【万博会場プロデューサー②】藤本壮介×茂木健一郎/話題沸騰・侃侃諤諤!2025年の関西・大阪万博のキーマンに聞くその魅力と狙いに迫る【後編】
Summary
TLDRこのビデオ脚本は、建築家藤本宗さんを中心としたインタビューです。脚本では、藤本さんの建築に対する視点や、彼がどのように批判に対処し、メンタルを強めるかが議論されています。また、彼の建築作品や、大阪万博でのプロジェクトに関する考え方や、若手建築家のポジティブな刺激を与える取り組みについても触れられています。脚本は、建築と社会との関係、そして将来の建築に対する希望と挑戦についても掘り下げています。
Takeaways
- 😀 藤本さんはTwitter上でポジティブな姿勢を保ち、批判にも強いメンタルを持ち続けていると語っています。
- 🏗️ 建築家としての原点はガウディに衝撃を受け、建築のクリエイティブな側面に目覚めた瞬間から始まったと説明しています。
- 🌟 ガウディの作品は経験することによって理解が深まり、その芸術性と身体的な体験の重要性を再認識しています。
- 🎨 建築とアートの境界はあいまいで、建築家の意図しない使用方法も期待しているという視点が示されています。
- 🌐 大阪万博は経済効果だけでなく、文化的な交流効果も期待されており、国際的なイベントの成功はポジティブなマインドセットにつながるとされています。
- 🏙️ 建築は政治に巻き込まれることがあるが、経済活動や文化の活性化という観点からのアプローチも重要だと示唆しています。
- 👥 建築家の立場から、若手建築家に小さなプロジェクトを手がけることで、新しい価値観や文化の創出を促すことが期待されています。
- 🚽 万博会場のトイレ問題も議論の的であり、デザインやコスト、公共空間のあり方についての考え方を示唆しています。
- 🌟 藤本さんのTwitterアプローチはパブリックリレーションズとして理想的で、批判にも強い対応力を持っていることを強調しています。
- 🔄 ポジティブなマインドセットの大切さが語られており、挑戦や失敗から学び、次のステップにつなげることが重要だと示されています。
- 🗣️ クリエイターの生の声や本音を伝えることの重要性と、それが若い世代に与える影響についても触れられています。
Q & A
藤本さんのようにポジティブな言葉しか発さないことの重要性とは?
-ポジティブな言葉は社会に良い影響を与え、ネガティブな反応を抑えることができます。藤本さんは批判にも対応しながら、ポジティブな姿勢を維持することがメンタルの強さを示しています。
藤本さんはどのようにして批判に対処しているのですか?
-藤本さんは批判を全て見ているにもかかわらず、ポジティブな価値を見出すことによって対処しています。心が折れることもあるが、ポジティブな価値を信じることで乗り越えています。
建築家としての藤本さんの原点は何ですか?
-藤本さんの建築家の原点は、中学生の時にガウディの建築に出会い、その創造性と芸術性に強い衝撃を受けたことです。
ガウディの建築が藤本さんにどのような影響を与えましたか?
-ガウディの建築は藤本さんに建築のクリエイティブな側面と芸術性に目覚めを与え、建築家としての道を志向するきっかけとなりました。
バルセロナのガウディ建築を実際に訪れた際の藤本さんの感想は?
-藤本さんはバルセロナを訪れた際、ガウディの建築が実際には自然地形のように感じられ、身体的な体験として非常に興味深く感じたと表現しています。
荒川修作さんの建築に対する藤本さんの印象は?
-荒川修作さんの建築は素晴らしいと感じつつも、実際に住むと少し躊躇する部分があると藤本さんは述べています。
建築とアートの境界線について藤本さんはどのように考えているのですか?
-藤本さんは建築とアートの境界線がギリギリであり、機能性と創造性のバランスが重要だと考えています。
大阪万博の経済効果について藤本さんはどのように考えていますか?
-藤本さんは大阪万博の経済効果には人々の来訪により文化的な交流効果も期待しており、経済効果だけでなく文化的な影響も大きいと言及しています。
万博のトイレ問題について藤本さんはどのように対応していますか?
-藤本さんは万博のトイレ問題に対して、若手の建築家にデザインコンペを開催し、将来の建築や公共空間のあり方を考える機会として取り組んでいます。
藤本さんが直面したネガティブな意見にどう対応しているのか?
-藤本さんはネガティブな意見にも向き合いながら、ポジティブな価値を広げていこうとサイクルを回すことで、ネガティブな意見に対処しています。
藤本さんが今後の建築プロジェクトで活かすと思われる万博の経験は?
-藤本さんは万博の経験を通じて得た知識や視点を、今後の日本や他の国のプロジェクトで活かし、お役に立てると思いますと述べています。
Outlines
🌟 建築家藤本宗さんのポジティブな姿勢と創造性
藤本宗さんはTwitter上で常にポジティブな姿勢を保ち、批判に強いメンタルを持ち、創造性に富んだ建築を目指している。彼は中学2年生の時にガウディの衝撃を受け、建築のクリエイティブな側面に目覚める。大学4年生の時にバルセロナを訪れ、ガウディの建物を実際に見てその作家性と芸術的側面に強い印象を受けた。
🏠 建築とアートの境界と創造性の育成
藤本さんは建築とアートの境界について考え、建築家の役割と創造性の育成方法について語る。彼は荒川修作さんの教えを受け、建築物の機能性とアートの自由さとのバランスを探求。また、デモンストレーションやパフォーマンスが建築空間に与える影響についても触れる。
🎡 大阪万博の意義と建築家の期待
大阪万博の経済効果や文化交流効果について藤本さんが見ている。万博が若手建築家を支援し、新しい文化的な価値を生み出す場になることを期待。また、政治的な側面も否定せず、経済活動としてポジティブな役割を持っていると語る。
🌈 ポジティブなマインドセットの大切さ
藤本さんはポジティブなマインドセットを持つことの重要性を強調。ネガティブな側面を見ず、ポジティブな側面を広げていきたいという考え方を持つ。また、挑戦し、失敗しても次の挑戦を生み出すことの大切さを語る。
🎬 映画「パーフェクトデイ」の影響と万博のトイレ問題
映画「パーフェクトデイ」がトイレをフィーチャーしたことについて触れ、万博会場のトイレ問題に対する議論があることを認める。若手建築家の力を借りてトイレや休憩場、ポップアップステージなどの小さなプロジェクトを手がけることで、未来の建築や公共空間のあり方を考えている。
Mindmap
Keywords
💡ポジティブ
💡メンタルの強さ
💡建築家の原点
💡アートと建築
💡万博
💡政治と建築
💡経済効果
💡文化交流
💡ポジティブなマインドセット
💡若手建築家
Highlights
藤本さんのTwitterアカウントは常にポジティブな対応で、批判にも強いメンタルを持ち続けている。
藤本さんは建築家の原点についてガウディの影響を受け、創造性に目覚める。
バルセロナのガウディ作品を実際に訪れた際の衝撃とその作家性への理解。
荒川修作さんの授業で学んだアートと建築の関係、死なない空間の重要性。
建築家としての挑戦と創造性、未来の社会や生活様式を問い直すプロセス。
建築とアートの境目、ガウディの作品がそのギリギリの例として示す。
若手建築家の挑戦、万博会場のトイレや休憩場をデザインするコンペ。
大阪万博の経済効果と文化交流効果、ポジティブなマインドセットの大切さ。
東京オリンピックのトラウマと大阪万博へのネガティブな印象、ポジティブに見る重要性。
建築家の立場から、政治的な問題との関わりと経済活動へのアプローチ。
夢島の開発と政治的、経済的アプローチ、未使用の土地の有効活用。
藤本さん自身の建築プロジェクトに対するポジティブな価値の追求とチームでのやり取り。
ポジティブな意見の受け取り方とそれに基づく価値の創造、ネガティブな意見にも価値がある。
万博のデザインディレクションの経験が今後の建築家キャリアに与える影響。
若手建築家の期待、万博での活躍が日本の建築界に与える可能性。
万博のトイレ問題とそれに関連する議論、デザインとコストのバランス。
ポジティブなマインドセットを大切にし、挑戦と失敗から学び、次のステップへ。
Transcripts
実は藤本さんのTwitterいつもあの
パブリックリレーションズとしては理想の
対応されてるなあのポジティブなことしか
言わないんですよねどんな批判があっても
あのそのメンタルの強さってどっから来
てるんですかいやメンタル強くないすよ
もうあの色々批判ご覧になりますよね心
折れたりはしないんですかあの折れはし
ないんですけどさすがにあのちょ
しょんぼりはあのなる時はありますよそれ
はま決定を見つけるのはまいくらでも
できるじゃないですかでもそれをいくら
言ってても実は何も生まれてこなくって
それよりもカカにでもあるポジティブな
ものをじゃあどう広げて伸ばしていくのか
でこのなんかマインドセットをガラっと
こう切り替えていくきっかけになるといい
なと思ってるんですよねなるほどあのもう
1つこれはあのザハのような飛んだ建築を
立てられなくなってる日本人の
メンタリティ後向きだっていう人もいます
がその辺りどうですかはいはいまあそこ
難しいですねま僕らのリングもそうです
けどもいん議論がやっぱ沸き起こりますよ
ねうんでただ本当に価値のあるものっての
は一体何なのかそれから本当に価値を
生み出すマインドセットをどうこう育てて
いくのか
[音楽]
うんえ今人大学よこそ話した今時の人藤本
宗さんに来ていただきまし
[音楽]
たあのちょっと藤本さんの建築家としての
原点についてちょっとお伺いしたいんです
がはいあのガウディに非常に衝撃を受け
られたってことなんですけどガウディ
ガウディの何が刺さったんですかいや当時
は中学2年生だったんですけどで親父が
あのアートのま医者だったんですけど
アートを心出した時もあってその関係で
アートの本が家の中にいっぱいあったん
ですねで唯一建築の本はそのガウディの本
写真集だったんですねうんうんで中二の時
にたまたま見つけてみてそれまでその建築
っていうのが建築家とかデザイナーが作っ
てクリエイティブに作って何かっていう風
には全く考えてなかったんでただ立ってる
ものっていう誰かが立ててるものぐらい
しか考の問題なんですかそれんなんですか
ねいや分かりませんあのまでもそうそう
いう概念がなかった概念がなかったんです
よだからわ建築ってこういう風に
クリエイティブにやるもんなんだとでも
ただあまりにガウディーだからうん衝撃的
すぎてうんそれですぐ現実化なろうとは
さすがに思わなかったんですよねうんうん
でしかも何に衝撃受けたかっていうのも
よくわからないただひたすらこんな建物は
見たことないって
いうありました建物のその作家性っていう
かあれですかねその芸術としての側面に
目覚めたということそうですねまさにそう
ですねで実際にそのバルセラーに行かれた
わけですよねましたでどうでしたか実際に
見ていや良かったですやっぱり僕最初に
海外行った時に大学4年とりだったんです
けどフランスに入ってそのますぐ
バルセロナに行ってでコルビとかも見
ながら1ヶ月間ぐらい1人で旅行したん
ですけどやっぱバルセロナガウディ見よう
とただ当時建築学び始めてるじゃないです
かで特にやっぱりコルベとかミースとか
近代建築から入ってくるんですよねでその
後現代のま安藤田さんだったり藤さんだっ
たりでその視点で見るといや
ガウディ自分そうですね撃受けたけどこれ
はどう理解していいのかなっていうのは
最初は見たの正直はいはいうんでもそんな
中なんかあの屋根はい屋根がお好きだった
んですねあのカミラですかねミ屋上の部分
がはいそれはどういう点がカミラってあの
ファサードがこう波打つような感じになっ
ていてでそれはあの昔ね写真集で見てたん
ですけど現地に行ってみたら屋上がこんな
なってるんですよねうんうんうんで言って
みればもうなんか丘というか自然地形
みたいになってでその中をこう階段登っ
たり降りたりしながらこう行ったり来たり
できるうんなんすかね建築っていうよりは
なんか山山歩きをさせられてるみたいなで
も同時にこの迷路の中を歩いてるような
ところもあってうんいやこんなにこう単に
形が面白いとかじゃなくて体験としてです
ね身体体験としてこんなに面白いもんだっ
たのかっていうのはあの現地にいって
初めて分かりましたあのこれアートと建築
の関係ってちょっとこれでぜひお聞したい
ことがあってあの僕あのはいはい東京芸大
って6年ぐらい教えた時に荒川修作さんが
授業で言してはい三鷹のあの天面反転住宅
あの時荒川さんがあのこうまさにその
波打ってる床を歩いてると人は死なないん
だてあの講義でおっしゃっててこういう
とこにいると人は死なないんだつってその
荒川さんがあの俺は宇宙がなくなっても
生き延びるとか言っててその何年後かに
なくなっちゃったんですけどあれだから
荒川さんのすごいメッセージだった思けど
ただあののあの荒川さんの住宅素晴らしい
んですけどはい住むとなるとちょっと躊躇
するとこもあるじゃないですかはいはい
建築というジャンルとそのまアートという
ののなんか境い目ってかガウディかなり
ギリギリのとだと思うんですけどそうどう
ですかあの今建築家として活躍されてる中
でこれなかなか難しい問題ですよねあの僕
も荒川さんの学生の時か卒業してすぐ
ぐらいに荒川さんのあのシンポジウムに
行った記憶があってやっぱりそのね死な
ないうんその時おっしゃってました言まし
で本人はなぜか死んじゃったいやひょっと
したら勘違いで生きてるのかもしれないん
ですがどどうなんですかねいやでも建築
ってやっぱりまとはいえ用途があって機能
性があってっていう話になるじゃないです
かでアートはもっとこうそういう制約が
ないとはいだけれどもじゃあ建築家が本当
のとこ何考えてるのかって言うと僕らの
これからの時代の例えば社会とか生活とか
暮みたいなものってのはどうなってくのか
なとでそうするといや床平らである必要
あるのかなっていうある意味では全てを
こう疑って問い直してくようなプロセスで
もあるんですよねで結果やっぱり床平ら
じゃないとってなる場合も多いんですけど
機能性だから床平らっていう制約守ん
なきゃいけないねってそういう世界でも
なくってどう問い直すのかでどういう未来
を構想してでそこにプロジェクトを
投げかけてくのかっていう意味ではあー
建築建築結構制約ガチガチだからこそ
生まれるものがあるっていう単純なこう
退避でもないないうのははいでアートも
やっぱり自由は自由なんだけどもでも人間
のこのなんだろう世界観とか社会像とか
そういうものを問い直し構築し直してく
作業じゃないですかでそれが結果として
作品としてこう現れてくわけですよねそう
いう意味ではやってる根っこはそんなに
違わないかなと僕は思っていてあ常に
問い直す常識をあるいはもう宇宙を
問い直すでただ最後のアウトプットとして
え建築物ってやっぱり立たなきゃいけ
なかったりするんでそこの制約はねあり
ますけれども僕あのその建築とアトの関係
ってことでまたちょっとその別の視点とし
てはいどれぐらいその設計者側がはい意図
しない生かし方を許容するかいうでその
ウンのデトバサーハウスってあのアパート
なんかウインの営のアパートらしいんです
けどそのマの権利って言って窓から届く
部分は自由になんか塗ったりしていって
いうのがあるじゃないですかはいはいはい
あれとかあの万博でもこれあの決してあの
主催者側は歓迎してなかったんでしょう
けどなんかデモンストレーションで目玉男
だったかななかうん
うん太陽のの玉なんちょっとなんか何人か
いらっしゃった方がいらしましたねはい
あんなんかのパフォーマンスの映像僕西洋
美術館で見たことがあるんですけどすごく
印象的であの要せあのタさんとかあの太陽
の塔のところではいうんうんうんモハだっ
たと思うんですけどその方々がちょっと
パフォーマンスされてなんかそういう
なんか今回もだからちょっと目玉男は困る
としてその藤本さんたちが作る空間をなん
かこっちも良きしないような形に生かして
くれるっていうことについてはどれぐらい
見通しというか期待されてますかはいいや
そこはもうめちゃめちゃ期待してますお
あの建築ってま場を作るんですよねでじゃ
ここの場で何が起こるのかどういう風に
使ってもらくれるのかっていうのは僕らは
どちらかというと建築家が思い描いていた
ものを超えて使ってほしいんですねはい
そうですか建築家ってそういうもんですか
そうそうなんですそうなんです建築家が
思い描いたようにだけ使ていうのはなんか
ちょっとつまんないなと思っていてむしろ
あそんな風にも使ってもらえるんだと
うんうんもありがたいというぐらいの思い
でやってますし建築ってこうどうしても
大きいですしうんなんだろう1回作ると人
をどうしても制限し始めちゃうんですよね
うんでそれってこうやだなと思ってまして
むしろ建築が作られたことによって人が
そこでより自由になったりあるいはいや
じゃこんな風に使っちゃおうこんなこと
やってみようかなっていう風にこう可能性
が広がる方がいい建築うんうん幸せな建築
だなと思うんですねそういう意味では万博
もまさにあの目玉男太陽の党の顔にうん
あの何日か選挙していらっしゃった方も
うんうんああいう思いもよらないこう使い
方あるいはなんだろうインタラクションの
仕方をしてくれるのはすごくなんか期待し
てるところはありますね僕はバクシーさん
待ってますバクシー来ますかねわかんない
来てほしいですね来てほしいさっきのね
盆踊りもはいだからあのリングがただの
展望台だけだとうんうんまもちろんそれを
体験はその体験で素晴らしいと思うんです
けどちょっとこうそれだけだとなんか物
足りないなっていうのがあってで色々な
あのチームのメンバーと話してる中でいや
モドリやりたいよねっていううんあそこ
ぐるっとで太鼓叩きながらちょっとずつ
こう動いててでうんこう夕方からなんか
アド持ったりなんだりしてこの光がぐぐっ
て動いてく様を体験できるとかすごくない
ですかこれはちょっと僕も参加したいいや
もう是非そあのねあの牛さんずっと
おっしゃってる建築ってまその
コミュニティを作るってことすごく関係し
てるっていう中ではそのボドの経験って
おそらくある世代から急速になんか
いろんなとこで消えていっちゃったって
いうかあのボドを経験してない子って随分
藤本さんご自身はうんうん経験します川で
経験されてるんですねはいはいなから
すごく大事なしかもそれが世界の方々
っってことになってくるとはいはい何か
そこでシナジーが起こりそうですもねね
そうですねお部屋探しはエイブル日当たり
は大事このバルコニー広これはまた個性的
なありかももう罪な間取り
たち部屋エイブルで決めようエイブルあの
僕建築ってどうしても政治との関りって避
られないと思うんですがうんうんあの藤
さんご自身はね今もしおっしゃったような
形でリングを設計してそういうことをあの
色々起とされてると思うんですけどどうし
ても大阪万博あのいろんな意味で政治との
関わりがだだインバウンドのお客さんを
増やすのがま狙いですとかはいあとその後
のIRうんうんうんを作るもまちょっとま
強払いみたいないう風に言う人もいるし
どうですかどうしても建築って政治的な
ものに巻き込まれてしまうと思うんです
けどその辺り藤さんのスタンスってのは
うんはいそうそうですねあの僕自身はあの
夢島って本当にあの今何にも使われてなく
てま道路アクセスはあるんだけど何も使わ
れてないとただそのまま置いとくのやっぱ
は普通にもったいないだろうなと思うん
ですよねでじゃあどう活性化させてこうっ
ていう時にえま色々普通にこう
デベロッパーさんが開発を始めてもいいの
かもしれないんだけどやっぱ最初に何か
うんま例えば万博なのかうんあることに
よってそれがきっかけで開発が加速する
っていうことやっぱあると思うんですよね
そういう意味ではま政治的というよりは
経済活動として比較的利にかったあのやり
方なんじゃないかなと思ってますね
なるほどあのよく万博の経済効果っていう
の言われますけど万博にとって経済効果
ってどれぐらい大事だと思いますか
うんうんまでもああるあるにこしたことで
ないって言ったらあれですけどやっぱり
あれだけの人が来てでま今インバウンドも
もうすごいですけどさらにそれにままして
人が来た時に普通にまいわゆる経済効果
っていう意味でももちろんありますよねで
もそれ以上に文化的ななんか交流効果って
言うんでしょうかねであのよく言われる例
だとパリ万博で日本の浮いがうんうんあの
持ってかれてなんかあの包み紙でなんか
あれしたとか展示されてたとかいろんな話
があるんですけどでそれがそのまま向こう
でなんかいや面白いものがあるっていう
んでジャポニズムの芸術運動が始まってで
ごだったりなんだりに繋がってくっていう
のがやっぱりあるじゃないですかそういう
こう経済それから文化交流も含めてそれが
活発化するっていのはもう普通に
素晴らしいことだなと思ってますねあの
日本の現状について伺いしたいんですが
あの私仕事でよく大阪行くと大阪は比較的
万博についてはあのポジティブっていうか
はいあのみんな楽しみにしてる雰囲気が
伝わってくんですけどはい東京はま
いろんな理由でおそらく僕東京オリンピッ
の経験ってのも大きかったと思うんですね
その東京オリンピックがああいう形で
コロナで無観客で行われてその大規模
イベントに対する非常になんていうか
トラウマというかネガティブな経験があっ
てそれもあってなんとはなしにあの大阪
万博に対してちょっとまネガティブな印象
持ってる人も多いと一方でその国先体とし
てみても札幌五輪の誘致をちょっと躊躇し
てる間にもう次の大会次の大会次大会って
かなり先まで決まってしまってまっては
うんね日本はあのオリンピックのような大
規模国際イベントを呼びにくいうん状況の
国になってしまっているという分析もある
んですがそんな中であの大阪万博をやる
ことの意味と逆に難しさってのははいはい
どう思われてますかまそうですね確かに僕
もまあね普段は東京に住んでいてで
オリンピックの経緯もずっとね東京でうん
あの見てましたからでただ確かに大阪では
あの昨日おいで大阪行ってたんですけど
もう草ので万博どう盛り上げてこうみたい
なのが本当にもうリアルに活発に行われ
てるんですよねうんはいで万博もやる
じゃあどこまで楽しめるかみたいなそう
いうこうポジティブモードに入っていて
やっぱ大阪の方すごいなとで日本の国全体
っっていうとどういうあれになるかわかん
ないんだけど僕自身はやっぱりネガティブ
に物事を見るんであればネガティブに見る
よりはポジティブに見た方が圧倒的にこの
その後の何か変わってくるんじゃないかな
と思っていて同じものでもですねま欠点を
見つけるのはいくらでもできるじゃない
ですかでもそれをいくら言ってても実は何
も生まれてこなくってそれよりもカカにで
もあるポジティブなものをじゃあどう広げ
て伸ばしていくのかでこのなんかマインド
セットのま文化のなんだろう傾向って言う
んでしょうかねマインドセットをガラっと
こう切り替えていくきっかけになるといい
なと思ってるんですよねなるほど
あのもう1つこれはあの建築家の立場から
非常に答えにくい質問かもしれませんが
はいはいアタ会をとった東京都道場島と
いう作人があの実際には立たなかったザハ
ンが立ってるというはい仮想の東京部隊に
した小説だったわけなんですけれどもあの
人によってはねあのこれ僕は熊健吾さんの
今の国立局長素晴らしいと個人的には思い
ますがザハのような飛んだ建築を立てられ
なくなってる日本人のメンタリティぐの
向きだっていう人もいますがその辺りどう
ですかはいまあそこ難しいですねあのま
建築ってやっぱり大きいのでま僕らの
リングもそうですけどもいろんな議論が
やっぱ沸き起こりますよねうんうんでただ
確かなのはま例えばハンブルグであの
ヘルトドムーロンがこうオペラハウス作っ
たんですけどもうんうんうん最終的には
予算の5倍になったらしいんですよでま
当然もういろんな議論があってでも
出来上りましたうんうんもそれは未来英語
ハンブルグのランドマー文化的な
ランドマークになるわけですよねうんなん
でお金もちろんお金も大事です5倍5倍
かけちゃいけないだろうなと思うんです
けども本当に価値のあるものってのは一体
何なのかそいうから本当に価値を生み出す
マインドセットをどうこう育てていくのか
でそこは僕はすごく大事なところなんじゃ
ないかなと思っていますだからこそ先ほど
あの大阪ま万博が
はいまマインドセットを変えるようなはい
1つのきっかけになるきっかけにねでも今
こうね逆に転び転んじゃう可能性もあって
これなかなかねま人々の気持ちってのは
難しくてだけどやっぱり今どこもなんて
言うんでしょうねどうしても日本ってこう
ネガティブチェックから入るじゃないです
かででもチャレンジしてみないとわかん
ないていうでチャレンジして失敗したら
じゃそれはそれで素晴らしいよと次の
チャレンジを生み出してけばいいよという
方が僕は絶対に面白い国になってくと思う
んですよねうん素晴らしいですねあのあの
僕あの実は藤本さんのTwitterいつ
もあのパブリックリレーションズとしては
理想の対応されてるなあのどうしてもです
ね日本のアカウントってのはなんか言わ
れると非常に逆に強い反応しちゃったりと
か必要以上にちょっと反論したりとかして
僕あのパブリックリエーションてあの
テッドの会議にずっと20101年あたり
から言ってるんですけど彼らは絶対に
ポジティブなことしか言わないんですよね
どんな批判があってもあのそれをちゃんと
全部見てんですよ全部見てんだけどこう
いう価値がありますこういうアイデアが
ありますってことだ藤本さんのアカウント
それに非常に近いなと思って関心してるん
ですけどそのメンタルの強さってどっから
来てるんですかいやいやメンタル強くない
すよもうあの色々批判ご覧になりますよね
心折れたりはしないんですかあの俺はし
ないんですけどさすがにあのちょ
しょんぼりはあのなる時はありますよそれ
は
ただやっぱり今やっているま万博も含めて
ですねやってることのポジティブな価値を
本当に僕自身ももう考え尽くしてやってる
のででそれをさらにどうやって実現し
ていこうかっていうみんなチームの
やり取りを実感してるのでいやこれは本当
に価値があるとでいろんな意見当然ある
からモド無用に価値があるとは思ってない
ですよねうんもうもっともっといろんな
意見を引き受けた上でさらに価値を増して
いきたいと思うんですけどいやでもまさに
今茂木さんおっしゃったようにポジティブ
なこと物事のポジティブな側面を見てそれ
をさらにポジティブに広げてくっていう
このなんですか
ねサイクルを回していかないともう
もったいないなと本当思ってるんですよね
いやあの本当に楽しいお話そろそろ時間の
ようなんですがあのちょっと最後に小さい
けどしかし大きな問題あのビヴンダーさん
の映画パーフェクトDayでも渋谷の
トイレが取り上げられましてはいはいで
伏本蒼介さんやバンしさんや素晴らしい
建築家の方があの捉えてそれをま映画の中
でフィーチャーしたんですけどあの万博
会場のトイレの問題もかなりちょっと
いろんな議論を読んでますがはいその点に
ついてなんかいただけますかありがとう
ございますあそこはトイレとあと休憩場
それからポップアップステージとかそう
いう比較的規模の小さいプロジェクト20
か所を若手の建築家にやってもらいたいな
と思ってでプロポーザルコンペにしたん
ですねというのはまさに70年万博の時に
当時の若手であった磯崎荒田さんだったり
黒川翔さんだったりっていうのは本当に
活躍30代で活躍をされてでその後の日本
建築会ま世界の建築会を作ってったんです
よねで万博ってやっぱりそういう若い人が
そこで活躍をしてでその未来を作ってくっ
ていうこのサイクルをやっぱり回したい
なっていうことでバンパ教会に無理を言っ
てお願いしました色々今議論はあの呼ん
でるのはあのま承知はしてるんですけども
でも彼らも本当誠意を持って作っています
でコストは実は当初彼らがいわゆる
デザイントイレとかって言われますけど彼
らが入ってくる前から設定してたその枠
そのままでやってますなのでデザインだ
から高くなってるとかそういうんじゃない
んですよね本当はもっとあのお金つけても
いいんじゃないかとは思ってますけもでも
その枠の中でやれることを一生懸命やって
で未来の建築未来の公共空間のあり方考え
てるんでめちゃめちゃ見所だと思います
是非楽しみですね本当あのでもビン
ヴェンダース監督もあのああいう形で世の
トイレをフィーチャーして世界的に
ちょっと関心が高まってるとこでもあり
ますかねそしてあのこの万博のま会場の
デザインのディレクションをされてると
いうこの経験がはい藤本蒼介というま建築
家のキャリアにおいて今後どういう意味を
持ってくるとご自身では予感されてますか
ああちょっとそこまであれですねまだだ
からわもうカチでもう今まさにもがきくる
苦しんでもがき楽しんでるところなんで
ただそうですねな何らかの形でまたまあ
日本のプロジェクトあるいは他の国の
プロジェクトでもあの必ずやこの経験あの
生かして何かお役に立てると思いますね
ありがとうございますそしてこのイマジ
大学こういう形でねあの本当に各回のえ
素晴らしい方々をえ本当に誰でも見れるえ
コンテンツとしてこれから色やっていこう
と思うんですけど今人大学になんか最後
メッセージをいただきましたらあいやあの
今回ね初めて呼んでいただいてでも
やっぱりこうやってクリエイターの生の声
であともさんとのこう会話の中で思いがけ
ず引き出されるこの本音だったり本質だっ
たりみたいなものありますよねそれをこう
若い人たちにこうダイレクトに伝えてい
くってのは素晴らしいなと思いますんで
是非あはい引き続きが引きあのまた万博の
ことも色々また教えてくださいそうですね
ぜひお願いしますはいありがとうござい
ましたありがとうございまし
[音楽]
たお部屋探しはエイブル窓大きくて収納も
大切これはありがたい理想的かもねえ今
エイブル行きたくなったでしょ部屋
エイブルで決めようエイブル
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