【三立製菓】創業100年超の老舗製菓メーカー ロングヒット商品を生み出した源泉【社長名鑑】
Summary
TLDR三立製菓株式会社は2021年に創立100周年を迎え、長年の伝統を守りつつも新しいビジネスモデルへの転換を図っています。代表的な商品である源氏パイやチョコバットカンパンを通じて、アレルギー対応や地域貢献、食育に注力。新工場の建設やESG推進部の設置など、国内外での成長戦略を強化しています。また、多様な視点を持つ人材の育成と組織運営にも力を入れ、次の100年に向けての挑戦と変革を推進していることが強調されています。
Takeaways
- 🎉 三立製菓は2021年に創立100周年を迎え、お客様に安心と満足を届け続けるという経営理念を貫いています。
- 🍫 近年では、地域貢献や子どもたちの食育、飼育に携わりながら、新工場を竣工し、新たな成長を目指しています。
- 👀 清水社長は、多様性を持つ人材を集めることの重要性を強調し、4つの目(鳥、虫、魚、コウモリ)を大事にすると語りました。
- 🌟 100年を迎えた企業として、ビジネスモデルの変更も含めたビジョンを描く必要性を認識しています。
- 🍞 源氏パイやカニパンなどのロングヒット商品を生み出す理由は、伝統と変革を組み合わせることにあると清水社長は述べています。
- 🌾 三立製菓は、発酵技術を用いた商品を製造し、原材料の変わらない中でのデザインや形の変化で商品を進化させています。
- 📈 清水社長は、国内での質的拡充と海外での量的拡大を進め、特に中国市場での積極的な施策を行っています。
- 💼 経営陣は、従業員、株主、経営者の3つの視点をバランスよく考慮し、製造者、販売者、消費者の3つの視点も重要視しています。
- 👶 アレルギーを持つ子供でも食べられる商品を提供することで、お客様への愛情と責任を大切にしています。
- 🚀 新しいビジネスモデルを想像し、100年リスタートの時期に向けたビジョンを描く必要があると清水社長は強調しました。
- 🧍 求めている人材像は、見つける能力、聞き取りの能力、コミュニケーション能力、そして挑戦する姿勢を持つ人だと清水社長は述べています。
Q & A
三立製菓はどのようなビジョンを持って100年を迎えましたか?
-三立製菓は、お菓子を通じてお客様に安心と満足をお届けするという経営理念のもと、100年を迎えました。また、ビジネスモデルの変更も含めた新しいビジョンを描く必要があると強調しています。
三立製菓が持つロングヒット商品にはどのような特徴がありますか?
-三立製菓のロングヒット商品は、アレルギーを持つ子供でも食べられるように作られており、伝統的な発酵技術を用いて作られています。また、原材料が変わらない中でのデザインや形の変化で商品を進化させています。
清水社長は、三立製菓の今後の成長にどのような取り組みを行っていますか?
-清水社長は、国内では質的な拡充、海外では量的拡大を目指しています。特に中国市場で積極的にテレビショッピングやキャンペーン、ネット通販に参入し、市場を拡大しています。
三立製菓が求める人材像とはどのようなものですか?
-三立製菓が求める人材は、見える、聞ける、言える、やってみることができる人材です。情報や課題を見つけ出し、積極的に問題解決に取り組む姿勢を持つことが大切です。
三立製菓はどのようにして組織内の問題を解決していますか?
-三立製菓は、組織内で多様な視点を持ち合わせることで問題解決に取り組んでいます。4つの目(鳥の目、虫の目、魚の目、コウモリの目)を大事にし、多様性を持った人々を集めて物事を解決しています。
三立製菓は、今後のビジネスモデルの変更についてどのような考えを持っていますか?
-三立製菓は、100年に一度のリスタートの時期であり、ビジネスモデルの変更も含めたビジョンを描く必要があると清水社長は考えています。新しいビジネスモデルを想像し、それに向けた取り組みを行っています。
三立製菓は、今後の施策としてどのようなことを重要視していますか?
-三立製菓は、今後の施策として、国内での質的な拡充と海外での量的拡大を進めています。また、ワークライフバランスやコンプライアンスの強化にも力を入れていくと清水社長は語っています。
三立製菓は、esg推進についてどのような取り組みをしていますか?
-三立製菓は、esg推進のためにesg推進部という部署を設け、社長直轄で活動しています。また、外部監査を導入し、持続的な成長に向けた取り組みを進めています。
三立製菓の商品は、どのような健康面の配慮を持っていますか?
-三立製菓の商品は、アレルギーを持つ子供でも食べられるように作られており、卵や乳を使用しない商品も開発しています。健康面の配慮が商品開発の重要な要素となっています。
三立製菓は、今後の製品ラインアップにどのような商品を展開予定ですか?
-三立製菓は、大人向けの商品やリッチでヘルスケア感のある商品を展開することで、新たな需要を生むことを考えています。また、少子高齢化に対応した商品もターゲットに据えて展開予定です。
三立製菓の創業者である真島康平の精神は、どのようなものですか?
-真島康平の精神は、他人のために尽力し、社会に貢献する姿勢です。また、資材を投げ打って執事工事にお金を投じたという話からも、倹約精神や自己犠牲的な姿勢が垣間見られます。
Outlines
🎉 三立製菓の100年と新ビジネスモデル
三立製菓は100周年を迎え、持続的なビジョンを描く必要性を強調。安心と満足を提供するという経営理念のもとで、源氏パイやチョコバットカンパンなどのロングヒット商品を生み出し、地域貢献や食育に貢献。新工場の竣工や新しい成長を担うブランドと事業を推進。多様性を大切にし、伝統と変革をバランスよく推進。
🌟 清水社長の挑戦と多様性の重要性
清水社長は1996年に入社し、企画開発部長や専務を経て2021年に社長に就任。営業から企画に至るプロセスを見直し、従業員が迷わず行動できるように見やすい化。4つの目(鳥、虫、魚、コウモリ)を通じて多様性を持つ人々を集め、問題解決に取り組む。三立生花の経営には従業員、株主、経営者と製造者、販売者、消費者のバランスが求められる。
📈 国内での質的拡充と海外での量的拡大
国内では質的拡充、海外では量的拡大を目指す。少子高齢化に対応し、新商品を大人にも楽しんでもらえるように改良。中国での売り上げを増やし、テレビショッピングやキャンペーン、ネット通販を通じて市場を拡大。100年目でのビジネスモデルの変更も視野に入れる。
👥 求める人材像と真島創業者の精神
人材として求めるのは、見つける能力、問い合わせる姿勢、コミュニケーション能力、そして挑戦する意欲。真島創業者はリッターの心を大切にし、社員に還元することで感動を与え、社員のモチベーションを高める。
Mindmap
Keywords
💡不易流行100年
💡ビジネスモデルの変更
💡安心と満足
💡源氏パイ
💡発酵技術
💡多様性
💡従業員株主経営者
💡ワークライフバランス
💡ESG推進部
💡中国市場
💡人材像
Highlights
不易流行100年という言葉は、ビジネスを継続するという意味を持ち、100年を迎える際にはビジョンを描く必要があると強調されています。
2021年に創立100周年を迎えた三立製菓は、お客様に安心と満足を届けることが経営理念として掲げられています。
三立製菓は、源氏パイカンやチョコバットカンパンなどのロングヒット商品を生み出し、商品企画を通じて地域貢献や食育に貢献しています。
静岡県浜松市に新工場を竣工し、新たな成長を担うブランドや事業を推進しています。
多様性を大切にし、異なる視点を持ち合わせた人々を組織して問題解決に取り組むという考え方があります。
100年企業の経営者である清水は、伝統と変革を両立しながら持続的な成長を目指すという展望を持っています。
三立製菓はアレルギーを持つ子供でも食べられるよう、アレルギーを含まない商品を開発しています。
戦時中は軍用色として使われた乾パンの発酵技術を用いた商品をその後も展開し続けています。
清水は1996年に入社し、企画開発部長、専務などを経て2021年6月に社長に就任しました。
営業から企画開発に至るプロセスを見直し、従業員が迷わず行動できるようにプロセスを見える化しました。
4つの目(鳥の目、虫の目、魚の目、コウモリの目)を大切にし、多様な視点を持ち合わせた人々を組織しています。
三立製菓は従業員、株主、経営者、製造者、販売者、消費者の6つの視点をバランスよく経営に反映させています。
ワークライフバランスの重要性を認識し、介護を含む生活の多様性をサポートする取り組みを行っています。
コンプライアンスを守り、持続的な成長に向けた国内外での施策を推進しています。
中国市場での販売を強化し、テレビショッピングやキャンペーン、ネット通販を通じて市場を拡大しています。
100年目を迎えた三立製菓は、新しいビジネスモデルを模索し、次の100年を目指して成長を続ける意気込みを示しています。
求める人材像は、見つける能力、聞き耳、言える姿勢、そして挑戦し、小さなスタートから始める能力を持つ人です。
創業者の真島康平の精神を大切にし、リタの心を大事にし、社会に貢献する人間にならないと考えてきました。
Transcripts
不易流行100年というのは継続するんだ
けども100年リスタートの時にはまさに
ビジネスモデルの変更も含めたビジョンを
描かなければいけないっていうのを強く
思いました
[音楽]
2021年に
創立100周年を迎えた
老舗製菓メーカー三立製菓株式会社
お菓子を通してお客様に安心と満足をお
届けしますという経営理念のもと
源氏パイカニパン
チョコバットカンパンなどのロングヒット
商品を生み出す近年では
商品企画を通じて地域貢献や子どもたちへ
の食育
飼育に携わるほか本社がある静岡県浜松市
に新工場を竣工するなど新たに成長を担う
ブランドや事業づくりを推進している
鳥の目それから虫の目それから魚豆それ
からコウモリもねこの4つの目を大事にし
てるんですねそれぞれいろんな目を持った
人間を集めてそして物事を解決していくん
だその多様性が
成長につながるのかなというふうに私は
思ってます
100年企業の事態を担う経営者の
伝統と変革に込めた思いと見据えている
展望とは
数々のロングセラー商品を生み出すことが
できた理由について不易流行の精神を上げ
た清水その真意とは例えばの
伝承という部分ですと
標本工場を作っている源氏パイなんです
けども
卵と乳を使ってないんですねであともう一
つカニパンという
商品も
卵を使ってないんですねこれやっぱり
アレルギーを持たれてる子供の方でも
食べれるようにということで今でも
アレルギーを使わないようにしてるんです
ねこれが一つはお客様に愛していただく
大事にしていることかなというふうに思い
ますだともう一つ戦時中は
乾パンを軍用色として使っていただいてた
んですねでこれ発酵技術を使った商品なん
ですけどもその後ですねカニパンとかあと
チョコバットとか
色んな商品出していくんですけどもどれも
原材料ってその変わんないんですイースト
ハック発酵技術を使った商品なんですね
中身は配合一緒でも形とか水分とかで
デザイン膜いろんな形に変わっていった
平然してったっていうところがあるんです
ね発酵技術っていう部分は
伝承しながら表に出てくる部分に関しては
変革を繰り返してたという2つが
重なり合って
商品ができてきたのかなというふうに思い
ます
三立成果を牽引する清水は
1996年に新卒で入社
企画開発部長
専務などを歴任し2021年6月に社長へ
就任した
当時
並々ならぬ思いを持ってあることに
取り組んだと振り返る私でもともと営業を
やってたんですけども営業って
商品が発売する3ヶ月前から2ヶ月前に
日本が必要なんですねけど私が営業して
いく頃って企画かっていうのは
磨いてもなかなかものを出してくれなかっ
たんですねなんてその2か月見逃しルール
ができないのかなっていうことで
誰がどういう行動で仕事してるかっていう
のを調べ直したんですね開発がものを作っ
てそれをラインに乗せてさらには開発から
客にバトンがタッチされてデザインを決め
て
職員表情を決めるっていう流れの作業なん
ですけどどこの部分で遅れてるのかって
いうのをチェックするようにしてそれを
見える化したんですねやっぱりそうする
ことによって
従業員の方が
迷わず行動できるようにということをする
ようになりましたね
挑戦に際し清水は4つの目を大事にして
いるという
鳥の目それから
虫の目それから魚の目それからコウモリの
この4つの目を大事にしてるんですねただ
4つの目って全部持った人なんでいないん
でそれを組織でそれぞれいろんな目を持っ
た人間を集めて
組織して物事を解決していくんだそれが
やっぱり大事かなその多様性が
成長につながるのかなというふうに私は
思ってます
三立生花の三立には
従業員株主経営者の3つと製造者
販売者
消費者の3つがそれぞれバランスよく
成り立つ経営を
常に行うという思いが込められていると
語る清水この伝統を尊重しながらも実現
する方法は時代に合わせて変化させていく
方針だ
授業に関しましてはやっぱり
ワークライフバランスですよねこれから
介護も含めて
ワークライフバランスが重要になってくる
という部分がありますのでそこは力を入れ
てやっていきたいなということとあとは
コンプライアンスをしっかり守っていこう
ということで最近ですと
esg推進部という部署を
設けましたどの部署にも属さない
社長直轄の部署なんですけども社長も
やっぱり見られるということをしなければ
いけないということで外部の方にですね
監査をしていただくというのを取り入れて
進めております
持続的な成長に向けた国内外での施策に
ついて
清水は次のように語る基本的には
国内は
質的の拡充それから海外は
量的の拡大っていうのはやっぱり進めて
いきたいなというのは基本的にはあります
国内に関しましては
少子高齢化で
嘆いちゃいけないよと増資中年かっていう
の言ってるんですけどもそういう方をもう
ちょっとターゲットにした例えばこの
職場っていう商品もありますけどももう
少しその大人が
喜ぶような
味付けにした大人のチョコバットみたいな
ね発売して大人になっても
チョコバットを楽しんでもらえるそうする
ことによって新しく需要が出てくるんじゃ
ないかなと考えることもありますし
量が少なくてもいいからリッチなものとか
やっぱりヘルスケア感のあるものとかそう
いったものを出していけばまた需要が
広がるんじゃないのかなっていう意味で
的確になるのかなというふうに思っており
ます
海外に関してですけども今の中国の
売り上げが6%から7%ぐらい売り上げが
あるんですけれどもただ代理店さんに任せ
て物を出荷するというところからもっと一
歩踏み出して
量の拡大をしようということで今始めてる
のが中国のテレビショッピングに出たりと
かあとは中国でのキャンペーンをやったり
とかあとは
ネット通販って日本よりも進んでるんで
ネット通販でどうやったら犯したね買って
もらえるかっていうのを現地の
マーケティング会社と組んでやったりとか
そういった活動をしてます
ね2021年に
創業100周年を迎えた三立生花次の
100年に向けた思いとは100年になり
ますと次の100年ということをやっぱり
考えていかなきゃいけないっていう風に
なってくると思うんですけども新しい
ビジネスモデルをもう想像しないとやって
いけないだろうなっていう思いがやっぱり
ありましてそこら辺も意味を込めまして
不易で有効三次世界の今までの良かった
こと100年というのは継続するんだけど
も100年リスタートの時にはまさに
ビジネスモデルの変更も含めたリスタート
を切るようなビジョンを描かなければいけ
ないっていうのを強く思いました
求める人材像について
清水は次のように語る見えるかそれから
聞けるか言えるかやってみるかこれを
目指す
人材になってほしいというのを言っており
ます
見えるかという部分になりますと今の情報
とか知識っていうのはネットで入ってくる
部分が多いんですけどもその情報をそこ
から
課題を見つけたり問題点を見つけたりそう
いう見つける能力そういったものを
身につけてほしいという部分その課題を
見つけるだけでまた終わるんじゃなくて
例えば何かわからないことがあったら
社内外問わずすぐ聞こうという姿勢がある
そういった姿勢がある方をまた求めたいな
というそれからあと言えるかということで
実際に言わないと相手には伝わらないんで
まず言おうということをできる人間って
いうのを求めてますし最終的にはやっぱり
一番大事だと思うんですけどもやってみる
スモールチャレンジスモールスタートやっ
てみるというところができる人そういった
ものを
人材として
迎え入れたいなというふうに思ってます
[音楽]
リタの心を大事にしたいなというふうに
思ってます相手のためにみんなのために
尽くすとそういう人間になりたいなという
風に思っております真島10個と言いまし
て
俳句を
嗜める廃人であったり政治家であったり
するんですけれども資材を投げ打って
執事工事にお金を
投じたという話があります私どもの創業者
の真島
康平になるわけですけれども
野生もアシスト倹約ということを考えて
おりまして
突き当てがついてるような
服を着てても全然気にしない
契約した部分っていうのを
従業員の方に
還元するということが
斜視に書いておりまして私はその入社当時
見まして感動しまして
いい会社に入ったなと
頑張っていきたいなという思うきっかけに
なりましたねリッターの心っていうのは
まだまだ私は修行中ですけども大事にし
たいなというふうに今でもいつでも思う
ようにしてます
[音楽]
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