Delta is Very Cool in the AI Era presented by Delta

Open Compute Project

16 Oct 202413:23

Summary

TLDRこのセッションでは、データセンター向けの最新の冷却ソリューションについて、デルタ社の製品マネージャーであるチーチョ氏が紹介しました。冷却能力の向上を目的に、液体冷却技術の重要性と新しい製品ラインの進展が強調され、特にエアアシスト型液体冷却システムのレトロフィットソリューションに焦点が当てられました。また、冷却能力や効率を最適化するための新しいポンプや冷却ユニットの設計も紹介され、将来の製品展開への期待が高まりました。

Takeaways

😀 AI時代へのようこそ！デルタはデータセンター向けの冷却製品を提供しています。
💧 従来の空冷から、液体冷却と浸漬冷却への移行が進んでいます。
📊 データセンターの熱設計電力(TDP)を改善するため、さまざまな冷却ソリューションを設計しています。
🔧 空気補助液冷は、既存のデータセンターに簡単に導入できるレトロフィットソリューションを提供します。
💡 冷却能力が最大1.5メガワットの冷媒配布ユニット(CDU)を新たに紹介。
🚀 新しい製品には、CPUやGPUのための熱ソリューションを提供する製品群があります。
🔄 クローズドループとオープンループの両方の冷却システムを顧客のニーズに応じて提供。
🛠️ 新モデルMV36とMV72は、性能向上のために新開発のポンプを採用しています。
📈 冷却装置のパフォーマンスを最適化するためのシミュレーションプログラムを導入。
🤝 デルタの専門チームが、製品設計やアプリケーション条件についての質問にお答えします。

Q & A

AI時代におけるデルタの製品の特徴は何ですか？
-デルタは、データセンター向けの冷却ソリューションを強化しており、空気冷却、液体冷却、および浸漬冷却の3つの主な冷却方式を提供しています。
デルタの液体冷却製品の主要な利点は何ですか？
-液体冷却は、従来の空気冷却に比べて熱効率が高く、より低いPUE（Power Usage Effectiveness）を実現することができます。
データセンターの冷却の進展についての去年からの変更点は何ですか？
-昨年から、デルタは製品ラインを強化し、特に空気補助液体冷却ソリューションに重点を置いています。
液体冷却と浸漬冷却の役割はどのようなものですか？
-液体冷却と浸漬冷却は、データセンターの熱設計電力（TDP）を管理し、エネルギー効率を向上させるために重要です。
デルタの冷却製品のPUEはどのように改善されていますか？
-デルタの冷却製品は、最大でPUE 1.07を実現する冷却ソリューションを提供しており、エネルギー効率を大幅に向上させています。
液体冷却のためのCDUとは何ですか？
-CDU（冷却配分ユニット）は、液体冷却システムにおいて、冷却液の流れを管理するための装置であり、液体冷却と空気冷却の両方に対応しています。
デルタの新しいポンプ技術について教えてください。
-デルタの新しいポンプ技術は、前の世代に比べてほぼ2倍のポンピング力を提供し、熱交換器のサイズを30%縮小することが可能です。
データセンターでのメンテナンス時に重要な特徴は何ですか？
-新しいデルタのモデルはホットスワップ機能を備えており、メンテナンス中にデータセンターの電源を切ることなく作業を行うことができます。
デルタの液体冷却ソリューションのサイズや形状については？
-デルタの液体冷却製品は、さまざまな高さや冷却能力に対応しており、特に4Uの高さを持つモデルが多く、さまざまなデータセンターのニーズに対応できます。
データセンターにおける熱管理の重要性は何ですか？
-熱管理はデータセンターの性能を確保するために不可欠であり、適切な冷却がないと機器の性能が制約され、全体の効率が低下する可能性があります。