2020/09/12 FIJセミナー「コロナ禍のインフォデミックに立ち向かう」part1

FIJ ファクトチェック・イニシアティブ
22 Mar 202259:38

Summary

TLDRこのセミナーは、ファクトチェックの国際的な取り組みを探求するオンラインイベントです。世界ファクトチェックネットワーク(IFCN)の年次会議「Global Fact 7」の議論ポイントを取り上げ、デマや誤情報を検証し共有する取り組みを紹介。新型コロナウイルスに関するデマの拡散や、サイエンスフィードバックの役割、そして国連の関与が議論の焦点となった。また、日本におけるファクトチェックの現状と課題についても触れられ、専門家やメディアの役割が考察されました。

Takeaways

  • 🌐 このセミナーは、オンライン形式で初めて開催された「fig」の恩来セミナーで、世界各地の参加者が集まりました。
  • 📢 事務局長の矢内さんが司会を担当し、セミナーの流れと注意事項を説明しています。
  • 🗓️ セミナーは2部構成で、第1部では世界的ファクトチェック会議の議論ポイントが紹介され、第2部では日本での取り組みが議論されました。
  • 🌍 世界ファクトチェック会議は、IFCMという国際ファクトチェックネットワークが毎年開催し、加盟メディアは300を超えています。
  • 🔍 議論された主なポイントは、デマの共有やファクトチェックの重要性、相互協力の強化、そして民主化の進展などです。
  • 🛠️ 技術的なツールや方法論が議論され、例えばウェブページの履歴を確認できるWayback Machineの紹介があります。
  • 📈 特定の事件や社会問題に関するファクトチェックの重要性が強調され、特にジョージ・フロイド事件後のデマの拡散に警鐘がならされています。
  • 🤝 国連や他の国際機関との協力が必要で、情報の共有やインフラの強化、そして特定の国での情報アクセスの難しさにも触れられています。
  • 🏆 シグナトリー制度の厳格化や、情報源の透明性などのファクトチェック団体の基準が向上し、信頼性の確保が議論されています。
  • 📚 科学者や専門家によるファクトチェックの取り組みが紹介され、サイエンスフィードバックなどのプラットフォームの役割が強調されています。
  • 📉 日本のメディアやファクトチェック団体がグローバルな議論に参加し、国際的な協力を通じて情報を拡散し、デマに対抗する能力を高める必要性があります。

Q & A

  • このセミナーのテーマは何ですか?

    -このセミナーのテーマは、世界的に広がったファクトチェックの議論と、新型コロナウイルスに関する誤った情報の拡散を巡る議論です。

  • セミナーの開催形式はどのようになっていますか?

    -セミナーはオンライン形式で開催され、参加者はマイクをオフにすることが求められています。

  • セミナーの時間と日程はどのようになっていますか?

    -セミナーは2部構成で、第1部は2時から、第2部は3時半から4時半までの予定です。

  • 参加者が質問をする場合、どうしたらよいですか?

    -質問がある場合はチャットボックスに投げていただくか、Googleフォームの質問フォームを用意して受け付けています。

  • 録画されたセミナーは誰が閲覧できますか?

    -セミナーはfigの会員やメディアパートナー、その他の関係者に公開され、録画が閲覧可能です。

  • 世界ファクトチェック会議とはどのようなものですか?

    -世界ファクトチェック会議は、国際ファクトチェックネットワークの団体が毎年1回開催する会議で、世界的に展開されるファクトチェックメディアの交流や協力の場です。

  • 新型コロナウイルスに関する陰謀論に対して、セミナーではどのような議論が行われましたか?

    -セミナーでは、新型コロナウイルスに関する陰謀論が拡散されている現状や、それに対するファクトチェックの取り組みが議論されました。

  • セミナーで紹介された「サイエンスフィードバック」とは何ですか?

    -「サイエンスフィードバック」は、国際的な科学者のプラットフォームで、新型コロナウイルスに関する誤った情報や陰謀論に対するファクトチェックを行っている組織です。

  • セミナーで取り上げられた「民主化」とは何を指していますか?

    -「民主化」とは、ファクトチェックの活動が一般の人々に広まっており、その結果を共有することが社会全体で求められているという状況を指しています。

  • セミナーで紹介された「fact-check」のラベルがついたgoogleニュースの例はどのようなものですか?

    -セミナーでは、Googleニュースのイメージ検索結果にファクトチェックのラベルがつけられるようになった例が紹介されており、これは情報の正確性を確保するための取り組みの1つです。

  • セミナーの第2部で何が行われますか?

    -第2部では、日本でのファクトチェックの取り組みや、具体的な事例についてディスカッションが行われます。

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