UI/UXデザイン・人間中心設計
Summary
TLDRこの動画では、ソニーのUIUXデザインと人間中心設計(HCD)に焦点を当てています。ソニーはユーザーの体験を重視し、製品サービスの開発に取り組んでおり、実際のユーザーニーズを理解するために様々な調査やテストを実施しています。事例として、クリエイターズクラウドやマスターカットなどのサービスが紹介され、ユーザーの声を基に改善を重ね、より良い体験を提供することを目指しています。また、アクセシビリティへの取り組みも強調され、製品がより多くの人に使いやすくなるよう設計されています。ソニーでは、このようなユーザー中心のアプローチを通じて、新たな価値と感動を生み出すことを目指しています。
Takeaways
- 😊 UIUXデザインはユーザー中心の設計思想であり、ソニーの製品開発に欠かせない
- 📝 ソニーは様々な調査を行い、ユーザーの声を製品開発に反映させている
- 💡 HCD(人間中心設計)プロセスに沿って調査、分析、解決案の作成、評価を行う
- 🎥 カメラ領域ではクリエイターのニーズに適合した動画編集サービスを開発した
- 🎧 オーディオ領域ではユーザーテストを繰り返し、ヘッドホンの使いやすさを向上させた
- ♿ テレビ領域では視覚障害者の自宅訪問調査でアクセシビリティを向上させた
- 👥 UIUX担当者にはデザイン力とエンジニアリングスキルの両方が求められる
- 🔧 技術実装への理解が製品開発には欠かせない
- ❤️ ユーザーへの思いやりが製品開発の原動力になる
- 🙌 UIUX人材のエントリーを待っている
Q & A
ソニーがUIUXデザインで目指していることは何ですか?
-ソニーは「期待と想像を超える新たな感動を生み出す」ことをUIUXデザインで目指しています。ユーザー視点で製品・サービスの開発に取り組んでいます。
ソニーはユーザーの声をどのように拾っていますか?
-各種の調査 like 車内テスト、訪問調査、エスノグラフィーなどを行い、ユーザーの声や行動・利用状況を把握しています。
UIUXデザイナーが携わる製品・サービスにはどのようなものがありますか?
-テレビ、オーディオ、スマートフォン、カメラ、クラウドサービスなど多岐にわたります。新規事業 like メタバースなどにも関わります。
人間中心設計(HCD)にはどのようなプロセスがありますか?
-調査→分析→解決案の作成→評価の4つのプロセスがあり、これを必要に応じて繰り返します。
UIUXデザイナーに求められるスキルは何ですか?
-UIUXデザインのスキルに加え、エンジニアリングの知識・スキルも必要です。技術への理解が製品作りには欠かせないからです。
アクセシビリティとは何ですか?ソニーはどのように取り組んでいますか?
-アクセシビリティとは、誰もが制約なく製品を利用できることです。ソニーは「誰もが感動を分かち合える未来」を目指してアクセシビリティ対応に取り組んでいます。
マスターカットはどのようなサービスですか?
-クリエイターの撮影から動画制作を支援するクラウドサービスです。カメラとクラウドを連携させ、撮影した動画の自動補正などを行います。
ブルートゥースヘッドホンの事例から何が分かりましたか?
-ユーザーが実際にアプリ機能を使っていなかったことが分かり、何度も調査を重ねることでユーザー体験の改善につながりました。
画面読み上げ機能を自動有効化した理由は?
-視覚障がい者がテレビを使う際の困りごとを解消するため、初期設定時に読み上げ設定を音声ガイダンスで教えるよう改善しました。
UIUXデザインで大切なことは何でしょうか?
-ユーザー視点での製品づくり、上流工程から下流工程までの一貫した取り組みが重要です。ユーザーにとって望ましい体験を常に考えることが必要です。
Outlines
🎨 UI/UXデザインとユーザーセントリックアプローチ
この段落では、ソニーが提供するUI/UXデザイン人間中心設計コースの概要とその業務内容について紹介しています。ソニーのアプローチは、製品やサービス開発においてユーザー視点を重視し、ユーザーの声を聞くことに大きな価値を置いています。具体的には、テストルームでの製品使用テスト、現場訪問、エスノグラフィーなど多様な調査方法を通じて、ユーザーの行動や利用状況を把握します。また、関係者間でのワークショップを通じて気づきを共有し、ニーズを分析します。人間中心設計(HCD)のプロセスは、調査、分析、解決案の作成、評価の四段階で構成され、これらを繰り返すことでユーザーに価値ある体験を提供することを目指しています。さらに、実際の製品開発においてこのHCDプロセスがどのように適用されるかについて、イメージング領域での取り組みを例に説明しています。
🚀 サービスイノベーションとユーザーフィードバック
この段落では、ソニーのUI/UXデザインにおける具体的なサービス開発事例として、「マスターカット」の開発過程が紹介されています。マスターカットはクリエイターのための動画編集クラウドサービスで、クリエイターのニーズを深く理解するために行われた多数の会話と分析から生まれました。サービス開発では、クリエイターの単調な作業を効率化するために、撮影後の動画や音声の自動補正機能が実現されました。リリース後も継続的にユーザーフィードバックを取り入れ、改善を重ねることで、ユーザーの満足度を高めることに成功しています。また、この段落ではアクセシビリティの重要性も強調されており、すべてのユーザーが製品やサービスを使えるようにするための取り組みについても触れられています。
🌟 チームワークと継続的な改善
この段落では、UI/UXデザインのプロセスが製品開発のすべての段階にわたってどのように組み込まれているかについて説明しています。設計、商品企画、品質保証、製造など、さまざまな部署の関係者が協力しながら、ユーザーにとって価値ある体験を提供する製品作りに取り組んでいます。UI/UXデザインには、エンジニアリングの知識やスキルも必要であり、ソフトウェア設計などの技術的な背景を持つ人材も歓迎されています。最終的には、ユーザーに喜んでもらえる製品やサービスを作りたいという強い思いが、この分野で活躍するために最も重要な資質であることが強調されています。
Mindmap
Keywords
💡ユーザー体験
💡人間中心設計
💡アクセシビリティ
💡UI
💡UX
💡調査
💡分析
💡設計
💡評価
💡マスターカット
Highlights
皆さんこんにちは, こんちはuiuxDESIGN人間中止, 設計コースの動画をご覧いただき, ありがとうござい
uiuxデザイン人間中心設計コースの業務内容と魅力についてご紹介
ソニーではお客様と共に体験を磨くソニーと人々の思いを掛け合わせ価値ある体験を追求する
ユーザーの声を聞くことが欠かせません, そのため私たちはユーザーの行動利用状況を把握する様々な調査を行ってい
車内のテストルームでユーザーに製品を使ってもらい使いにくい点などを確認する会場調査
関係者間で気づきを共有しニーズを分析するためのワークショップを開催し, そのファシリテーションを行う
ソニー製品のUIUXデザイン人間中心設計に携わっていただきます
担当製品やサービスは配属先の部署によって異なり, 大きく分けるとテレビ, オーディオ, スマートフォン, カメラ, クラウドサービス
調査分析, 解決案の作成, 評価の4つを行いこれらを必要に応じて繰り返す
クラウドを用いてクリエイターの撮影から制作全般をサポートするプラットフォーム, クリエーターズクラウドの中から動画編集クラウドサービスマスターカットを紹介
ヘッドホンの設定や操作をするためのモバイルアプリでBluetooth接続のための簡単セットアップ機能を提供
アクセシビリティ対応としてテレビの事例を紹介, 画面を見なくても操作できるようにテレビが画面の情報を読んで教えてくれる画面読み上げ機能
製品をユーザーに体験していただき喜んでいただけた時にやりがいを強く感じる
UIUX担当者としてUIUX設計をリードする力が求められますがそのためにはUIUXデザインのスキルだけでなく何かしらのエンジニアリングの知識スキルが必要
期待される人材としてはHCDやUXデザインに取り組んでいる方はもちろん, ソフトウェア設計などの技術的な雲に取り組んでいる方も大歓迎
動画をご覧いただきありがとうございました
Transcripts
皆さんこんにちは
こんちはuiuxDESIGN人間中止
設計コースの動画をご覧いただき
ありがとうござい
ますこの動画ではエンターテイメント
テクノロジー&サービス事業を支える
uiuxデザイン人間中心設計コースの
業務内容と魅力についてご紹介し
ますソニーではお客様と共に体験を磨く
ソニーと人々の思いを掛け合わせ価値ある
体験を追求する期待と想像を超える新たな
感動を生み出すためにというメッセージを
掲げ日々ユーザー視点で製品サービスの
開発に取り組んでい
ますユーザー視点で開発を進めるためには
ユーザーの声を聞くことが欠かせません
そのため私たちはユーザーの行動利用状況
を把握する様々な調査を行ってい
ます車内のテストルームでユーザーに製品
を使ってもらい使いにくい点などを確認
する会場
調査ユーザーのオタへ訪問し実際の生活
環境での製品の使い方を伺う訪問
調査ユーザーが製品を使っている現場に
対応し観察するエスノグラフィーなど状況
に応じ色々な方法を用いてい
ます
また関係者間で気づきを共有しニーズを
分析するためのワークショップを開催し
そのファシリテーションを行うこともあり
ますこのような取り組みによってユーザー
の声を聞きニーズを捉えることでどのよう
な体験をユーザーが求めているのかについ
て考えてい
ますこのコースで入社した方にはソニー
製品のUIUXデザイン人間中心設計に
携わっていただきます
ます人間中心設計はヒューマンセンター
デザインの頭文字をとってHCDとも呼ば
れてい
ます担当製品やサービスは配属先の部署に
よって異なり大きく分けるとテレビ
オーディオスマートフォンカメラクラウド
サービスそれ以外にもメタバースなどの
新規事業領域の製品やサービスにも関わっ
ていただきます人間中心設計では調査分析
解決案の作成評価の4つを行いこれらを
必要に応じて繰り返し
ます調査のフェーズではユーザーの製品の
利用状況を把握し分析のフェーズでは調査
結果を踏まえて要求事項を分析しそれを
明確化し
ますそこからユーザーの要求事項に対する
解決案を作成しその解決案をユーザー視点
で評価改善し
ます先ほどは調査分析でどのような手法が
用いられるかについて一部お話ししました
が以降では実際の製品開発でこのHCD
プロセスを適用した事例をお話しし
ますここからは事業ごとのHCDプロセス
を適用した取り組みをご説明します私たち
イメージング領域では現場で活躍する企業
やフリーのカメラマンクリエイターといっ
た幅広い方々の生の声を拾い上げ彼らに
とって望ましい体験は何か本当に必要な
機能はどのようなものなのかを分析し日々
開発を進めています今回はクラウドを用い
てクリエイターの撮影から制作全般を
サポートするプラットフォーム
クリエーターズクラウドの中から動画編集
クラウドサービスマスターカットをで
私たちの取り組みをご紹介しますマスター
カットはカメラを使って動画制作を行う
クリエイターをターゲットユーザーとした
サービスです私たちはこれまで多くの
クリエイターと何度も会話をし彼らが行う
動画制作から投稿までのフローを細かく
分析してきましたすると撮影する時にどう
しても入ってしまう風の音や人の声を
取り除いたり外で撮影する時の手ブレを
直したりなど本格的な動画編集をする前
段階で彼ら自身が単調な作業を行わなけれ
ばならないことに気づきまし
たこの気づきから撮影後に自動で動画や
音声の補正を行うことでクリエイターの
作業を効率化するマスターカッドという
サービスが生まれましたこのマスター
カッドはソニーのカメラとクラウドを連携
させることによって実現したサービス
ですサービスの開発中も継続して
クリエイターに意見を聞き実際に現場で
プロトタイプを試してもらうことで
ユーザーと共にサービスを作り上げまし
たさらにサービスのリリース後も引き続き
複数のクリエイターにアプローチを行った
結果直近のバージョンアップでは改善の
半数以上がユーザーの声を元にしたものと
なりましたニーズや課題の発見
ソリューションの提案を何度も重ねて
生み出したマスターカッドのような
サービスに対してクリエーターの方々が
喜びの声をあげてくれた時にはとても
大きな利害が感じられ
ます
ここからはオーリオ領域の事例をご紹介し
ますソニーではヘッドホンの設定や操作を
するためのモバイルアプリで
Bluetooth接続のための簡単
セットアップという機能を提供しています
一方で実際のユーザーの操作ログを調査
するとこのアプリの機能を使用した
ユーザーは44しかおらず多くのユーザー
が接続に苦労していることが分かりました
なぜユーザーがこの機能を使用していない
のかこの原因の仮説を立てて実証のための
インタビューやユーザーテストを何度も
行いましたするとモバイルアプリの
インストールを誘導していたものの
そもそもアプリの必要性に気づいてもらえ
ていないという実態が見えてきまし
たこの分析結果を元にヘッドホンの初期
設定ガイドの記載内容を変更して市場に
導入したところモバイルアプリを
インストールして
簡単セットアップ機能を使用したユーザー
の割合が60%まで増加しましたこのよう
にHDプロセスを用いた商品設計を行う
ことでユーザーの悩みや困り事を直接
拾い上げながらユーザーにより良い体験を
提供する製品作りを実現してい
ますそのため購入してくださったお客様
からのアンケートやネットでのレビューに
消費に対する喜びの声が上がっているのを
目にした時はより一層努力が報われるよう
に感じられ
ます次にもう1つの事例をご紹介する前に
まずアクセシビリティについて簡単にご
説明しますアクセシビリティは利用環境や
体の制約に関係なく使えるようにすること
を指します身近な具体例としてはボディ
ソープシャンプーリンスの識別表示があり
ますこの識別表示によって四角に障害が
ある方もそれぞれを判別て使えるように
なりましたこのようにアクセシビリティを
向上させるとそれを使える人が増え
ますまたこの識別表示は元々四角に障害が
ある方からの声がきっかけでつけられた
ものですが目が見える人が目を積っている
状態でも区別できるようになるという
メリットももたらしましたソニーでは誰も
が感動を分かち合える未来を
イノベーションの力で大きいメッセージと
してアクセシビリティに取り組んでいます
ではアクセシビリティ対応としてテレビの
事例を紹介します
テレビ領域では資格に障害がある方が
テレビを利用しているご自宅を実際に訪問
させていただいていますその時にテレビ
美時の困り事を教えていただいたり普段の
使い方を観察したりして気づきを得ること
でアクセシビリティ機能の改善に役立てて
いますソニーのテレビには画面を見なくて
も操作できるようにテレビが画面の情報を
読んで教えてくれる画面読み上げという
機能があります四角に障害があるユーザー
にフィールドテストを行ったところ
操作方法をテレビに読み上げてもらいたい
けれどその設定方法が分からないので誰か
に手伝ってもらわないとできないといった
声がありました当時のテレビの仕組みでは
リモコンのショートカットを使って画面
読み上げをオンにできるようになっていた
もののその方法がユーザーに伝わってい
ませんでしたそこで画面読み上げ機能を
すぐに利用できるようにし資格に障害が
ある人々が支援なしでテレビを使えるよう
にするために必要な情報を提供することを
デザインのゴールに設定しまし
たテレビやスマホなどと違って複数の
ユーザーが一緒に使うので誰もが使い
やすいデザインにすることが重要になり
ますまたパートナー企業の要件や
アクセシビリティに関する法律や規制を
守る必要もありまし
たこれらの条件を満たす画面使用案を作り
資格に障害のある方にプロトタイプを操作
してもらうというユーザーテストを実施し
フィードバックをもぎした改善を繰り返し
最終デザインが完成しました
最終的には初回機同時電源がついた最初の
画面で画面読み上げ設定のショートカット
を自動で読み上げてユーザーに伝えること
にしましたそれを用いて再度訪問調査を
実施した結果読み上げの音声を聞きながら
四角に障害がある方がセットアップを完了
できるということが確認できまし
た今回紹介した事例のように誰もが自分で
何でもでき一緒に楽しめるということを
目標にテレビ全体のアクセシビリティ対応
に取りでいますこのように調査から評価
までユーザーのニーズや課題に寄り添い
製品作りに取り組んでい
ます製品をユーザーに体験していただき
喜んでいただけた時にやりがいを強く感じ
ます先ほどご紹介したプロセスは設計や
商品企画の方はもちろん品質保証や製造と
いった部署の方々を含む様々な関係者と
関わりながら進めていく必要があり
ます製品のより良い体験を考えることは
設計時だけでなく上流から下流の幅広い
フェーズで重要
です製品のコンセプトを設計するところ
から発売後の製品を評価するところまで
様々なフェーズにおいてUIUX視点で
業務を担当してい
ますこのコースで入社した方にはUIUX
担当者としてUIUX設計をリードする力
が求められますがそのためにはUIUX
デザインのスキルだけでなく何かしらの
エンジニアリングの知識スキルが必要と
なり
ます質の高い体験を提供する製品を作る
ためにはそれを実現する技術への理解が
必須だから
です期待される人材としてはHCDやUX
デザインに取り組んでいる方はもちろん
ソフトウェア設計などの技術的な雲に
取り組んでいる方も大歓迎
ですまた1番大事なこととしてはユーザー
にとって嬉しい体験を届けたいそんな製品
サービスを作りたいという強い思いがある
ことです皆さんのエントリーをお待ちして
おり
ます動画をご覧いただきありがとうござい
ましたありがとう
ござM
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