【スペシャル対談】森山未來× 建築家・隈研吾

「アートと出会う」現代アート専門番組【MEET YOUR ART】
24 Dec 202116:04

Summary

TLDR建築家の隈研吾さんが、1964年の東京オリンピックでの丹下健三氏の建築に衝撃を受け、建築家を目指した経緯や、木造建築の再解釈と環境への配慮を通じたデザインの特徴について語ります。日本中から世界にわたる建築作品で多くの賞を受賞し、現代建築に伝統素材を取り入れる挑戦と、場所の文化や風土に寄り添う建築の重要性を説きます。

Takeaways

  • 🏗️ 隈研吾さんは、1964年の東京オリンピックで丹下健三さんの建築に衝撃を受け、幼少期から建築家を目指しました。
  • 🌿 隈研吾さんの建築の特徴は、既存の木建築素材を再解釈し、環境や文化風土に寄り添いながらの設計です。
  • 🏆 彼は日本を代表する建築家として、多数の賞を受賞しており、10%以上の国と地域で建築を設計しています。
  • 🏡 隈研吾さんは、戦前の木造の家で育ち、木造の美しさと必要性を感じ、それを現代の建築に取り入れようとしています。
  • 📚 彼の建築は、木材を使用して高い形状を作ることで、新しいものを創造し、既存のものを改築するという考え方を持っています。
  • 🎨 隈研吾さんは、素材の厚みや質感にこだわり、建築を通じて時代の変化と素材の特性を表現しています。
  • 🏛️ 彼の建築作品は、自然と調和し、場所の特性を引き出すことを重視しています。例えば、角川武蔵ミュージアムでは厚みのある木材を使用しています。
  • 🌳 木材は自然に変わり続けるものとして、建築に生きと変化を持たせることができます。
  • 🐱 隈研吾さんは、猫の視点から街を考え、建築を設計するというアイデアを持っており、街を立体的に活用する猫のように歩き回ることを想像しています。
  • 🏙️ 建築は効率的な働きや生活を提供するだけでなく、自然と調和した空間を作り出し、人が快適に暮らすことができる環境を目指していると語っています。
  • 🌐 隈研吾さんの建築は、日本の文化や自然を大切にし、世界中で認められ、多くの人々が日常生活でその作品と接していることを示しています。

Q & A

  • 隈研吾さんはどのような衝撃を受けて建築家を目指し始めましたか?

    -隈研吾さんは1964年の東京オリンピックで丹下健三さんの独立屋内総合競技場を見て衝撃を受け、幼少期より建築家を目指すようになりました。

  • 隈研吾さんの建築の特徴は何ですか?

    -隈研吾さんの建築の特徴は、既存の木建築素材を再解釈・再定義する大胆なデザインと、その建築を取り巻く環境や文化風土に寄り添いながらの仕事です。

  • 隈研吾さんはどの賞を受賞しましたか?

    -隈研吾さんは日本建築学会賞、毎日芸術賞、芸術選奨文部科学大臣賞、国際建築賞、国際医師の建築賞など多数の賞を受賞しています。

  • 隈研吾さんはどのようにして木造建築の美しさを再評価しましたか?

    -隈研吾さんは戦前の木造の家で育ち、最初は嫌いでしたが、だんだんそのボロボロの木造の美しさに魅了され、木造建築の美しさを再評価し始めました。

  • 隈研吾さんは建築設計において環境にどのように考慮していますか?

    -隈研吾さんは建築を取り巻く環境や文化風土に寄り添いながら仕事をされており、その場所の大地の力や風景を大切にしています。

  • 隈研吾さんは建築物と人との関係についてどう考えていますか?

    -隈研吾さんは建築物が人間と共に成長し、変化を楽しむことが自然なことだと考えており、建築物を生き物のように扱っています。

  • 隈研吾さんは猫の視点から建築を考えるとどういった意図がありますか?

    -隈研吾さんは猫が街を立体的に利用していることから、猫の視点から街をつくることで新しい公共性を作ることを考えています。

  • 隈研吾さんは建築設計の過程でどのくらいの期間を要していますか?

    -隈研吾さんは設計者が決まってから2年くらいかけて設計を進め、その後工事に3年から5年程度かかるとのことです。

  • 隈研吾さんは建築と自然との関係についてどのように考えていますか?

    -隈研吾さんは建築と自然が共存し、お互いを補完することが重要だと考えており、木材など自然素材を積極的に利用しています。

  • 隈研吾さんは建築物に猫をテーマにしたプロジェクトを進めていますか?

    -隈研吾さんは猫が街を立体的に利用していることから、猫の視点に基づいた建築プロジェクトを進めているそうです。

  • 隈研吾さんは建築の未来についてどう予測していますか?

    -隈研吾さんは建築は猫のように柔軟で多様な空間を提供し、人々の生活に自然を取り入れるべきだと予測しています。

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