Google Cloud 主催：生成 AI とデータを活用したマーケティング最適化セミナー資生堂ジャパン株式会社様セッション（2024 年 5 月 30 日開催）

Google Cloud Japan

5 Jun 202427:50

Summary

TLDRこのスクリプトは、姿勢堂のデータアナリティクスグループ（DAG）がAI技術をビジネスにどのように取り入れ、特に生成AIの活用を紹介しています。2030年ビジョンに基づく健康や美容に関連する製品を扱う姿勢堂は、デジタルトランスフォーメーションを進めています。DAGは、マーケティングや顧客サポートの効率化を目的にAIを活用し、具体例としてクリエイティブAIやコンタクトセンターのAIを紹介。最新の技術や自社データを組み合わせたオリジナルのユースケースの開発が重要であると強調しています。

Takeaways

🏢 シセイドウは150年以上の歴史を持つ企業で、日本だけでなくグローバルに展開している。
🌟 企業のビジョンは2030年までに、スキンケアやメイクなど美容関連の分野を中心に健康に近い概念に拡大していく。
🔍 DX組織は3つの大きな部門で構成され、グローバル軸と日本軸に分かれ、データアナリティクスグループ(DAG)はリテールマーケティングにフォーカスしている。
🤖 生成AIの活用は、マーケティングやサービス分野で特に重要で、業務効率化やカスタマーサポートの向上を目指している。
🎨 クリエイティブAIの取り組みでは、ストーリーテリングや画像生成の能力が評価され、広告やプロモーション素材の作成に活用されている。
📈 画像生成のモデルはバージョンアップにより、より高品質な結果が得られるようになり、細かい修正が可能になった。
📝 DAGでは、生成AIを用いたコピーライティングや画像編集の能力が検証され、広告素材の制作プロセスに組み込まれている。
🔊 コンタクトセンターのAI化では、音声認識と自然言語処理が活用され、カスタマーサポートの効率化と品質向上が目指されている。
🛠️ 技術的な検証と実験を通じて、生成AIの適用可能性と効果が評価され、専門知識の組み込みやチューニングが重要視されている。
🔒 個人情報の保護と法規制への対応は、生成AIの適用において不可欠で、人間によるチェックやモデルの改善が求められている。
🌐 企業は自社のデータと業務に合わせたカスタマイズを重視し、生成AIを活用して独自のユースケースを開発している。

Q & A

市政堂はどのような歴史を持つ会社ですか？
-市政堂は約150年の歴史があり、日本で言うとグローバルの売上の1/4を占める規模の会社です。
市政堂の事業分野には何がありますか？
-市政堂はプレステージプレミアム事業とリテール系事業の2つの大きな事業分野を持っており、化粧品や乳液などのスキンケア商品を中心に、ビューティウェルネスに近い概念に取り組んでいます。
2030年ビジョンとは何を目指しているのでしょうか？
-2030年ビジョンでは、市政堂は化粧品や乳液などのスキンケア商品をメインに据え、健康に近い概念であるビューティウェルネス分野で事業の幅を広げていこうとしています。
DXの組織とはどのようなものか説明してください。
-DXの組織はデジタルトランスフォーメーションオフィスを含むグローバル軸と、主にジャパンで活動する2つの組織体から成り立ち、データアナリティクスグループ（DAG）がリテール系のマーケティングを中心に活動しています。
SIBとはどのような会社ですか？
-SIBはアクセンチュア社との合弁会社で、市政堂のブランドマーケティングを担当しています。
生成AIの取り組みはなぜ始まったのでしょうか？
-生成AIの取り組みは、Googleとの繋がりや国際イベントでの登壇経験から、日本で生成AIを活用しないと危机感を持ったことが発端となり、POCを中心として実事例にも取り組んでいます。
クリエイティブAIについて紹介される予定ですが、どのような点に着目していますか？
-クリエイティブAIでは、ストーリーテリング能力や画像生成能力、そして業務への適用時のコントロールの可能性に着目しています。
コンタクトセンターAIの取り組みではどのようなことを検証していますか？
-コンタクトセンターAIでは、電話やチャットでの問い合わせ業務の効率化と、専門的な知識に対するQAの応對能力に焦点を当てています。
生成AIのユースケースとして紹介されるものは何ですか？
-生成AIのユースケースとして、クリエイティブAIでの画像生成やコンタクトセンターAIでの音声主導のビジネスプロセスが紹介されます。
生成AIの導入において、どのようなリスクがあると考えますか？
-生成AIの導入においては、誤った情報の提供や個人情報の漏洩、そして評判の低下などのリスクがあると考えます。
生成AIの今後の展望について教えてください。
-生成AIの今後の展望では、自社データを使ったカスタマイズや企業の差別化要因としての重要性に着目し、リスクとコントロールを適切に管理しながら、事例化し全体を向上していきたいとしています。