり方は

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怪我のリスクを大きくしてしかもそれぞれ

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の目的のトレーニング効果は小さくなって

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しまい中途半端になります

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筋力を上げるならしっかりバーベルを担い

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でしっかり重たい重量を上げる

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身体操作技術を上げたいならきちんと全力

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で飛べる状態でやるというのは基本になり

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ます以上のようにトレーニングの目的を

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はっきりさせてトレーニングプログラムを

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組み立てることで効果的なトレーニングを

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実践しやすくなるでしょうとはいえ科学的

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知見に基づいて目的に合わせた

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トレーニングの組み立て方なんてわから

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ないという人の方が多いと思いますそんな

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時に出番になるのが私たちのような

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ストレングス講師と呼ばれる体を鍛える

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ことを専門としているトレーダーです

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科学的な知識を持つトレーナーに相談する

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ことでケガのリスクを抑えて

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ジャンプ力アップにつながる効率的な

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トレーニングプログラムを組み立ててくれ

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ます

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合わせてトレーニングフォームの指導をし

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てもらえれば

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効率的にトレーニングを実践できるので

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身近にストレングスコーチがいる場合は

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積極的に相談してみましょうもちろん

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私自身もこうしたトレーニングプログラム

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の作成を行っていますのでこの後紹介する

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案内に従って相談のご連絡もお待ちしてい

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ます注意したいのは独学でトレーニング

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プログラムを組み立てる場合です特に

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SNSで流れているような情報を参考に

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する場合は要注意です

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SNSで流れているトレーニングの情報は

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トレーニング自体は正しく効果のあるもの

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ばかりですが何が鍛えられてどんな効果が

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あるのかそしてそれがジャンプ動作にどの

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ような影響を与えてジャンプ力アップに

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つながるのかどんな人に必要でどんな注意

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点があるのかきちんと説明されているもの

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は非常に少ないですなので発信されている

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トレーニングの目的が何なのかそれが判断

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できなければ皆さんがジャンプ

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トレーニングとして取り組むには情報が

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不足している点には注意して利用して

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ください本当は別のトレーニングをやった

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方が効果的なのに流行っている

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トレーニングに踊らされてなかなか

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トレーニングの成果が出ないという人が

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増えないようにここでしっかり理解して

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おきましょう

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ここまで高く飛ぶ物理的原理理想的な

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ジャンプ動作そしてそれを実現するための

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トレーニングの考え方と説明してきました

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これでジャンプ力アップに関する情報は

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全部かいいえまだあります今まで見てきた

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のは体のことここからは身につけるものと

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外部の影響ということで場所や床の影響に

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ついて見ていきます

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プレイヤーの人は経験があると思いますが

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履く場所によって飛びやすかったり飛び

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にくかったりいつもと違う体育館で飛ん

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だら高く飛べた

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低くなってしまったなんて経験あると思い

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ますその日の体の調子が違うというのも

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あるんですが

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身につけるものそして飛び上がる力を

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受ける床の影響もジャンプ力に影響を与え

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ますまずはシューズからバスケをしている

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人ならこの場所高く飛べるよと周りに言わ

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れるとついつい気になってしまうと思い

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ますが実際に高く飛べるようになる場所は

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存在するのかというと存在しますただし皆

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さんがイメージしているような誰が配点を

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10cmジャンプ力が上がるみたいな場所

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はありませんなぜならバッシュの特性に

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よってそのその人にとって一番飛べる場所

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というのは違うからです自分が一番高く

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飛べる場所を見つけることが大事なんです

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がそのポイントは2つあります1つ目は

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ぴったりサイジングのものを選ぶことこの

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チャンネルの他の動画でもバッシュの

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ミサイジングがパフォーマンスを避ける

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ことについては解説していますが

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サイジング一つでジャンプ力にも当然影響

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があります特にオーバーサイズで履いて

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いると飛ぶ瞬間の設置で足がシューズ内で

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動いて力が逃げてしまって高く飛べません

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片足踏切のジャンプなら前後方向両脚踏切

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のジャンプなら横方向に特にブレてほしく

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ないので場所のサイジングはジャスト

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サイズを選びましょう2つ目は反発特性が

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自分に合っていることバッシュ機能の一つ

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に反発力がありますが

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反発特性は反発力の大きさと反発を返す速

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さの2つの要素によって決まります

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反発特性が合わないとどれだけ大きな反発

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力を返す場所でも高く飛びにくいです

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むしろ足腰にダメージとして反発力が

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伝わるので

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怪我の原因になったりもしますなので自分

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の体に合う反発特性の場所を見極めること

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はとても大事ですこの2つのポイントを

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押さえてバッシュ選びができると

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ジャンプ力アップだけでなく他の場面での

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パフォーマンスアップにもつながるので

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この動画を見て少しでも不安を感じた人は

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ぜひ一度バッシュのサイジングについて

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見直してみて欲しいと思います続いて床の

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影響ですなかなか意識するのは難しいです

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が普段私たちは重力によって地面に

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押し付けられていることで

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ジャンプするための力を床に伝えることが

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できますそして床から帰ってくる力によっ

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てジャンプするための垂直方向の速さを

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生み出すことができるわけです

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床の違いについては結論からお話しすると

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体育館の床とコンクリートの床だと

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コンクリートの床の方が高く飛びやすい

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です体育館の床は構造的に床下に衝撃を

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吸収するためのバネなどが入っていること

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が多いので

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ジャンプのために地面に力をかけても力が

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いくらか吸収されてしまいますその点

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ストリートコートのようなコンクリートの

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硬い床は変形せず力を大きく返してくれ

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ます

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反発力という点ではストリートコートの方

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が有利というわけです

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ただし床表面が砂埃の覆われていて

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グリップしにくいなどの条件が重なると

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しっかりグリップできる体育館の床の方が

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飛べることがあるのでこの辺りはケース

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バイケースとも言えますそれから

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コンクリートの床の方が反発力が大きい

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ですが逆に反発力が大きすぎて足腰を痛め

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やすい状況にもなりやすいので

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床の硬さに合わせた場所を履いて自分に

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とって一番合う反発になるように調整

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できると

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床の違いでジャンプ力が低くなることを

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防ぎます基本的には体育館の床では硬めで

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反発特性が高いクッションのバッシュ

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アスファルトとかコンクリートの床では

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柔らかめで反発特性が少し低いクッション

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の場所にすると足腰を痛めにくく高く飛び

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やすいと思います人によっては硬い

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コンクリートの床で反発特性の高い場所を

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ガンガン履ける人もいますがそういう人は

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そもそも身体能力が高かったりするので

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自分がどういうレベルの体の状態にあるの

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かもしっかり見極めてジャンプできると

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いいですね

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はいということでジャンプ力アップのため

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のポイントを理論実践動作トレーニング

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外敵要因の4ステップに分けて説明しまし

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た一度この動画を見ただけで全部を理解

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するのは難しいと思うのでほんと何回も

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見直して理解を深めていってほしいと思い

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ますという動きを目指していけばいいのか

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そしてどういう風にトレーニングの仕方を

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考えていけばいいのかその理論的な部分は

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どうなっているのかというのが全部見えて

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くる動画になっているので

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ジャンプトレーニングに励みながら何度も

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見返して頭と体に染み込ませていって

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もらえればと思いますこの動画で得られた

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知識をどんどん実践してもらえれば結果も

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出てくると思うのでぜひ信じてやって

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もらえたらと思います今後もこういった

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バスケのパフォーマンスアップのための

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完全解説動画を作っていこうと思うので皆

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さんが興味あること例えば

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シュート動作とかドライブの仕方とか

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マッシュの選び方とかこのチャンネルで

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発信している内容でもいいですしそれ以外

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でもいいので次に見てみたい完全解説を

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コメントでリクエストしてくださいそれ

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から概要欄にエントリーの公式LINEの

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リンクが貼ってあるのでこれを登録して

play52:23

もらって

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ジャンプ力アップ完全解説特典と連絡して

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もらえればあなたのジャンプ力アップを

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サポートする4つの特典を無料で受け取る

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ことができます無料特典の内容を参考にし

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てトレーニングに取り組めば動画内で解説

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した内容を実践する効率もぐんと上がると

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思うので公式LINEから忘れずにゲット

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しておいてください得点にある動作解説は

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お手本になる動作がたくさん盛り込まれて

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いる資料なのでこの動画の中で解説されて

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いることが正しく実践されるとどのレベル

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のパフォーマンスが目指せるのかっていう

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のがわかると思うので内容を確認して

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モチベーションにしてもらえたらと思い

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ますこの動画の解説や特典資料を見ても

play52:59

自分の現状分析やどうやってトレーニング

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をしていけばいいかわからないという人の

play53:03

ためにエントリーではオンライン始動出張

play53:05

指導も承っているのでより直接的に私から

play53:08

個別アドバイスをもらってゴリゴリと

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ジャンプ力アップを目指したいという人も

play53:12

公式LINEから連絡してくださいそれで

play53:14

は最後にですねこの動画の解説役に立った

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なという人は高評価とチャンネル登録をお

play53:19

願いしますさっき言った次の完全解説の

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リクエストもそうですがこの動画の感想

play53:24

なんかをコメントしてくれると私の

play53:26

YouTube活動のモチベーションに

play53:27

なるのでどんどん書いてもらえると嬉しい

play53:29

です今回の完全解説以外にもNBA選手の

play53:33

動きを物理的目線で解説したスキル解説

play53:35

動画や場所の性能を機械的に測定して比較

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評価しているバッシュレビュー動画もある

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ので引き続きエントレの動画を楽しんで

play53:42

もらえればと思いますそれでは次回の動画

play53:44

でお会いしましょうまたね

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