「東大史上最高の天才」が挑む”究極の謎”。解明すればノーベル賞?「なぜ生命は動くのか」の答えとは…【ホリエモン×岡田康志】
Summary
TLDRこのスクリプトは、細胞生物学の分野における驚くべき進歩を紹介しています。岡田泰さん、理化学研究所のチームリーダーは、細胞内の物流を担うモータータンパク質「キネシン」の機能と、その異常が引き起こす疾患について語ります。さらに、細胞の左右の決め方や、細胞内の物流がどのように動くのかという究極の謎に迫る研究を紹介。最新の顕微鏡技術によって、従来見えなかった細胞内の状態を捉え、生命の謎を解き明かそうとしています。
Takeaways
- 🧠 スクリプトでは、岡田泰さんという天才科学者が紹介され、彼のIQ162や東大模試での成績について触れられています。
- 🔬 岡田さんは、細胞内の物流を担うモータータンパク質「キネシン」についての研究を行っており、その動きが病気の原因になることがあると説明しています。
- 🏥 キネシンの異常は、アルツハイマー病などの神経疾患のリスクファクターとなり得るとされています。
- 🚀 岡田さんの研究では、細胞内の物流やタンパク質の動きが非常に迅速で、実際のスピードは約1秒間に1mm移動することが可能だと述べています。
- 🌐 研究において、細胞内の左右の区別がどのように決まるかというメカニズムが解明され、科学誌「サイエンス」に掲載されたと報告されています。
- 🧬 遺伝子の配列を読み取る技術が進歩しており、それによって特定の遺伝子変異を持つ癌に対する治療が可能になる可能性があると示唆されています。
- 🔬 岡田さんは、細胞内のタンパク質の密集した環境下での動きを研究しており、その動きが非常に速いと同時に事故が起こらない理由についても興味を持っていると語っています。
- 💊 癌治療において、遺伝子変異に応じた交代医薬の開発が重要で、タンパク質の設計がその一環として不可欠であるとされています。
- 📈 遺伝子の読み取り技術が安価になり、癌の遺伝子変異を特定することで、より正確な治療が可能になると示唆されています。
- 🔎 岡田さんは、細胞内の物流やタンパク質の動きを研究することで、生命の基本的な動きのメカニズムを理解し、生命の謎を解き明かそうとしています。
- 🌟 スクリプト全体を通して、科学技術の進歩が、病気の治療や生命の基本的な理解にどのように貢献しているかが強調されています。
Q & A
岡田さんはなぜ「ナ市場最高」と「東大市場最高の天才」と呼ばれるようになったのですか?
-岡田さんはIQテストで162を獲得し、東大の模試で数学成績が優秀で全科目1位を達成したため、天才と呼ばれるようになったと言われています。
モータータンパク質とはどういうものですか?
-モータータンパク質とは、細胞内で物質を必要な場所に運ぶための物流の役割を担うタンパク質のことです。例えば、神経細胞で重要な役割を果たしているとされています。
モータータンパク質の動きはどの程度速いですか?
-モータータンパク質の動きは1秒間に約1マイクロメートルですが、細胞内では非常に速いとされています。
モータータンパク質の異常はどのような病気に関係しているとされていますか?
-モータータンパク質の異常は、神経細胞の疾患やアルツハイマー病など、さまざまな病気に関連しているとされています。
岡田さんの研究で解明された「体の左右対象性が破られるメカニズム」とは何ですか?
-岡田さんの研究では、細胞が左右を見分けることで心臓の位置が決まるメカニズムを解明しました。これは、細胞内で毛が動いて濃度流を作り出し、その流れが左右の決定に関与していることがわかったからです。
細胞内で物流が重要である理由は何ですか?
-細胞内で物流が重要である理由は、細胞が生き残るために必要な物質を適切な場所に届けることができなければならないからです。
岡田さんはどのようにして細胞内のタンパク質の動きを観察する技術を開発しましたか?
-岡田さんは、従来の顕微鏡で見えないほど小さい細胞内タンパク質の動きを観察するための新しい顕微鏡技術を開発しました。
遺伝子の配列を読む技術がどのようにして癌治療に役立つか説明してください。
-遺伝子の配列を読む技術は、癌細胞の遺伝子変異を特定することで、適切な治療薬を選び出すのに役立ちます。これにより、患者さんに適した個々の治療が可能になります。
細胞内でタンパク質がどのように動くかを研究する意義は何ですか?
-細胞内でタンパク質がどのように動くかを研究することで、生命の基本的な動きのメカニズムを理解し、様々な病気の原因や治療法を見つけることができるのです。
岡田さんの研究で使用された「次世代シーケンシング技術」とは何ですか?
-次世代シーケンシング技術とは、ゲノムの配列をより高精度で安価に読み取る技術であり、これにより100ドルで癌細胞のゲノムを読むことが可能になりました。
細胞内の物流がうまく機能しない場合、どのような影響があるでしょうか?
-細胞内の物流がうまく機能しない場合、細胞の機能に重大な影響を与える可能性があり、様々な病気の原因となることがあります。
Outlines
🧬 生命の謎を解く天才科学者
この段落では、東大市場最高の天才と呼ばれている岡田泰さんを紹介しています。岡田さんは、IQテストで162を獲得し、東大の模試で数学成績優秀者として知られています。彼は、理化学研究所生命システム研究センターのチームリーダーとして、タパ質と生命の謎を解く研究に取り組んでいます。細胞内で物流を担うモータータンパク質の動きを研究し、その動きが様々な病気に影響を与えることを明らかにしています。例えば、神経細胞におけるキネシンの役割や、遺伝性の疾患やアルツハイマー病との関連について触れています。
🔬 細胞内物流とモータータンパク質の動き
この段落では、細胞内の物流を担うモータータンパク質の動きについて深く掘り下げています。細胞内は、祇園祭りの混雑のような状態で、タンパク質が密集しています。その中で、モータータンパク質は時速300kmで動き、物流を担っています。しかし、細胞内は非常に細かい空間で、タンパク質が非常に速く動くにもかかわらず、事故が起こらないのは不思議です。さらに、岡田さんは、細胞の左右の対象性がどう決まるかというメカニズムを解明し、その成果が科学誌サイエンスに掲載されるほどです。
🧐 科学技術の進歩と生命科学の未来
最後の段落では、科学技術の進歩と生命科学の未来について語られています。遺伝子の配列を読む技術が進歩し、現在では1人分のゲノムを100ドルで読むことができる時代になりました。この技術は、癌の細胞のゲノム解析にも応用されており、遺伝子の変異に応じた治療が可能になるでしょう。また、細胞内物流の研究が進展することで、治りにくい病気に対する新しい治療法が見え始めています。
Mindmap
Keywords
💡キネシン
💡タンパク質
💡物流
💡神経細胞
💡アルツハイマー病
💡遺伝子変異
💡顕微鏡
💡左右対称性
💡タンパク質設計
💡遺伝子検査
Highlights
ナ市場最高の天才と呼ばれている岡田泰さんをゲストに迎える。
岡田さんはIQテストで162を獲得し、東大模試で全科目1位を達成。
研究テーマはタパ質と生命の謎を解くこと。
モータータンパク質の重要性と細胞内物流の役割。
神経細胞におけるモータータンパク質の役割と疾患の関連性。
キネシンの遺伝的変異がアルツハイマー病などのリスクファクターとなる。
細胞内での物流のスピードとタンパク質の動き。
岡田さんの研究で究極の謎「生きてる」の定義を探求。
細胞内タンパク質の動きと生命現象の関係。
細胞内の空間が満員電車のように混雑しており、タンパク質の動く様子が謎に満ちている。
岡田さんが今年1月に発表した身体的左右対象性が破られるメカニズムの解明。
細胞が左右を見分けているメカニズムと毛の動きの関連性。
毛の動きが濃度流を作り出し、左右の決まりに寄与する。
遺伝子の配列を読む技術の発展と医療への影響。
次世代シクロン検査技術と遺伝子の変異の特定。
遺伝子変異に基づく癌の治療法の進展。
細胞内物流の重要性と研究の今後の展望。
Transcripts
ナ市場最高そして東大市場最高の天才と各
ネットメディア等でですね今呼ばれている
んですがやっぱり究極の謎は生きてると
いうのはどういうことかうん生きてるのの
定義の1つは動いてることですよねうんで
じゃあなんでそんな燃費悪いものを神様
作ったんだろううんああなるほどなるほど
顕微鏡でまず生きてる細胞を見るしかも
従来の顕微鏡で見えないぐらいのものを見
るっていう技術を我々作ってき
て
はいえ堀江さんカアさんよろしくお願いし
ますお願いししますますはい早速ですね
今回のゲストをご紹介します理科学研究所
生命システム研究センターチームリーダー
の岡田泰さんにお越しいただきました本日
はよろしくお願いいたしますはいよろしく
お願いし
ます岡田さんはですね各メディアえ各
ネットメディア等でですねナ市場最高
そして東大市場最高の天才とえ今呼ばれて
いるんですがえこれ中1の時にえIQ
テスト162これ中二でえ東大のえ模試の
え数学成績優秀者に直なね中産で離3の
模試でA判定降参の時にですね東大模試で
全科目1位を達成されたと全科目1
位いいですね羨ましいです羨ましい私も
天才って言われたかっ
たえ今回はですねタパ質と生命の謎を解け
と題しまして見えないものを見ることで
究極の謎を追求する岡田さんのえ頭脳に
迫ってまいりたいと思いますこれまずです
ねえ本題に入る前にえっとこちらをですね
ご覧いただきたいと思い
ますこちらあれですよね岡田さんの研究に
も関わるものなんですけれどもSNS上で
可愛いと言って話題になってたりま
ちょっとミーム化してもう世界中でえ見
られてたりえするんですれえこれモーター
タンパ質とえ呼ばれるものなんですけど
これ一体何なのか説明していただいても
よろしいでしょうかあの我々の社会では
あのトラックがいろんなところに物を運ん
ででそれによって物流が成立してるという
のと同じように細胞の中でも必要なものを
必要な場所に送り届けるというそういう
意味での物流っていうのは非常に重要でで
それを担っているのがあのこのキネシと
言われるモータータパなんですね例えば
その1番これが発達してるシステムは神経
細胞なんですけどこの神経細胞の中でこの
キネシンというモータータンパクスが
例えば渋滞したりとかあるいはその遺伝性
の疾患でその記念心に変異が入ったりと
いうことが起こると様々な病気が起こると
いうことが知られていてアルツハイマー病
ってありますけどあれのクリアな源分かっ
てないですけれどもリスクファクターの1
つとして例えばこのキネシの遺伝的な変異
というのが童貞されていたりホキ博士が
なってた病気であのエレスという
知れいうようにあの様々なあの神経の
いわゆる難病の原因とも関係があるという
風に言われているものですま平たく言うと
あのトラックが止まっちゃうとコンビニに
物が来なくなってみんな困るというのと
同じようにの細胞の中で物を送り届けて
いるそういうタンパク質ですねこれ
めっちゃゆっくり言ってますけど実際は
早いんですか実際のスピードは大体1秒間
に1マメぐらいなんですけどでもの大きさ
はあの数10nmとかそういう世界なんで
もしこのキネシンが人がこうやって荷物
運んでるという経にするとこの運んでるス
ピードドって新幹線ぐらいになるんですね
うんやそう考えると早いような気もします
よねま早いですよね普通にうんピューンて
で実際例えば我々の神経細胞の中で1番
長い神経細胞って長さ1mぐらいあるん
ですようんうんうんえ頭から腰に行って腰
から足に行くてうんでそうするると足を
早く動かそうと思うと脳の指令を足の先に
早く伝えようとすると小刻みに中継すると
中継するたびに遅くなりますから中継し
ないでダイレクトに繋いだ方が早いとうん
うんうんなるほどでも実際キシがこっから
ここに運んでるわけではないんです運ん
でるんです運んでるんですか
パパパじゃあ相当早いですね相当早いです
ねこれキネシの研究でこれどんな生命の謎
が解明できるということなんでしょうか
そもそもだからなんであのうんキ心の研究
をしているかというとやっぱり究極の謎は
生きてるというのはどういうことかという
ことだと思うんですけどうんまその中で
その多分我々が直感的に思う生きてるのの
定義の1つは動いてることですよねうん
突然パタッと倒れて動かなくなったらあ
死んだとかって思いますよねうんうんうん
うんでそういう意味でやっぱり動くっての
はすごくこう生きてることと関係する話だ
しでもう一方でさっきの話題にもなった
通りあの動くっていうのはもう完全に物理
的な現象ですよねうんでしかもどうやって
動くかっていうのは当時は全く分かってい
なかったんですねうんていう意味でその
どうやって生物のタパが動きを作るのかと
いうのがあの面白かろうというので研究を
始めたんですけど大体どうやって動いてる
かということはこれまで30年ぐらい研究
してきて分かってきたんですけどでもまだ
分かってないことはたくさんあって例えば
1つすごくシンプルだけどよく分かって
ない問題はあのこのCGのムビは決定的な
嘘があってはいあの実は細胞の中って
こんな空いてるんじゃないんですよ最近
使ってるヒは祇園祭りのお客さんぐらいえ
うんあるいは満伝車ぐらいに実は牛牛詰め
にタンパク質がいるんですねうんうんうん
うんうんでその中をちょうどスケールで
言うと祇祭りの出しありますよねうんうん
ぐらいのものを背負ってうんで時速
300kmで突っ走っ
てる危なでしょでしかもこれ1方向に見え
ますけど実際には両方向いるんで上りと下
両方ないとうよにならないですからでそう
するとすぐ隣あった車線で時速300km
同士のものがビュンってすれ違っててで
しかも周りは満員電車並みに人がいる超
やばいですよねうんえこれ事故とか起き
ないんですかと思うでしょでだから何が
起こってるか不思議なわけなんですよね
こんなもので動いてると思わ思わないです
よねなかなかねよちよち歩きながらそう
そうそうそうそうあれが最適会なんですか
ねえこれ多くのこれ進化があるこれ生命
科学の世界なんですけども今年の1月です
ね岡田さんがこのような発表されました
これ体の左右対象性が破られるメカニズム
を解明されたということなんですこれも
実際科学雑誌のサイエンスでも掲載され
たりとなんですけどこちらのご説明
いただいてもよろしいでしょうか多分皆
さんあの心臓が左側にあるという方が
ほとんどだと思うんですけれどもあのなん
でじゃああの心臓は左側にあるんだろうと
いうことですね考えたことなかったですで
もみんながみんなちゃんと左側にあると
いうのは不思議だなとえっとこの話って
いうのはあのま私も入ってますけど名に
なってやったのは加藤さんていう今うちの
研究室で除去しているあの若い先生なん
ですけど見るだけじゃなくてその顕微鏡の
下でうんその100mぐらいの太さの毛を
いじるとうんつまんで動かすとうんそう
いうすごい顕微鏡を作ってでそれで直接
ここに生えてる毛を動かしてうんでそれで
左右がどうなるかというのを見てやること
でで左右があの決まるメカニズムがあの
分かったというのがこの話なんです不動
専門がアンテナの役割をすることで細胞が
左右を見分けているはいこれ濃度流って
いうのは常にあるわけですよねこの濃度流
っていうのを作るのが毛の動きなんです
うんあ毛の動きでのノが2000年で
ぐらいの時には我々がやったのはまず毛が
動いてるってことを見つけて毛が動くこと
で濃度流っていう水の流れができてるとで
どうして水の流れができるかとかもその時
に証明してうんでその流れの下流の方が左
になるというところまでその2000年代
に明らかになったんですねあてことはノり
がないと右になるとはいてからその時
ランダムになるあああランダムになるんだ
でランダムだから半分の人は右になると
そういう電子持ってるんだけどうんそうか
半々で心臓は半々でも呼吸機疾患とか精子
が動かないとかっていう症状はみんなに
あわれるそうはいうんああなるほど
なるほどどうですかねこうここに来てその
割とこう指数関数的にというか発展してる
ように見受けられるんですがこの分野って
うん治らなかった病気を直してしまうよう
なま例えばこういったアルファフォルトと
か使うとま癌の交代医薬みたいな世界って
今すごい発展してますけどやっぱりその
交代作り出すところが1番のハードルうん
なわけですよガンて1つの癌に見えてもま
ヘテロって言っていろんな種類の癌が中に
ましかもすごい変異してるんでどんどん
遺伝子変異していくんで新しい交代が必要
になってくる癌がブって出てくるんでうん
でそれに対してこう効くような交代作り出
すっていうのはまなかなかそれもタンパク
質をデザインしなければいけないのでま
こういうのがあるとすごくやりやすいです
よね多分うんその人のその癌にあったもの
を投薬できるってことですかねそうですね
うんでまさにだからあのそれを可能にし
てるのは遺伝子の配列を呼ぶ技術っていう
のがすごく発展していて安くなってるん
ですねうん最初にあの人のゲを読むとかっ
ていうプロジェクトだった時はあの世界中
で膨大な予算をかけてやっと1人分の人毛
のが読めたってうんうんいう時代だったの
がもう今やあの1人分が100で読めると
かっいう時代で実はでもそのベースになっ
てる技術はさっき言った一分の顕微鏡の
技術なんですねでもまそうやってその一分
の顕微鏡の技術を使ったあのいわゆる次
世代シ検査と言われる技術が使えるように
なってま100ドルで読めるとでそうする
とあなたの癌の細胞のゲノムを見ましょう
とかっていうのが気軽にできますよね
うんうんそうするとあこの癌はこうだった
とでそうするとこのタイプの遺伝子の変異
の癌だったらこういう
能になりめたんうんへえ細胞の中でもあの
必要なものを必要な場所に送り届けると
いうそういう意味の物流ってのは非常に
重要でなんか歩いてて可愛いですねこれ
歩いてるんですか祇祭りの出しありますよ
ねぐらいのものを背負って時速300km
ですっぱしってるでも実際キシがこっから
ここに運んでるわけではないんです運ん
でるんです運んでるんですかパ危なやばい
ですよね雑誌のサイエンスでもあの掲載さ
れたりともなんでじゃああの心臓は左側に
あるんだろう考えたことなかったですこれ
はすごい感です
よ
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