教師のいらない授業のつくり方

【さて】行列のできる教育相談所
15 May 202121:17

Summary

TLDRこのビデオスクリプトでは、若松俊介先生が子どもたちが主体となる学びの環境を作る「教師のいらない授業」の作り方を紹介しています。子どもたち同士の良好な関係、うまくいかないことの大切さ、一人一人の学習の確立、高い対話力の4つの要件を提唱し、それらを育む3つのステップを解説しています。また、子どもたちが自立した学びを進める方法や、教師がその過程で役割を果たす方法も紹介しています。これは、教育の未来を模索する教育関係者や親御さんにとって興味深い内容です。

Takeaways

  • 😀 若松俊介先生は教師のいらない授業を提唱しています。
  • 📸 全国から参加者が集まる研究発表会での授業の様子が紹介されています。
  • 🌟 子どもたちが中心となる授業づくりを目指しています。
  • 🤝 子どもたち同士の関係性が良いことが重要です。
  • 💎 うまくいかないことを大切にするマインドが必要です。
  • 📚 一人ひとりの高きちんと受け止めて授業を行うことが重要です。
  • 🗣️ 高い対話力を育むことが必要です。
  • 🪄 学習を自分ごとにすることが大切です。
  • 🔗 子ども同士のつながりを作ることが重要です。
  • 👥 教師が消えることを意識し、子どもたちの自立を促します。

Q & A

  • 若松俊介先生はなぜ「教師のいらない授業」を模索し始めましたか?

    -若松先生は子どもたちがすごい存在であると実感し、一人ひとりが中心となる授業づくりを模索し始めました。これは子どもたち自身の力で深く学べる子どもを育てるということです。

  • 「教師のいらない授業」の成功にはどのような要素が必要ですか?

    -成功には4つの要素が必要です。1) 子どもたち同士の良い関係性、2) うまくいかないことを大切にするマインド、3) 高確率されている学習、4) 高い対話力。

  • どのようにして子どもたち同士の良い関係性を作ることが重要だと若松先生は考えていますか?

    -若松先生は、子どもたち同士が互いに笑顔を大切にしあう関係を作ることを大事にしています。これにより、お互いが相手に何かを求めすぎず、余裕が生まれ、支え合いの気持ちが生まれます。

  • 「うまくいかない」ことはなぜ大事だと若松先生は述べていますか?

    -「うまくいかない」ことは誰にでもあるため、それを大切にすることで、子どもたちは曖昧さに耐えながらも前に進んでいく能力を育てることができます。

  • 高確率されている学習とはどのようなものですか?

    -高確率されている学習とは、一人一人の子どもたちが自分のペースで学べるような学習環境を指します。これは、子どもたちが埋もれずに個々の学習が進むことができるようにすることです。

  • 対話力が重要な理由は何ですか?

    -対話力が高くなければ、子どもたち同士で互いに考えを聞き合いながら学びを深める場面が少なくなり、学習の質が低下するためです。

  • 教師のいらない授業の実現に向けての3つのステップとは何ですか?

    -ステップ1: 学習を一人ひとりのものとする。ステップ2: 子どもたち同士のつながりを作る。ステップ3: 教師が消える。

  • 学習を一人ひとりのものとする具体的な方法とは何ですか?

    -学習を一人ひとりのものとする方法として、子どもたち自身が本来の目的をつかみ、授業の始まりに何のために勉強するかを問いかけながら、一人一人が自分の中での目的を持つようにサポートしていくことです。

  • 子どもたち同士のつながりを作るためにはどのようなアプローチが必要ですか?

    -子どもたち同士のつながりを作るためには、彼らの日常生活に関する不安や期待を大切に受け止め、彼らが自然と学び合うような関係性を築くことが必要です。また、振り返りジャーナルを活用して、子どもたちが自分のことや友達との関係性を細かく捉えることができるようにすることも重要です。

  • 教師が消えるというステップの意図は何ですか?

    -教師が消えるというステップは、子どもたちにとって教師が必要でなく、自分たちで学びのサイクルを回していく自立的な学習者になることを目指すものです。

  • 教師のいらない授業の作り方として、学級型学習課題や話し合い、逆グループ学習、ファシリテート振り返り、ICT活用はどのように役立つか?

    -これらの方法は、子どもたちが自主的に学び、協力し、自己評価し、フィードバックを活用して学びを深める環境を作り出すための具体的な手段として役立ちます。

Outlines

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📚 教師のいらない授業の創造

この段落では、若松俊介先生が子どもたちが主体となる学びの環境を作る取り組みについて紹介しています。先生は子どもたちが持つ潜在能力を実感し、彼らが自主的に学び合う授業を模索し始めました。教師の役割は、子どもたちが真に成長するために必要なサポートを提供することに変わり、教師のいらない授業を目指すことが大切です。また、教師自身も子どもたちに合わせて学び方や授業作りを進化させる必要があると強調しています。

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👫 子ども同士の良好な関係性と学習の進歩

第二段落では、子どもたちの良好な関係性とそれを築く方法が語られています。若松先生は、子どもたちが互いに笑顔を大切にし、安心できる関係を築くことが学習の進歩に不可欠であると示しています。また、子どもたちが互いに助け合い、学び合い、支え合いの関係を築くことで、教師のいらない学習環境が実現可能になるという視点も紹介されています。

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🤔 うまくいかないことの大切さ

第三段落では、子どもたちが直面する「うまくいかないこと」をどのように捉え、それを成長の機会として活用するかが語られます。先生は「失敗」という言葉を避け、代わりに「うまくいかないこと」を宝物と位置付け、それを学びの過程に取り入れることで子どもたちのマインドセットを変えています。

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🎯 一人一人の学習目標の重要性

第四段落では、一人一人の子どもたちが自分の学習目標を確立することが、教師のいらない学習環境を築く上で重要な役割を果たすと説明されています。先生は、子どもたちが自分の学習を主体的に行い、互いに学び合うことができるよう、個々の学習目標を大切にすることを促しています。

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🗣️ 高い対話力が学びの鍵

第五段落では、高い対話力が教師のいらない授業で必要不可欠であることが強調されています。子どもたちが互いに論理的に話すことで、学びの質が向上し、教師の介入が少なくともの学びの文化が形成されると示されています。

🔄 教師のいらない授業へのステップ

最後の段落では、教師のいらない授業を実現するための3つのステップが紹介されています。それは、子どもたちが学習を自分ごとのものとし、互いのつながりを作ること、そして教師が消えるように意識的に学びのサイクルを回していくことです。これらのステップを踏むことで、子どもたちは自立的な学習者となり、社会に出た際に必要な力を育てることができるとしています。

Mindmap

Keywords

💡教師のいらない授業

教師のいらない授業とは、教師が主導しなくても子どもたちが自主的に学ぶ授業のことです。このコンセプトは、子どもたち一人ひとりが中心となり、深く学べる環境を作ることを目指しています。例として、子どもたちが学ぶことの楽しさに気づくことで、学習が広がり、つながり、深まっていく様子が紹介されています。

💡若松俊介

若松俊介先生は、教師のいらない授業の著者であり、子どもたちが中心となる授業づくりを提唱しています。彼は子どもたちの力を引き出し、教師がいなくても成立する授業を目指しています。例として、研究発表会での授業の様子を見守る若松先生の姿が描かれています。

💡互いに笑顔を大切にする関係

これは、子どもたち同士が良好な関係を築くための基盤です。笑顔を大切にすることで、安心できる環境が生まれ、互いに支え合う姿勢が育まれます。例として、互いに攻撃的になるのを避けるために、余白を持つことの重要性が述べられています。

💡うまくいかないを大切にするマインド

このマインドセットは、失敗を恐れずに挑戦する姿勢を指します。子どもたちが「うまくいかない」や「わからない」を宝物と捉えることで、成長の機会とします。例として、失敗を悪いものと感じさせないために、言葉の使い方を工夫することが挙げられています。

💡高が確立されている学習

個々の子どもの興味や関心を大切にし、それに基づいて学習を進めることを意味します。一人ひとりの考えが授業に反映されることで、主体的な学びが促進されます。例として、国語の授業で各自の気になる点を話し合う場面が紹介されています。

💡高い対話力

子どもたちが互いに論理的に考えを共有し合う能力を指します。対話を通じて、深い理解や新たな気づきを得ることが目的です。例として、ドラえもんの主人公について論じる際の論拠と主張の重要性が説明されています。

💡学習を自分ごとにする

子どもたちが学習に対して主体的に取り組む姿勢を養うことを指します。自分自身の学びとして捉えることで、積極的に関与しようとする気持ちが生まれます。例として、授業の始まりに「何のために勉強をするのか」を問いかけることが挙げられています。

💡子供同士のつながりを作る

子どもたち同士が自然と学び合う関係を築くことを指します。これにより、学びの質が高まります。例として、日常生活でのつながりを大切にすることが重要だと述べられています。

💡教師が消える

教師が目立たず、子どもたち自身が主体的に学習を進める状態を指します。これは、子どもたちが自立的な学習者となるための最終ステップです。例として、学びのサイクルを自分たちで回していくことが挙げられています。

💡問いを生かした課題

子どもたちが自分で出した問いを中心に学習を進める課題のことです。これにより、学びがより深まり、主体性が育まれます。例として、国語の授業で子どもたちが初めて読んだ時に気になったことを問いかける場面が紹介されています。

Highlights

教師のいらない授業の作り方という新しい教育方法を提唱

子どもたちが中心になる学習環境を築くことで学習の質向上を目指す

子どもたち同士の良好な関係性作りが教育の成功に不可欠

うまくいかないことの大切さとそれを学びの機会として捉えるマインドの重要性

一人一人の学習ニーズに応じた教育の重要性

子どもたちの対話力を高めることで自主学習が促進される

教師の役割は子どもたちの成長につながる方法を模索することに変わる

学習が広がり、つながり深まっていくプロセスを解説

教師のいらない授業の4つの要件を具体的に紹介

子どもたちが互いに笑顔を大切にすることで安心感を得る方法

うまくいかないことを肯定的に捉え、学びの機会とするアプローチ

一人一人の学習ニーズを尊重し、個々の学習目標を確立する

子どもたち同士の対話力を高めるための具体的な対話の方法

教師のいらない授業へのステップとして、子どもたちが学習を自分ごととする過程

子どもたち同士のつながりを築くための具体的な方法

教師が消えるというステップで、子どもたちが自立的な学びを進める方法

教師のいらない授業の作り方の実践例を学級経営や振り返りジャーナルに例示

教師のいらない授業の作り方におけるictの活用

教師のいらない授業の作り方の実践を通じて、子どもたちが社会に出た時に必要な力を育む

新刊「教師のいらないか級の作り方」の紹介と6月に発売予定の告知

Transcripts

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はいどうもみなさんこんにちはさてです今日紹介する方は教師のいらない事業の作り方

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この写真を見てください全国から参加者が来られる研究発表会での授業の様子です教室

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の一番後ろに座って全体を見守っているのがこの本の著者

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若松

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俊介先生ですね

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若松先生は子どもたちはすごいということを本当に実感したことをきっかけにして

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子どもたち一人ひとりが中心となる授業づくりを模索するようになりました

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先生が中心の先生が教えるを子供が中心の子供が学ぶに変えるのです

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これは自分の力で深く学べる子どもを育てるということです

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子どもたちが学ぶことの本質的な楽しさに気づくことで学習は広がり

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つながり深まっていきますこうして若松先生は

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教師のいらない事業を目指すようになったのです

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ただし決して教師は何も頑張らなくていいという話ではありません

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どのように頑張れば子供たちの本当の成長につながるのかを考えていく必要があるの

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ですこの動画を見ていただくと教師のいらない授業の考え方や作り方率

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ついても学ぶことができますえっ

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本日お品書きはこちら一教師のいらない授業の要件に教師のいらない授業へのステップ

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3教師のいらない授業作り方

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それでは一つずつ見ていきましょうはぁっはぁっはぁっ

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教師のいらない授業の4つの要件

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若松先生は教師のいらない状態で学習が成立するための要件

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必要な条件として次の4つをあげています

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教師のいらない状態で学習が成立するために一番大切なのは子供たち同士の関係性が

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良いという事ですこういった学級集団はにそう的です

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しかし4月に担任として子どもたちを受け持った時からこうした状態だということは

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なかなかないでしょう

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学習を進める子どもたちが互いに殺伐としていたり困った時に見て見ぬふりをしたり

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する状態かもしれません

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これでは子供たちだけで何かを進めていくなんてことは不可能です

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これこそ当たり前だと思われるかもしれませんが簡単ではありません

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それではどうするか

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若松先生は互いに笑顔を大切にしあう関係を作ることを大事にしています

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ほっと一息でき安心できる関係性です

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お互いが相手に何かを求めすぎないようになると余白が生まれますその余白で相手に

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何かしてあげようという気持ちが生まれます支え

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負わなければならないみんな一緒に何か頑張らなくてはならないという状況ではその

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息苦しさから互いに攻撃的になってしまうこともありますがお互いの笑顔を大切に

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しようという状況では少し気を楽にして互いに関わり合っていくことができるように

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なります

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また対立することが出てきたとき初めは先生が子どもたち同士の関係をつないでいく

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ことが多いかもしれません

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しかし徐々に自分たちで乗り越えつながりをつくっていけるようにすることで本当に

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学び合い

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支え合う関係を育むことができます教師のいらない状態でいく

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悪臭が成立するための必要条件の2つ目はうまくいかないを大切にするマインドです

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うまくいかない分からないは宝物だということを子どもたちとが急で大事にしています

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し失敗という言葉はあまり使いません

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これまでの経験から失敗は悪いものだと感じ

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てしまっている子が多いからです

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同じ事実だけど違う言葉を使うことによって物事の捉え方を変化させていきます

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うまくいかないことは誰にでもありますそこですぐに立ち止まってしまうのではなく

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曖昧さに耐えながら前に進んでいける子どもを育てたい

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そのために日常生活で起こるうまくいかない

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よくわからないといった場面を大切に受け止めともに試行錯誤していくことで成長へと

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つなげていくのです教師のいらない状態で学習が成立するための必要条件3つ目は高が

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確立されている学習であることです

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皆さんは一人一人の高きちんと受け止めて授業を行っていますか

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気づいたら全体しか見えていないということはないでしょうか

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黒板上では授業が見事にフェイ立しているように見えるけれど実は一部のこの意見で

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成立しており

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おいてい変えている子がいるなんて状況がよく見られます中断の中に一人一人の子ども

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が埋もれていってしまうと学ぶことがどんどん他人ごとになってしまう子が増えていき

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ます

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例えば国語のごんぎつねを読んで皆が同じようなことを考えているなんて想像しただけ

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で面白くありません

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いたずら好きのゴンのことは気になる子もいれば

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最後の青い煙がという文章表現が気になる子もいますこうした一人一人の違いに

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その子らしさが表れてきます一人一人に気になる事や考えたいことがあるからこそ自分

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の考えを持ったりその考え

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絵を相手に伝えたり相手の考えを聞いたりしたくなります

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一人一人の何々したいが集まることによって自然と学び合いが生まれるのです

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教師のいらない状態で学習が成立するための必要条件4つ目を高い対話力です

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教師のいらない授業では子どもたち同士で互いに考えを聞き合いながら学びを深めて

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いく場面が多くあります教師1人で全てのグループで対話の質を高めるファ

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シリテーとを行うことは不可能です

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そこで子どもたちの対話力が高いかどうかが必要になります

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そもそも対話とは何か次のようにイメージできます

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まずは何気ない会話ができることが大切です

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朝ご飯何食べた

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好きな遊びは何

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このような会話が積み重なっていくことでお互いの関係性が取り深くなっていきます

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こうした会話が成り立つ関係性の上でようやく対話ができるようになります

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お互いに自分の考えていることを聞き会うことによって本質を見つけていくことができ

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ます

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また高い対話力を保つためにはお互いが論理的に話すことが必要です

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論理的に話すということは主張

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根拠論拠大切にするということです

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たとえばドラえもんの主人公は誰という論題があったとします

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主張に根拠論拠を付け加えて主人公はのび太だよ

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だってテレビに映っている時間が長いもそこで気持ちの変化とかが一番よく表れている

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からと言うと説得力が増すてきます

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このようにお互いに根拠や論拠をとに自分の主張を伝えられるようになってくると自然

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と対話の質が高まってきます

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相手はどうしてそんな主張をしているのかという猫の部分が気になって自分の根拠や

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論拠と相手のそれを比べようとするからです

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対話することで考えが深まっていくことが面白いと子どもたち自身が意識することに

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よって対話することが学級の文化となっていきます

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そうなれば本当に教師が必要な場面がどんどん減っていきます

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放っておいてもどんどん思考を深める対話をし続けるでしょう

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ここまでのまとめです教師のいらない状態で学習が成立するための要件必要な条件

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互いに支え合うが九州弾子供たち同士の関係が良くなるようにお互いに笑顔を大切にし

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あう関係を作るうまくいかないを大切にするマインド

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うまくいかない

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わからないは宝物だを学級で大事にする

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高確率されている学習一人一人の高きちんと受け止めて授業を行う

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高い対話力何気ない会話から大和に導きティ

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論理的に話すようにしていく

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[音楽]

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に教師のいらない事業へのステップ

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教師のいらない授業になるまでの過程を3つのステップに分けました

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教師のいらない授業が成立するために一番大切なこと

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ステップ1は子どもたちにとって学習することが自分事であるということです

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学習が他人ごとである限りは子供達だけで進めていくことは不可

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のです誰かがやってくれると思ってお客様のように過ごしてしまうからです

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自分ごとになればなるほどこうしたい自分たちでという思いがあふれてきますではどう

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すれば学習を自分ごとにすることができるのでしょうか

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まず本来の目的を子どもたち自身がつかむことを大切にします

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こうしましょうこうすべきですと伝えるのではなく何のために勉強ってするんだろう

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授業の始まりはどうすれば良いだろうと絶えず問いかけていきます絶えず問いかけ

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ながら一人一人が自分の

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の中での目的を持ち回を更新していくのを支えていくことによって学習が自分ごとに

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なるようにつなげていきます

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別府市としていますがこのことはずっと考え続けていくものです

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どう降れば子供たちが自分ごとに捉えて学習に取り組んでいけるかと絶えず考えて支援

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し続けていきますそのことが子どもたちへの自立へとつながり

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最終的には教師が入らなくなります境

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牛のいらない授業へのステップには子供同士のつながりを作ることです

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step 1を通して子どもたちの学習が自分ごとになってきたからといって子ども

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たち一人ひとりが孤立していたら学びの幸が薄くなってしまいます子供たち同士が自然

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と学び合うような関係性を築く

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ていくことによって学びの質が高まってきます

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それではどうすれば子ども同士のつながりを作ることができるのでしょうか

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まずは子どもたち同士のつながりの現場からとらえていく必要があります

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4月は日常学習ともにつながりが薄いことが多いです新しいメンバーと出会ってすぐに

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打ち解け会うことは不可能でしょうそこでいきなり学習でのつながりを求めてもうまく

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いきません

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まずは日常でのつながりを大切にしていくことに目を向けていきます

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楽しく過ごせるかな仲良く遊びたいなといった日常生活に関する不安や期待を大切に

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受け止めていくことから始めます

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次に子どもたち同士をつながりの現状をさらに細かくとらえることが大切になります

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なんとなく仲良さそうだなあまり話さないのかな

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ではなく休み時間にどうやって遊んでいるか陰口を言い合っているか

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リーダーとなっているのは誰か周りの

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人に自分から声をかけているかといったことを細かく捉えていきます

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子供たち同士は本当に些細なことで仲良くなったり喧嘩したりします

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単純なように見えて実は複雑なことも多くあります

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だからこそパッと見で判断するのではなく子どもたちの行動を覆いながら

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関係性を捉えていく必要があります

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学級では岩瀬直樹さんや聖子さんが提唱する振り返りジャーナルを参考に子ども

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たちが毎日振り返りを書くという実践を行っていますそこでは子どもたちが自分のこと

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を振り返るだけでなく友達とうまくいっていないことや困っていることなども書いてい

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ます

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高学年になればなるほど子どもたちは疑いの関係性について話さなくなります

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だからこそこうしたて館の中で子どもたちの関係性のことを知ることができます知る

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ことができるとソフト仲良くなる場面をつくったり関係性の修復を支えたりすることが

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できます

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繋がらなければならないになるとしんどくなってしまいますししかし

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つながることで楽しくなるつながることでより学びも深くなるということを子どもだち

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自身が実感すると自らつながろうとします

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子どもたちが違う学級や社会に出て新しい人と出会った時にもそれおい

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出すことができますか

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step 3になると教師が消えることを意識します

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決して本当に教師が入らないわけではありません

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ただ子どもたちにとっては自分たちでという感覚が増えてきているので先生に頼ろうと

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する気持ちが減っていきますそのために教師の存在感を少しずつ減らしていきます

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自分たちで学びを深める目的をしっかりと持ちその手段も多く選択できるようになると

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子どもたちにとって教師は必要でなくなります自分たちでどんどん学びのサイクルを

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回していけるようになります

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子どもたちの中で教師が消えると子どもたちは本当の意味での自立的な学習者となり

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ます

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世の中のさまざま事実から問いを見いだし

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仲間と協働しながら学びを深めていくことができます

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将来子どもたちが社会に出た時に必要な力を育てるために教師の存在感を消しつつ自分

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たちでできることを増やしていこうとしているのです自分の幸せを

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を自分で作っていける人になってほしいと心から願っています

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二つ目のまとめです教師のいらない授業になるまでの3つのステップ学習を自分ごとに

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する

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絶えず問いかけながら一人一人が自分の中での目的を持ち

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回を更新していくことを支えることによって学習

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主が自分ごとになるようにつなげていく子供同士のつながりをつくる子どもたち同士の

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つながりの現状を細かく捉える

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その手立てとして振り返りをかかせる教師が消える自分たちで村日を深める目的を

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しっかりと持ちその手段も多く選択できるようになると子どもたち

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にとって教師は必要でなくなる

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3教師のいらない事業の作り方

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どう降れば教師のいらない事業を作ることができるのでしょうか

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先ほどの教師のいらない事業をつくるための3ステップ

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学級型学習課題話し合い逆グループ学習

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ファシリテート振り返り ict 活用について示してくれています

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例えば学級経営では step 1

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あらゆることを自分ごとにするステップにうまくいく

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がない歯を大事にする step 3子どもたちの詩工作をする姿を支える

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そしてそのステップを実現するための具体的な方法も書いてくれています学習課題で見

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てみましょう

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教師のいらない授業にするためのステップは

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問いを意識できるようにする問いを生かした課題を

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教師が作る問いを生かした課題を子どもたち自身でつくるです

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一つ目のステップは問いを意識できるようにする

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それができるようにするために子供たちが自分の遠いを出す場面を少しでも儲けていき

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ます学習の初めに自分の問いを発散できるようにしておくだけで自分ごとになる学習が

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始まります

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例えば国語で物語文の学習をするときには素直に初めて読んだ時に気になったことは

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何かと問いかけます子どもたちからは本当に様々な気になることが出てきます漢字や

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言葉の意味など調べたらすぐに分かるようなことでも構いません中には本文の中

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お宿とかけ離れているなということも出てきますがこれもまた一人ひとりの予備の想像

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が広がる面白い問いにつながります授業中に先生から投げかけられた発問をもとに

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考える場面もあるかもしれませんがその発問と自分の問いをつなげていくように促し

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ます

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こうする

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ことで授業が自分の問いを解決するための学習の場となります

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子どもたちは先生から質問されたことについて考えることに慣れています

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このままだとずっと質問してくれる人を待ち続けることになります

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また質問がなければ考えなくていいということを学ぶこと

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にもつながってしまいます

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自分で解いを出すということは自分の学びのエンジンを育てていくことになります

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まずは先生がそのきっかけとなる場を作っていくことを意識しましょう

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二つ目のステップは問いを生かした課題を教師が作るです

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子供がだした問いを無視して先生が質問や発問をして子どもたちはそのことについて

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考えるだけになってしまうのであれば子供たちは問いを出すことをやめてしまうかも

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知れませんそこでまずはどんどん問屋問いに対する考えを発散していけるようにします

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僕はこんなことを考えたのだけど

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確かにそのことは気になるなあと一人一人が自分の考えを伝えることによって

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問いに対する思いは消化されていきます

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お互いの問いを発散する過程で問いに対する考え方も子どもたちの中で養われてきます

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子どもたちから出た問いをどのように生かすかは教材研究によって考えることができ

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ます

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教材研究をせずに学習する本質がよく理解できていないままだとどのように問いを

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生かしていいのかわかりません

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国語であれば作品の主題や表現の特質に関わること

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など大事にすべき事をきちんと見つけていくことによって

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問いをより活かすことができるようになります

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それなら最初から先生が全部考えればいいのではないかと思うかもしれません

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しかしそれは違います子どもたちが考えた問いを生かしているということが大事なの

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ですそうすることで自分たちが気になったことを自分たちで解決するのだという意識が

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子どもたちの中で生まれます

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また先生は僕たちが出した問いをきちんと大事にしてくれているんだなということも

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実感することにつながります

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問いをもとに考えることが楽しい問いを元に考えていくことでさらに読みを深めて

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いけるということを子どもたちが実感していけばここで経験したことは今後自分で問い

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を立てるときのヒントになります

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3つ目のステップは問いを生かした課題を子どもたち自身でつくるです

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子どもたちの中で問いが意識されていくと自分達の問いを中心に学習が進んでいくこと

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を理解していきますこうなると子どもたちはこれまでの経験を生かしながらどんな問い

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を生かして学習を進めて行け

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ばよいかを考えられるようになりますそして学習の初めに生まれたお互いの問いを共有

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することによって自分たちで学習課題を考えられるようにもなってきます step 3

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になると子供はまず自分が気になった遠いに対してこれまでの学習経験を生かしながら

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自分で解決していきます

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問いに対してしっかりと向き合った個ほど自分の考えたことを相手に伝えたいという

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思いが高まってきます

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同時に他の人はどんなふうに考えたのだろうと言った

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相手の考えを聞きたいという思いも強くなります

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こうして一人では見えなかったものが他社の見え方と出会うことによって新たに考え

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られることが増えていくのです一人ひとりが大事にしていることが大事にされながら

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この学びが更新されていくような歯をつくることによって一人ひとりが自立的な学びて

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になっていきます

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3つ目のまとめです問いを意識できるようにする

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子どもたちが自分の鳥を出す場面を少しでも儲けていく

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先生の発問と自分の問いをつなげていくように促します

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問いを生かした課題を教師が作るといや問いに対する考えを発散していけるようにする

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子どもたちから出た鳥をどのように生かすかは教材研究によって考え

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問いを生かした加害を子どもたち自身でつくる

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一人一人が大事にしていることを大事にしながらこの学びが更新されていくような歯を

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つくる

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[音楽]

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これを読めば共振を入らない事業の作り方について具体的に学ぶことができます

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また教師のいらない授業実況中継として国語や社会道徳の授業の生の様子も紹介して

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くれていますどれもとても興味深い内容でした

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ぜひ手に取ってみてください6月には先生の新刊教師のいらないか級の作り方も出ます

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一度書店に足を運んでみてくださいさて今日はこの辺で失礼しますそれでは

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[音楽]

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