6歳の子供を連れた親子が軽装で向かったのは「上級者向け」の登山コース。その悲しい結末は…「新潟親子遭難事故」【地形図から解説】

山岳遭難ファイル
8 Jun 202307:50

Summary

TLDR37歳の男性が6歳の息子を連れて登山に出かけるが、装備不足で遭難。25日後に低体温症で死亡しているのが発見された。行方不明となった要因は、分岐点で間違った道を選んで沢に迷い込み、体力的にも装備的にも困難な状況に陥ったことだった。

Takeaways

  • 😢 父子が遭難し、25日後に低体温症で死亡しているのが発見された
  • 😖 遭難現場は登山道から外れた場所で、立ち入り困難な場所だった
  • 😟 父親が救助要請しなかったことが結果的に命取りに
  • 🤔 二人が提出した登山計画書が不十分だったため捜索が遅れた
  • 😓 遭難現場の分岐点で道を間違え、沢に入ってしまった
  • 😢 小さい子どもを連れて危険な山行きをした父親の判断ミス
  • 🙁 適切な装備もなく出発したことが低体温症の原因
  • 😔 交番の警察官が最初の対応を誤り、捜索開始が遅れた
  • 😕 遭難発生当日の連絡を受け取った父親がすぐに救助要請しなかった
  • 🤨 遭難した場所が行動予定と異なるため捜索が大変だった

Q & A

  • 男性と子供はなぜ最初に赤安山の登山を考えていたのか

    -最初は赤安山の登山を考えていましたが、途中で危険と書かれた注意看板を目にし、子連れでの登山は厳しいと感じ、急遽松平山への登山に変更したと考えられます。

  • なぜ5月6日に男性と子供が道を間違えたのか

    -5月6日の分岐点で男性は右側の道を選びましたが、これは実は登山道ではなく沢へ続く誤った道でした。正しい登山道は左側でした。

  • なぜ沢を下ったことで連絡が取れなくなったのか

    -沢を下ると地図にない崖や滝が現れ、先に進めなくなったり、元の場所に戻れなくなることがあります。さらに電波が入らなくなることも多いです。

  • なぜ5月6日以降、男性と子供をすぐに発見できなかったのか

    -男性が提出した登山届に行動予定などの必要な情報が記入されておらず、広範囲を捜索せざるを得なかったことと、遭難現場が登山道から大きく外れていたことが理由です。

  • 警察や捜索隊が最初にどこを捜索していたのか

    -はじめは男性と子供が出した赤安山の登山届を元に、赤安山周辺を捜索していました。

  • 男性登山者が親子の服装を見て驚いたのはなぜか

    -親子は明らかに登山に適した服装でなく、子供は普通の運動靴を履いているのを見て驚いたのです。

  • 残雪期の松平コースはなぜ危険なのか

    -残雪でルートを見失う危険性が高い上、普通の運動靴では滑って転ぶ危険も大きいためです。

  • 男性登山者が親子の行動を心配した理由は何か

    -すぐに暗くなる時間帯で難易度の高い松平コースに小さい子供を連れて入ろうとしていたことを不思議に思ったためです。

  • 遭難現場が登山道から外れていた理由は何か

    -5月6日の分岐点で男性が間違って沢に続く道を選んだため、登山道から離れていきました。

  • 遭難した男性と子供の死因は何か

    -低体温症で亡くなったと見られています。

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