【海外の反応】アメコミを変容させたポリコレ規制!日本のマンガが最後の砦だ!

【海外の反応】日本のうわさ
14 Oct 202212:39

Summary

TLDR日本のマンガが世界的に人気上昇中だが、政治的正しさ(ポリコレ)への対応を迫られる外圧がある。しかし、マンガには元来政治性があり、西洋作品以上だとの指摘もある。日本のマンガ家やファンはアイデンティティを失うことなく、自由な表現を守っていくべきだ。

Takeaways

  • 😲 日本のマンガは世界中で人気上昇中
  • 😰 政治的正しさの圧力がマンガ業界に影響し始めている
  • 🤔 マンガ家はグローバルスタンダードへの適合を迫られている
  • 😠 海外のファンは日本のマンガを守る必要性を訴える
  • 😡 ある大学教授は作家に政治的メッセージの挿入を要求
  • 💪 日本のマンガ・アニメを「世界の希望」とする声も
  • 📝 米国のサイトが日本マンガの政治性を指摘する論考を掲載
  • 🤨 手塚治虫や宮崎駿の古典マンガにも政治性アリと主張
  • 😕 論考への反応の中には疑問を呈するものもあった
  • 💭 マンガに政治性があることは良いことだとする意見も

Q & A

  • アメリカでの日本のマンガの売り上げは2021年にどれくらい増加しましたか?

    -「マンガ」の売上は前年比で171%も増えました。

  • 「グラフィックノベル」とは何ですか?

    -「グラフィックノベル」は、アメリカで分類される日本のマンガのカテゴリで、ビジュアルで物語を語る本やコミックを指します。

  • 「Political Correctness」通称「ポリコレ」とは具体的に何を意味していますか?

    -性別や民族、宗教など、社会の特定のグループの人たちに不快感や不利益を与えないように意図された政策や対策のことです。

  • なぜ一部の人々はポリコレを「行き過ぎた言葉狩り」と感じていますか?

    -本来は差別をなくす目的であるものが、過剰に適用されることで表現の自由を抑圧していると感じられるためです。

  • 赤松健さんと小林琢磨さんは、マンガの海外進出についてどのような見解を示しましたか?

    -外圧による政治的な正しさの導入と、グローバルスタンダードに合わせる圧力が増していると述べています。

  • 日本のマンガが世界で受け入れられる理由は何ですか?

    -独特の表現や残酷な描写がむしろ良さとして、世界中で驚きと共に受け入れられているからです。

  • 日本のマンガに政治性は存在するのでしょうか?

    -「鉄腕アトム」や「風の谷のナウシカ」など、政治的なテーマやメッセージを含む作品があり、マンガにも政治性は存在します。

  • 日本のマンガが政治的であることについて、海外の反応はどうでしたか?

    -一部の読者は日本のマンガが政治的であることを認めつつ、その批判的な表現やメッセージの組み込み方を評価しています。

  • 「ポリコレ」問題に対する日本のマンガ業界のスタンスはどうあるべきだと思われますか?

    -短期的な勝ち負けに捉われず、エンタメとして自分たちが誇れる作品を作り続けることが大切だとされています。

  • マンガの政治性がアメリカのコミック業界に与える影響は何ですか?

    -日本のマンガが政治性を含む一方で、西洋のコミック業界ではLGBTQのキャラクターの増加など、異なる形での政治性が表現されており、市場における日本のマンガの成功がその影響を示しています。

Outlines

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😞海外マンガファンから日本マンガへの不安の声

日本のマンガが世界的に人気だが、政治的正しさ(ポリコレ)への対応を迫られ、作品の自由が失われるのではないかという海外のマンガファンからの不安の声が紹介される。日本のマンガ家がこの事態を懸念する発言も紹介されている。

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😤アメリカの記事が日本マンガの政治性を指摘

アメリカのエンタメサイトに掲載された記事で、日本マンガにも政治的なメッセージが含まれていると指摘し、アメコミへの批判を反論していることが紹介される。手塚治虫や宮崎駿、荒木飛呂彦の作品などを例に挙げている。

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😌日本マンガの政治性は自然な表現

記事に対する海外のコメントで、日本マンガの政治性は物語に自然に織り込まれたもので、アメコミのように人物を引用する風刺とは異なる点を指摘するものがあった。ドラゴンボールまで政治的と解釈するのは行き過ぎだとする意見もあった。

Mindmap

Keywords

💡マンガ

ビデオの主題は日本のマンガの人気と、それに対する政治的圧力の増大です。マンガは日本の主要な文化的輸出品であり、最近では海外でも人気が高まっています。しかし一方で、過激なポリティカル・コレクトネスの要求がマンガにも及びつつあるという指摘があります。

💡ポリティカル・コレクトネス

ポリティカル・コレクトネス(政治的正しさ)は、マイノリティへの配慮を意味しますが、その行き過ぎが問題視されています。ビデオでは、ポリコレの要求がマンガにも及んでいることが指摘されています。

💡植民地主義

ポリコレを名目に他国の文化を変容させようとすることは、新たな形の植民地主義であるとの指摘が海外の視聴者からありました。日本のマンガ文化はその独自性ゆえに海外で支持されているという見方です。

💡表現の自由

クリエイターには表現の自由が保障されるべきで、政治的義務を押しつけるべきではないという主張が視聴者からありました。これはマンガ文化を擁護するbigな論拠の一つです。

💡文化の独自性

日本のマンガ文化は独自の発展を遂げてきました。その独自性ゆえに海外でも評価されているという見方がクローズアップされています。文化の均質化や画一化への警鐘と捉えることもできるキーワードです。

💡グローバル化

日本のマンガが世界に目を向けるにあたり、グローバルスタンダードへの適合が求められることがあったりします。これが時にマンガ文化の独自性や魅力を損なう可能性があると懸念する声が上がっています。

💡文化摩擦

異なる文化が接触することで、考え方や価値観の違いから摩擦が生じることがあります。マンガをめぐる議論も、東西それぞれの文化的背景の違いが関係していると考えられます。

💡国益

マンガは日本の主要な文化的輸出品です。マンガ文化の保護は国益にもかかわる問題であるという側面があります。

💡言論の自由

マンガ家が自由に表現できる環境が脅かされることへの危惧が表明されています。創作活動を保障する言論の自由が毀損される可能性が指摘されているのです。

💡文化帝国主義

ポリコレを名目にマンガ文化への介入を試みることは、文化的帝国主義であるといった批判的見解が示されています。西欧中心主義的傾向への牽制という側面があります。

Highlights

日本のマンガが世界中で急速に人気を集めている

日本のマンガに政治的圧力が加えられることへの不安がある

ポリコレは本来差別をなくすためだが、最近は行き過ぎた言葉狩りだと批判される

アメコミ業界はポリコレの影響を大きく受け政治的配慮をしている

日本のマンガが世界を目指す中で海外から配慮要請が来ている

短期的勝ち負けではなく自分が誇れるエンタメをつくることが大切

日本のマンガ・アニメの良さはそのままでいてほしいという海外の声

ポリコレを押しつけるのは植民地主義と同じであるという指摘

日本のマンガが政治的であるとするScreen Rantの記事

日本の代表作にも政治性が含まれているとする例示

LGBTなどでも日本は海外以上に進んでいるとする主張

あまり政治的でなくても政治性が含まれるという主張

記事への批判的コメントが多数寄せられている

ストーリーに政治を自然に織り込むのと強引に引用することは違うと

日本のマンガ家なら創造的に社会問題を探求する作品を作るだろうと

Transcripts

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今や日本国内のみならず、世界中で愛されている日本のマンガ。

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アメリカで日本のマンガは「グラフィックノベル」というカテゴリに分類されますが、

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NPD BookScanが発表した「2021年・北米グラフィックノベル売上データ」によると、

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マーベルやDCなどの「スーパーヒーロー・コミック」が前年比2.3%増だったのに対し、

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なんと「マンガ」の売上は前年比で171%も増えています。

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この数字からも、アメリカやカナダで日本のマンガが急速に人気を集めていることがわかります。

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しかしそんなマンガに対し、政治的圧力が強まるのではないかといった不安の声が海外のマンガファンの間からあがっています。

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今回は、「MANGAを守れ!世界に広まるポリコレ問題」をテーマにお届けします。

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「Political Correctness」通称「ポリコレ」は、性別や民族、宗教など、

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社会の特定のグループの人たちに不快感や不利益を与えないように意図された政策や対策のこと。

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本来は差別をなくすためのものですが、最近は「行き過ぎた言葉狩り」として忌み嫌う人が増えてきました。

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アメリカのコミック業界も例に漏れず、キャラクターの人種や性別に配慮するなど、ポリコレの影響を大きく受けています。

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当然このような事態を快く思っていないアメリカのコミックファンも多いわけですが、

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彼らの間で、日本のマンガ業界人のポリコレに関する発言が話題になっていました。

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2020年12月に開催されたオンライントークフェス「漫画家ミライ会議」、このイベントの中で漫画家・赤松健さんと、

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漫画のデジタル配信サービスなどを手掛けるナンバーナインの代表・小林琢磨さんがマンガの海外進出について語りました。

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赤松さん: 「政治的な正しさを漫画や映画にも導入しなさい」といった外圧が来ています。

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日本の漫画は、『鬼滅の刃』や『進撃の巨人』などでも見られるように、けっこう残酷だったりするけど、

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それが良さだし、世界でも驚きを持って迎えられています。

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しかし日本漫画が世界を見据える段階になった今、もっとグローバルスタンダードに合わせろといった圧力が現場に来ています。

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小林さん: 10年前って今みたいにポリコレ、ポリコレって言われてなかったじゃないですか。ここ最近ですよ、言われだしたの。

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これがこの先もスタンダードになる可能性はゼロではないですけど、また変わる可能性もありますよね。

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だから短期的な勝ち負けではなく、「エンタメとして自分が誇れるものを常に作っていく」ってことが、大事なんじゃないでしょうか。

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この二人の発言に対する海外の反応をご紹介します。

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■親愛なる日本の皆さん、あなたたちの芸術を変化させようとする人たちのことは無視してください。

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今あなたがうまくいっているのは、あなたがあなたであるからです。

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■日本がポリコレに抵抗してくれるなら、オレは日本のマンガを買い続けるぜ。

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■ポリコレはとても腹立たしいわ。私は作家になりたいんだけど、大学のせいで躊躇しているの。

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ある教授は、「ヤングアダルト小説を書く作家は、作品の場を政治活動に利用すべきだ」と言ったわ。

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私は、政治について書かなければならないとか、活動家のための物語を作らなければならないとか、

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白人以外のキャラクターについて書いてはいけないとか、そんなことはしたくないの。

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作家には好きな物語を語る自由があるべきだし、政治的な義務を負わされる筋合いなんてない。

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大学に通い始めてからというもの、何を書いても文句を言われるんじゃないかと思えて・・・書くことが難しくなってしまったわ。

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■日本はこれからも戦い続けてくれ。あなたたちはエンタメにおける唯一の希望だ。

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■親愛なる日本よ、決して変わらないでください。誰にも、特に正義中毒者にあなたを変えさせてはなりません。

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我々はありのままのあなたたちを愛しています。

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■反植民地主義の連中が他国を植民地化しようとしてるんだから笑えるぜ。

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■↑なぜなら奴らがやってることは、植民地主義や白人至上主義、人種差別とは何の関係もないからだよ。

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そういった主張は嘘っぱちで、本当のところは単に「力」が欲しいだけなんだ。

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「口先の正義」で無知な大衆を戦いに引きずり込んで、最終的には自分たちが権力を握るって魂胆さ。

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■主よ、意識高い系の奴らが国産コミックを全て殺してしまいました! どうか輸入物だけはお救いください!

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アメリカのエンタメ情報サイト「Screen Rant」に、「日本のマンガも政治的である」といった内容の記事が掲載されました。

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この記事の著者は、アメコミのポリコレ対応を肯定するために、日本のマンガを引用したようです。

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記事の内容を抜粋してご紹介します。

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日本のマンガが人気なのは政治性がないためだと主張する人が多いが、よく見ればマンガにも政治性が込められていることがわかる。

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マーベルが、当時の大統領候補ドナルド・トランプをモデルにした敵キャラを登場させると、

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多くの人が即座に日本のマンガの非政治性と比較し、マーベルを批判した。

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西洋のマンガファンの間では、マンガの成功は作品に政治的メッセージが含まれていないからだとよく言われる。

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しかし、日本の最も影響力のあるマンガの多くをよく見てみると、

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政治的なテーマやメッセージ、表現が深く組み込まれていることがわかる。

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手塚治虫の代表作「鉄腕アトム」は、ディズニーのかわいいアニメとアメリカの勇敢なスーパーヒーローを組み合わせたマンガだが、

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この作品は政治的な側面も持っていた。

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反戦、環境保護主義者で知られる手塚は、これらのテーマを「鉄腕アトム」に織り込んだ。

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例えば、ベトナム戦争中の1969年に発表された「ベトナムの天使」は、鉄腕アトムがベトナムの村をアメリカ軍から守る話だ。

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また、有名な映画監督の宮崎駿は漫画家としても長い間活躍していたが、

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彼の代表作「風の谷のナウシカ」には、宮崎駿を語る上で欠かせないテーマが多く含まれている。

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手塚同様、宮崎はマンガという媒体を使って、戦争の無益さと環境を大切にすることの重要性を描いた。

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環境保護主義や、環境を制御しようとする人類の愚かさといったテーマは、この物語にとって絶対に欠かせないものだ。

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さらに、サイバーパンクの古典である「AKIRA」にも政治性が含まれている。

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このマンガの重要なプロットは、日本政府によるオリンピックスタジアムの建設だ。

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ネオ東京の人々が直面している途方もないレベルの貧困と窮乏を考えると、

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読者が導き出すべき明白な結論は、このスタジアムはお金の無駄遣いであるということで、つまり政府と国民の分断を表現しているのだ。

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また「AKIRA」は、若者の暴力、経済的不平等、警察の横暴といった社会問題も描いている。

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そして、これら3つの古典的なマンガは、現在のマンガ家にも影響を与え続けているのだ。

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西洋のコミック業界を批判する人々は、最近LGBTQのキャラクターをより多く登場させたことが、

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伝統的なスーパーヒーローコミックの売り上げを減少させていると主張するが、

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日本のマンガでも西洋と同等かそれ以上に進んでいることを考えると、これは奇妙な話だ。

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1994年の「美少女戦士セーラームーン」では、セーラーウラヌスとセーラーネプチューンというレズビアンカップルが登場するし、

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攻殻機動隊の草薙素子はレズビアンか、少なくともバイセクシャルだ。

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また、マーベルが政治家を超悪玉に仕立てたことに文句を言う読者がいるが、

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「DEATH NOTE」ではまったく同じことを、しかもまったく同じ政治家に対して行った。

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読み切り番外編の中で、ドナルド・トランプがデスノートを受け取るが、

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彼が臆病過ぎてデスノートが使えなかったという露骨なパロディを展開している。

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これらの例を見れば、マンガがマーベルやDCの出版物と同じように政治的であることは明らかだろう。

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しかし、あまり政治的な主張が目立たない作品であっても、やはり政治的であることには注意すべきだ。

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「ドラゴンボール」のような作品は、それほど政治的なことを前面に出していないかもしれないが、

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それでも政治的な文脈の中に存在し、意図的かどうかは別として、政治的なメッセージを伝えているのだ。

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良くも悪くも、すべてのメディアは、それを作り出した文化の価値観や信念を反映しているという点で、政治的と言える。

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マンガが政治的でないと言うのは、ただ間違っているだけでなく、

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日本の偉大なマンガ家が創り出す豊かでリアルな世界に対して失礼ですらあるのだ。

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それでは、この記事に対する海外の反応をご紹介します。

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■「DEATH NOTE」では、トランプ大統領の登場が、たとえ作家の個人的な感情表現だったとしても、

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その批判は数コマで収まるものではなく、権力、支配、責任といった作品全体のテーマを自然な形で間接的に表現している。

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逆に、マーベルの風刺画はトランプを叩くためだけに存在している。

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巧妙でもなく、示唆に富むものでもなく、ただ2ページにわたって作家が憂さ晴らししているだけだ。

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■人々がエンタメを見るのは空想にふけるためだろ?

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イデオロギーを説く手段としてエンタメを使うにしても、政治的なメッセージよりも楽しさを優先させなきゃ。

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アメリカには、物語展開やキャラ立ちを後回しにしてでもメッセージを押し付けようとする作家が多すぎるよ。

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だから、コミック市場でアメリカは日本にこてんぱんにされるんだ。

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■政治的なものを自然な形でストーリーに織り込むのと、現実の政治問題や人物を安易かつ強引に引用するのは全然違う。

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皆が言ってる「政治的」ってのは後者なんだが、彼らにはまだ理解できないようだね。

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■↑いや、彼らはわかったうえでやってると思うよ。彼らは活動家のほうを支持しているからね。

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■もし、日本のマンガがマーベルやDCの作品と同じくらい政治的だったら、彼らはさまざまな社会問題を創造的な方法で探求するんじゃないかな?

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きっと日本のマンガ家たちは、読者に考えさせるような作品を作るだろうし、実際そういった才能を持っているはずだ。

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それに彼らは独創的で多様なキャラクターを創造しているが、人気キャラの人種を変えたり、ノンケをゲイにするような真似はしないだろう。

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■まったく・・・ドラゴンボールまで政治的に見えるなんて、どうかしてるぜ。

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最後までご覧頂き、ありがとうございます。

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