カルタゴ建国伝説 〜地中海を席巻する海洋帝国の成り立ち〜【42-2 COTEN RADIO ハンニバル 編2】
Summary
TLDR古代ローマとカルタゴの勢力が地中海を舞台に拮抗し、最終的に両国が全面対決するまでの経緯が説明されている。特にカルタゴの英雄ハンニバルが、アルプス越えでイタリアに攻め入る背景事情が詳述されている。
Takeaways
- 😀 カルタゴはフェニキアの植民都市として栄え、地中海の覇者となる
- 😊 ローマも小さい共和国から大国へと成長していく
- 😃 カルタゴとローマは共通の敵を追い払うために手を組んだことがある
- 😏 カルタゴは商業と海軍が強く、ローマは陸軍が強かった
- 🤔 カルタゴは傭兵制でローマは国民兵制だった
- 👍 ローマは変動可能な兵力が非常に多かった
- 🎉 ハンニバルはカルタゴの天才将軍だった
- 😮 ローマはシステムとして優秀な人材を次々と輩出できた
- 🤨 カルタゴは政治と軍事のバランスがとれているといえるかもしれない
- 😐 しかし政治が軍事を引っ張る力学も働いていた
Q & A
カルタゴはどのようにして建国されたのか?
-カルタゴは紀元前814年にフェニキア人の女王エリッサによって建国されました。エリッサはフェニキア本国が衰退していく中、北アフリカに植民都市を築こうとしたのです。
ローマとカルタゴの違いは何か?
-ローマはコンスル制で軍事と政治が一体化していましたが、カルタゴは行政と軍事が分離されていました。また、ローマは国民兵制で常備軍を持っていたのに対し、カルタゴは傭兵を多く雇う傭兵制でした。
なぜハンニバルはアルプス越えをしたのか?
-ローマの膨大な兵站力と変異動員数に対抗するためでした。ハンニバルにとって陸路で直接攻める以外に勝ち目がないと判断したためです。
カルタゴがギリシア人を追い払うことができた理由は?
-カルタゴはローマと手を組んで戦ったことが大きいです。特にピュロスという強力なギリシア人勢力に対しては、ローマの協力がカルタゴの勝利につながりました。
なぜローマとカルタゴが対立するようになったのか?
-共通の敵であるギリシア人を追い払ったことで、覇権争いをする他国がなくなり、両国の対立関係が生まれました。地中海の覇者の座をめぐって争うことになったのです。
カルタゴの社会制度や政治体制はどのようなものだったか?
-カルタゴは寡頭制的な体制で、政治家や軍人などのポストは一部の名家が独占していました。また行政と軍事が分離されており、民主制的な側面もあったとされています。
なぜカルタゴは傭兵制を採用したのか?
-領土拡大のスピードに人口増加が追いつかなかったためです。傭兵を雇うことで、軍事力の増強と領土拡大を両立させようとしたのです。
ローマがカルタゴに勝利できた理由は?
-ローマの国民兵制による大規模動員力、負けても励まして再チャレンジさせる文化、実力主義に基づく人材輩出など、システム的優位性が大きかったと考えられます。
カルタゴの宗教ではどのような神が信仰されていたか?
-バールとタニトという二柱の主神を中心に、エジプト神話のイシスやホルスなども祀られていました。ハンニバルの名前に含まれる「バル」もこのバール神からきています。
カルタゴの経済基盤となっていたものは何か?
-農業も盛んでしたが、海外貿易と植民地経営による利益が経済の中心でした。航海技術が高く、遠く離れた土地とも交易を行っていました。
Outlines
😊 カルタゴとローマの概要
この講義では、カルタゴとローマが地中海を巡って覇権を争う様子を俯瞰的に見ていく。カルタゴはフェニキア人が築いた商業都市で、ローマは共和制を敷いた戦闘民族の国家である。両者は第一次ポエニ戦争当時の力関係ではカルタゴが上で、ローマはまだ小国に過ぎなかった。
😮 カルタゴ建国の神話
紀元前814年頃、フェニキアからの亡命者たちが北アフリカに辿り着き、そこで女王エリッサがカルタゴを建設した。土地を巡って原住民と交渉し、牛の皮で区切った土地を譲り受けて植民地を築いたという神話が残されている。
🤔 カルタゴの特徴
カルタゴは北アフリカを中心とした農業でも発展し、貿易国家として栄えた。軍事面では傭兵を多く雇用する傭兵性を採用し、各地の戦士を国際色豊かな軍隊として編成していた。宗教はバールを主神とする多神教で、政治体制も貴族主導のオリガーキーであった。
💪 ローマの台頭
当時のローマはまだ小国で、カルタゴと手を組んでイタリア南部のギリシア人を攻め、徐々に勢力を拡大していった。しかしローマは国民軍を中心とした連邦制国家を形成し、膨大な兵站力を蓄えつつあった。
🤝 両国の違い
ローマは実力主義・軍国主義で、市民に政治参加と軍役の両立が求められた。これに対しカルタゴは行政と軍事の分離・オリガーキー制で、市民の政治性も低かった。ローマのほうが人材輩出力が高く、システム的に優位である。
🚢 地中海を巡る覇権争い
カルタゴは地中海の覇者として君臨していたが、本国フェニキアが衰退するにつれ、ライバルのローマが勢力を拡大していった。ギリシアの侵攻を撃退した後、ついに両国の対立が避けられなくなる。
🎌 ローマの連邦制
当時のローマは中央集権国家というより、ゆるやかな連邦制の国家であった。各都市の自治を認めつつ、道路網を整備し軍事面で連帯していた。人的资源も豊富で、大規模な徴兵が可能であった。
🤺 両国の対峙
長年にわたり地中海を支配してきたカルタゴであるが、ローマの国力が拡大し、ついに両国が対峙することとなった。カルタゴは海軍国家であり商業立国でもある一方、ローマは陸軍中心の国家で双方の特徴が対照的である。
😊 ハンニバル編につなげる
次回からはハンニバルの登場と、ローマとカルタゴが本格的に戦争を始める様子を見ていく。ハンニバルはカルタゴの英雄として知られ、アルプス越えなど数々の伝説を残すが、当時のローマもまた見過ごせないシステム的な強さを持っていた。
Mindmap
Keywords
💡ハンニバル
💡ポエニ戦争
💡傭兵性
💡常備軍
💡ギリシア人
💡連邦制
💡変異動員
💡海軍国家
💡陸軍国家
💡アルプス越え
Highlights
カルタゴとローマが手を組んで共通の敵であるギリシア人と戦っていた
カルタゴが地中海の覇者のような立場を築いていた一方で、ローマはまだ小さな共和国だった
カルタゴは農業や建築技術も高度に発達させ、後にローマに引き継がれる
カルタゴは傭兵制度を採用し、多様な民族から傭兵を雇用していた
カルタゴは行政と軍事が分離されており、ローマとは異なる体制を持っていた
ローマはコンスルをはじめとする指導層がみな軍人であり、戦争中心の国家体制を築いていた
当時のローマはまだ小規模な連合体に過ぎず、カルタゴから力を借りていた状態だった
ローマは変動可能な兵力が極めて多く、カルタゴの軍事力を圧倒していた
ハンニバルはアルプス越えを試みるのは、ローマの変動可能兵力に対抗する戦略だった
ローマのシステムはコンスルが毎年交代しても継続的に強くなるのに対し、カルタゴはハンニバル1人に頼っていた
ローマは優秀な人材が継続的に輩出されるのに対し、カルタゴはハンニバルのような天才的人材がまれだった
カルタゴはローマを小さな共和国と見下していたが、実際にはローマのほうが圧倒的な軍事力を持っていた
ローマは陸軍が強力な国家である一方、カルタゴは海軍と交易に力を入れていた
ローマとカルタゴはそれぞれの強みと弱みを持つが、当時のカルタゴはローマを甘く見ていた
カルタゴとローマの力の推移とバランスが大きく変わるまで、両国に緊張関係が生じる
Transcripts
[音楽]
さあということでカルタゴの英雄
ハンニバル編今回から本編に入っていき
たいと思うんですけどもまあ
例によって出てくる前の話からですかね
まずね前回ももう言いましたけどその
カルタゴとローマの力関係で行くとその第
一次ポエニ戦争が始まる時ね
ローマっていうのはまだこの地中海世界
みたいのを支配するような大帝国ではない
んですよね
傑出した立場を築こうとはしているうん
その中の若い共和国の一つにすぎなかった
わけです
ローマ編をぜひ聞いていただきたいんです
けどローマの詳しい話に関してはね
ローマって元々
王政で始まって王様の国で始まってその王
様を放逐して自ら共和制を作るに至った
共和制になってからしばらくしてるんです
けどこの時まあまだまだイタリア半島統一
さえ全然してないみたいな戦争するときは
イタリア半島ちょうど統一した頃だったん
だけどまだまだな時なんですよねで一方で
カルタゴの方っていうのはすでに何世紀も
の間この地中海地域の覇者みたいな感じな
んですよ特に
商業ですよね海上貿易
船を操って貿易をして
めちゃくちゃ
儲けるみたいなで北アフリカの今の
チュニスのあたりに
めちゃくちゃでっかい都市を築いてました
なるほど建築とかもすごかったみたいで僕
再現図の
絵を見たんですどこまで本当かわからない
んだけどちょっと
想像を絶する建築でした
2000年以上前のやばいですよ本当に
コトンっていう軍港があるんだけど要は
軍船が止まってる
港ですよね
一石の何て言うのこう入るドックみたいな
のが何百個もバーって並んでるドーム型で
はないけど
円形のすさまじい
港
現代のものですって見せられたらあそうで
すかって思うよねやつ
2000年以上前にすごいですよね
そうだねこの地中海でやっぱネットワーク
を作ることに成功した人たちですよね
なるほどでこのカルタゴなんですけどその
ルーツが何かというと
フェニキア人という人たちです
フェニキア人はねアルファベットの元に
なる文字を作ったことで
有名な人たちで
フェニキア人カルタゴ人と一緒でやっぱり
その海上貿易が得意な人たちですねその
古澤ですね彼らめちゃくちゃ古い人たちで
古代エジプトと同じぐらいのこの歴史を
持ったもう人たち3000年ぐらいかな
もっとですね
古代エジプトとかだってスフィンクスとか
だと多分4000年とか前じゃなかったか
ななるほどなんかすっげえ昔なんですよ
紀元前3000年とかですでにその神殿を
作ってるみたいなそういう人たちなんです
けどこのフェニキア人っていうのが今の
レバノン共和国の
首都のベイルートってあるじゃないですか
あそこから30キロぐらい北に年を持って
たりするのまああそこら辺ですよね
レバノンとかシリアとかはいトルコの南の
方だよねあそこら辺にまず国を作ってたん
だとでそこからさ海で繋がってんじゃん北
アフリカの地中海ででその地中海の方に
まあこう植民していったんだってその植民
した年がカルタゴなるほどだそうですだ
からルーツはフェニキア人でシリアらへん
にいてそこから植民してカルタを北
アフリカの方に行った人たちだよってこと
ですね
フェニキア人が建てた数ある植民都市の一
つがカルタゴということですねたくさん
あったんだけどねでさっきも言ったけど
アルファベットのルーツを作った人たちで
もありますやっぱり交易していく中で
楔形文字ってなるメソポタミア文明にどう
やらあれを発展させていったみたいですね
自分たち用なのかなに発展させていって
アルファベットっていうのを作ってでそれ
がまたいろんなところで使われるように
なって
未だに使われているとなるほどはいまあ
もちろん形変わってますけどねはいまあ彼
らの記録っていうのもやっぱり自ら残した
文献っていうのが実は残ってなくて
フェニキア人っていうのははいすごい
なんかパピルスとか
養子妃みたいなあんまり耐用年数のない
やつを使ってたみたいでそれであんま残っ
てないらしいですね
[音楽]
物理的のでこのカルタゴがね出来上がった
なんか神話みたいなのもあるんだけれども
まああんまり本筋と関係ないから一応軽く
チップス程度に紹介しときますねさっきも
言ったみたいにフェニキア人が建てた数
ある植民都市の一つなんだけれども女性が
作ってます
女性女性が建国した国なんですね女王
みたい
とも呼ばれるんですけどアフリカの原住民
はリローって呼んでた
フェニキアの人たちはおそらくそのエリス
サって呼んでたってことだと思うんだけど
伝承によると
紀元前814年のことだとされてるとこの
カルタゴの建国がこれはどうやら考古学的
にもそのようであると実際にそれぐらいに
移籍とかそういうの見たらそれぐらい
らしいです本当にその神話と
考古学合致してるから実際それぐらいなん
だろうねと
3000年弱前だよねでこのエリッサが
率いる人達っていうのがなんか亡命みたい
な感じで
フェニキアのあそこら辺から
逃げてくるんですよで流れ着いて北
アフリカの方でここの土地はいい土地だ
みたいになってここに国作ろうかみたいに
なるわけですよねそこにその原住民の人
たちも普通にいてその原住民の人と交渉
するんですよこれなんか逸残ってるんです
けど偽っていうかその神話の中であるんだ
けど
エリッサが率いるそのフェニキア人はその
原住民の人に対して
原住民がもう土地持ってるんだけれども
持ってるとかも支配してんだけど自分たち
の国の土地も欲しいじゃないですかだから
1等分の牛の皮で終える土地だけもらえ
ませんかって言うんですよ
めっちゃちっちゃいじゃないですか
みたいなその現地の人も
ヴェニキア人と交易がしたかったみたいで
豊かになるしそれぐらいだったらいいかな
みたいなことを言ったら
フェニキア人達っていうのはその牛の皮を
めっちゃ細かく紐みたいに切ってその紐を
めっちゃ長くしてつないでその紐でOL
範囲っていうのを
丘全体を囲ったらしいんですよほうそれで
はこれが俺らの土地だっつって新しい年を
作ったっていうそういう土地一休さんこの
橋渡るべからず的な
承認っていうかビジネスパーソンの
ちょっとなんていうかウィットに富んだ
形式みたいなのがここで
演出されてるっていうことですよね
ほんとかわかんないよね
あとはそのずるいやつみたいな意味が入っ
てる可能性があるから
姑息なやつとか
でこのエリサはその女王として現地の人
たちともやり取りしないといけないんだ
けど先住民の
王様がですね
結婚を要求してきたらしいんですよなんか
どうしても結婚しようとしてきたらしくて
なんか
嫌だったのかな自殺するんですよね
一応これ神話ですね何通りもあるんだ
なるほどこの
結婚を要求されで強要されて拒否してその
県で命を絶った説もあれば
恋人と別れてその傷心自殺した説もあれば
いろんな説があるんですよねあとカルタゴ
には実際人に語句の
慣習があってですねまあもしかしてこのの
方はその慣習に従って人柱になったかも
しれないっていう風な
説もある
わかんないですまあまあでも本当になんか
神話とかそういう話だから神話は面白くて
なんぼですよやっぱみんなが話すのが
面白いなっていう風に感じるから神話が今
に待って
伝わってくるっていうの役割かなと思い
ますけどこのようにしてとりあえず
カルタゴができた後にですねその本国の
フェニキアの方ですよねペニケアの方が逆
に当時のそのアッシリアという隣にあった
国にどんどんどんどんこう
圧迫されて衰退していくんですよね
逆にこの距離が離れていたことによってで
場所がめちゃくちゃ良くて実はやっぱり
地中海のその北アフリカの北端にあるから
交易都市としてめちゃくちゃいい場所に
あってカルタゴが
めちゃくちゃ発展していくことになるん
ですよだからその植民都市だったのに
フェニキアの本体みたいなのは近くにある
他の国にどんどんどんどん押されていって
どんどん
弱くなっていきますと
カルタゴだけ逆に強くなっていってうんで
どんどんどんどんでかくなっていくという
運命をたどります
パラメータがめっちゃ高いみたいな
ローマだって一緒だよローマだって
いろんなその都市国家の中の一つだった
けれどもローマがめっちゃライジングした
でカルタゴもまあこのような同じような形
でいろんな
植民都市のある中でカルタゴがライジング
していったっていうような構図ですね
貿易とかに有利だったのかな海がだから
貿易ができるように周りも育ってきた時と
かにカルタゴとかも出来上がってでそこが
海を通して血糊があって
商業的にすごく発展がしやすかったって
ことでしょうねあと
農作物とかもあそこいいですよねあとそう
ですね北アフリカの内陸にもその開発して
いって実はその農業をものすごく発展させ
たんですよね結構カルタゴいろんな本の中
で通称国家とか商人の国みたいな書き方を
されてますけれども一方では
農業っていうそのなんていうか国家の基盤
みたいなところをもうしっかりとなんか
作り込んだってという記述も結構あったん
ですよね非常になんか農園の生産性も高く
てでその農業技術とかも後々そのローマに
引き継がれていったぐらいまあ結構高度な
ものだったという風な研究が残されてます
ね
いいとこ取ったってなるほどこうやって
大きくなっていくカルタゴなんですけれど
も一つ
特徴としてですねカルタゴっていうのは
傭兵性を採用してます
傭兵性っていうのはどういうことかって
言うと
傭兵性の反対が常備軍みたいなやつだよね
国民軍とか常備軍みたいな感じでその自分
たちの国から人を採用して軍人として
育てて戦っていくみたいなその人たちが常
にその仕事をしてるって事ですよね
常備ってそういうことですよね
傭兵性っていうのは戦争の時だけ呼ぶわけ
ですよ外部の人
兵士をでカルタゴはこの傭兵性を採用して
ましたもともとはなんかその国民兵中心
だったらしいんですけれども
群生改革みたいなのを全6世紀ぐらいに
行ってですね
陽に転換していきますこれはどうやらその
人口も増えていってたんだけどそれに対し
てその領土の増え方がさらに早かったん
だって
でそのまかなえないと全部を守りきれない
のでそのいろんな人を雇って配置していく
しかもお金あるわけじゃん貿易が得意だ
からさそれでそのお金で
雇って兵士料を増やしたことによってその
拡大がさらに可能になっていくということ
でどんどんでかくなるためにそのスタイル
がすごい必要だったってことですよね
なるほどはいなんかビビア人が一番多かっ
たらしい
あとはねまあ
ベルベル系
ベルベル系
わかんない人がほとんどだと思うんだけど
めちゃめちゃ強い綺麗ですアフリカらへん
の
ヌミディアとかモーリタニアの消える系
ここら辺の人たちとかあとスペイン人の
傭兵スペイン人って言ったらなんか語弊が
あると思うんだけど今のイベリア半島にの
方に住んでた人たちを傭兵として雇います
とか
やっぱりギリシア人も雇ってますね
めちゃくちゃ国際色豊かだよね北アフリカ
の民も雇ってればイベリア半島の人も雇っ
てれば
ギリシア人も雇ってればみたいなで
カルタゴ人ももちろん一応ゼロじゃなくて
普通にいるのでみたいな感じの国際色豊か
な
兵団を持ってるっていうのがその
特徴なんですよねこの特徴っていうのが
ハンニバルとの戦争にめちゃくちゃ直結し
てくるんでこれちょっと覚えておいて
ほしいなってことで出しました
お金で雇ってるからいろんな人が入れる
ことですよねだからそのカルタゴウ部分の
構成要素っていうのがなんか大きく
まとめるとなんか4つぐらいあって1つは
カルタゴの支配下にある領域の原住民たち
ですね北アフリカとかイベリア半島とか
ですねあとは同盟国ですね同盟国から
もらえるその加減してくれる
兵力とかあとはその狭い意味での傭兵です
よね単純な金銭契約で雇うやつあとは
カルタゴの市民ですね時には兵士として
招集されてて学者によっていろんなことを
言ってますけれども
カルタゴ群はね数として傭兵が多いけれど
もそのカルタゴ人の兵士がカルタゴ軍の
中枢を占めていたという説を言っている
学者さんもいますねおそらくですけれども
指揮官だったりとかあと傭兵の訓練だっ
たりとか平坦を構築したりとかそういった
ものをもしかしてカルタゴ人の兵士が中心
になってやったんじゃないかなと思います
ねまあだからその傭兵が中心だっていう説
もあればなんだかんだ言ってカルタゴ人が
中心なんだっていう説もあるよってこと
言ってね
そんな感じのカルタゴでどんどんどんどん
でかくなってライジングしていってるわけ
なんですけれどもそのライジングを示す
エピソードとしてですねどれぐらいまで
この
貿易戦みたいなのが
到達してたのかみたいなのがあって別に
貿易してるわけじゃなくて探検で行ってる
んですけどどうやらねカメルーンぐらい
までは言ってたらしい
アフリカ大陸の上半分ぐらいまでは要は船
で色々行ってたみたいその2700年前と
かにね
地中海だけじゃないってことですね
ちょっと地図見て欲しいんですけど
まあまあ大変なんですよそのカメルーン
まで行こうとするとさ
この西側を回らないといけないよね
カナリア
諸島を渡って
ちょうど赤道ぐらいかあそこ
ら辺ぐらいまではどうやら行ったんじゃ
ないのかと言われているとすげーなこれ
それぐらいの公開技術を持ってるって事
ですよね2,300年前にそれぐらいの
公開技術を持ってそこまで行けるっていう
能力を持った船で
攻撃をしているっていう事になります
木材を確保できたっていうのも大きい
だろうね船を作るための木材です
木材って結構やっぱ当時では今で言うと何
だろう
鉄鉱石みたいなそういう結構重要な資源
だったで
貿易として何を例えば貿易してるかで行く
としようとか朝とかね
鉄
黄金象牙光量とか
オリーブ油
工業製品
ぶどう酒やばい
一通りある
当時のとかとアフリカの
奴隷ダチョウ
宝石とかもなんかやってたみたいだね
だいたい何でもやってるんそうそれをその
ギリシャとかエジプトとかまあそれこそ
ローマとかも含めて交易をしてるわけです
よねあと結構そのカルタゴももちろん商人
が個人とかで頑張ってる部分はあるんだ
けれどもその商業とか貿易に対して国家
権力はやっぱりバンバン介入してたんです
よねなんか例えばその
黄金の貿易とかはどうも国がすごい
コミットしてたっていう記録もあるしあと
はその他の国とかいろんな
勢力と条約とか協定を結んでこのカルタゴ
が国として貿易信仰のために何かいろんな
外交の手を打つみたいなという挙動もし
てるんですよねそうねまたもう少しカルタ
ご紹介するとどういう宗教だったかって
いうのも若干残ってて多神教ですとで
エジプトの神とかも
祀ってたみたい
イシスとかホルスとかだけどその最も崇拝
された神として出てくるのがバールバール
波紋とタニトっていう2つの二中の神様な
んですけどバールハモンバールはですね今
でもWikipediaとかでいろんな
宗教で出てきますよキリスト教でもバール
は出てきますまあ悪魔としてですけど出て
きたりするんですけどハンニバルのバルと
このバールは同じなんですよね
このバールから来てますねハンニバルの
バル
神様の名前がそういうことですねはい彼
だけじゃなくてハンニバルっていっぱい
いるからね
大体4個か5個ぐらいの名前を
めちゃくちゃ使い回してる感じがしますね
リリースカエサルもいっぱいいたって
ローねお父さんと子供が長男がずっと同じ
名前全く同じ名前なんで全く同じなんです
けどはいカルタゴはまた全く同じ名前では
ないんだけどパターンが少ないっていう気
がしますねちょっとわかんないですけど出
てくる人のパターンが少ないです
よそんな宗教をしながらカルタゴの社会の
仕組みなんですけど
アリストテレスの著書の中でさっき言った
ようにカルタゴの記録もないからその
いろんな他の人たちの記録を見るしかない
んだけど
アリストテレスがですねカルタゴの生態
政治体制みたいなの結構褒めてるんですよ
ねでなんか3つあると最もいいところその
3つの最もいいところ取っているんじゃ
ないかとでそれは音声木属性民主制の最も
いいところを保っていたという風に言われ
ていると実際はどうやらそんなことなかっ
たみたいでほとんどその木属性だった
みたいなんですけどどの要素もあった
らしいです一応
ここら辺はあんまり
楽しく行ってもしょうがないんでポイント
だけ紹介すると
ローマの生態とカルタゴの生体との違い
みたいなのが後で戦争の時にまあまあ関係
してくるんでちょっとそこを改めて
喋るとですね
ローマは前のシリーズでも言ったんだけど
コンスル性だよね
1年人気があって2人いるわけですよ
必ず2人選出されてまあだからその
王政への反動でもう一人の人に絶対に権力
を集中させないという強い意志を持って
ますから
ローマの人達っていうのは2人いるわけ
ですよねしかもそれが
固定化しないように1年生なんだよね1年
で交代しまくるみたいなでこの2人の
コンスルが一応決定権みたいな持ってんだ
けど
諮問機関として元老院っていうのがあって
ここに300人ぐらいかなそのいるわけ
です貴族たちがこういう構成ですよねで
ローマの特徴でカルタゴと全然違うのは
この全てが戦争に行く軍人なんですよ
コンスルもするっていうのは
政治を担う人でもあり
将軍でもあるんですね戦争指揮官でもある
んですよ
元老院にいる議員もあんまりそのイメージ
ないと思うんだけど全然ガンガン戦争行く
んですよ
100%みんな戦争に行ったわけじゃない
んだけれども自分で戦場に行ってこう選考
を立てるっていうことがもうキャリア
アップの超重要なルートだと一つだったん
ですよなんか隠居してる人みたいなおじい
ちゃんが座ってるイメージ
はそうじゃなくて全然戦争にパリパリ
マッチです
よすごい
軍国主義の国なんです
ローマっていうのはね一方でカルタゴって
いうのはスフェスって呼ばれる
貴族から選ばれるいわゆるコンスルみたい
な人がまずいますとその
政治のことをいろいろ決める人がいますと
これはコンスルにそっくりなんだけれども
一方でそれで全く別に将軍っていうのがい
ます行政と軍事が分離されてるんですよ
ここが分離しているっていうのが後で結構
ハンニバルを苦しめたりするそっちの方が
良さそうやけど今の感覚からすればね
今の三権分立の
我々の感覚からすればねこっちの方がね
はい進んでる感じがするけどね
経営と営業を分けといた方が良さそうだ
けどなるほど一応民会と呼ばれるような
民主制っぽいところもあったらしいけど
実際はほとんどやっぱり木属性チックに
なっててまあ特定の家からしか将軍は選ば
れないとかスフェスもそうだと思うんです
けど選ばれないっていう状態になってた
みたいですなるほどでその特定の家の一つ
がハンニバルの家である
丸掛け名前超かっこよくないです
かって言われて弱いとはならない
子供できたらそれつけようかな
で人気の制限ないんだって将軍がなるほど
そこもちょっと違いますよね
ローマつったらコロコロ変わるんでこれも
面白いですけどハンニバルが戦争10何
年間してるんですよ
長い間戦争してるんですよその間
ローマって1年人気だからコロコロ変わる
んですよ
ハンニバルはずっとハンニバルなんです
けど
ローマはもう1年人気だからそれ15回
ぐらい買ってんだよね本当だそうなるわ
めっちゃ悪くて本当よ
誰こいつってなりますどんどん新しいやつ
出てくるんですよ
変わっても強くなっていくっていう
システムがやっぱローマは
戦争で言いますけどやっぱ相当やばい
ハンニバルもやばいけどローマはシステム
でやばいシステムでやばいっていう感じ
そういう話確かしましたけどねそうで
カエサルの時もやったけど本当にローマ
すごいところは
負けた将軍を
勇敢に戦ってさえいれば
歓迎する負けててもじゃあ結果よりも家庭
とか
いい会社カルタゴは
敗北将軍を基本的にはりつきにする
よね
面白いですよねそのローマはコンスルが
人気ありでも
失敗しても次のチャンスがあるそうかも
しれないでもカルタゴは基本的に行政と
軍事が分離されててで軍事の将軍の方は
無人機なんだけれども1回失敗したらもう
処刑されるっていう全然違う特徴があり
ますよね全然違いますこれがやっぱり人材
の排出量みたいなのだいぶ変えるんですよ
ね優秀人材の排出量がやっぱローマと
ちょっとカルタゴと全然レベルが違う感じ
なんですよこれちょっと経営目線で見ても
面白いあのあとはこれはただの考察なんで
本当にそうかどうか全くわからないレベル
の話なんですけどカルタゴ人っていうのは
非政治的であるという風に言われていてで
逆にギリシャ人やローマ人をめちゃくちゃ
政治的で政治参加がすごいですよねその
支配層に対して
従順でもあるし自ら参加するという姿勢を
すごく見せるしっていう風に言われている
ここが一番考察チックだなと思ったんだ
けど
軍事義務がやっぱりある
ローマギリシャと要はその
ローマ市民っていうのは戦争行かないと
いけない
ギリシア市民も戦争行かないといけない
わけじゃないですかスパルタ市民とかその
アテネ市民とかも
政治参加するということとその軍劇って
いうのはまあイコールで結ばれてるわけ
ですよね
軍役に参加するから政治参加できますと
一方でカルタゴ人って傭兵を雇ってるわけ
だから戦争に行かなくていい政治参加し
てる人たちがいるわけですよねこれがなん
かこの政治的かそうじゃないかをすごく
分けているみたいなことをね書いてあり
ました
政治的っていうのはいわゆる全体主義的か
どうかってことですねここで言ってるのは
国のためにどこまですり減られるかみたい
な話と一緒だと思いますなるほど
軍劇と関わってるんじゃないかっていう話
をされてて実際これなんでこの話をし
たかっていうとやっぱりその
ローマの底力みたいなのがずっとすごい
わけ
カルタゴの方がさでっかい国なわけだから
最初
ローマって何回かその
危機に至るわけなんだけどその危機状態に
なった時のローマの
リアクションとカルタゴのリアクションが
まあ全然違うんですよ
こういうところを指して
政治的だねと全体主義的だねとなるほどは
ちょっとその辺も楽しみやなという話をし
てるわけですねはいはいはい今だいぶ
カルタゴの
特徴
喋ってきましたけどこのカルダゴっていう
のがさっき言ったエリッサですねが作った
後に
商業都市としてライジングしていきますと
本国フェニキは弱っていって代わりに
カルタゴがどんどんどんどんライジングし
ていくっていう中でまず
ギリシア人とぶつかり始めます
ギリシア人も海洋民族なんでどんどん
いろんなところにその職人もしているし
このギリシア人とカルタゴ人がやっぱり
地中海を巡ってですね
ぶつかっていくっていうのが一番最初に
起こることですねこれ200年以上に
わたって戦い続けたと長いよ
めちゃくちゃ長いよね200人
何で戦ってるかわかんなくなりそうな途中
から
徐々に徐々にギリシア人を圧迫していくん
だよね
ギリシア人つったらね一番最初らへんに
やったけどスパルタとか強いやつとか
コリントスとかゴリゴリのやつらよはい
コリントとかですねあそこら辺ですよね
はいでそのこのギリシア人と
準決勝みたいなのをやりながらですねその
ギリシア人側のラスボスみたいなのが出て
くるんですよそれがアレクサンドロス大王
の親戚のピュロスっていう人ですね全然
覚えなくていいんですけどこのピロスって
いう人はアレクサンドロス大王ほどの実力
とか全然持ってなかったと思うんだけど
野心家ではあったそうで南イタリアとか
シチリアに
帝国を築こうとアレクサンドロスがね1回
帝国気づいてますから自分にもできる
だろうと思ったんだろうねそれを目指して
それをこうカルタゴを圧迫してきますはい
でこの時カルタゴ人っていうのは
ローマ人と同盟を結んでこのギリシャ人と
戦っていきます見方やったよこの時味方
だったんだよねなるほどはい
ローマ人もカルタゴを味方につけて
イタリア半島統一をしていくんだよねって
いう感じで他に敵がいる時っていうのは
ローマとカルタゴっていうのは手を組んで
たわけですね
5年間戦った末についにこのピロスって
いう人をですねまあ追い返すことに成功し
てですねこのピロスがイタリアとか
シチリアからもう
去っていくわけです
ギリシャにこもってるって事だよねだから
誰もその地中海に手を出す人がいなくなっ
てくるっていうことですねなるほどそう
なったらついにそのローマとカルタゴの
戦いに突入していくと今まで手を組んだ
仲間同士が今日のトム明日の敵みたいに
なってるわけですよ
ねっていうのがこれがものすごく簡単に
言ったカルタゴが建国されてから
ギリシャと戦って
ローマと戦うに至るまでの経緯だよね
なるほどすごい簡単に喋ったけどねここは
そこまで重要しないでずっと簡単に行き
ます
ローマ側も
喋っときますねカルタゴと戦うまでに至る
経緯
ローマは
詳しい
歴史はカエサル編で聞いてほしいんです
けれども何度も言っているようにカルタゴ
と戦う直前のローマっていうのはそんなに
強くなかったんですよねうんで特に最初は
その共和国が成立した直後はイタリアの
中部イタリア半島の真ん中ぐらいまでしか
収めてなかったんだけれどもそこから徐々
にですね同じ同族であるラテン人のサビニ
人とかサムネで族とかいう人たちを侵入さ
せていきあとは北方の方にエトルリア人
って言ってまあ自分たちが結構建築技術と
かを学ばせてもらった人たちがいるんです
よその人たちを
征服していき
紀元前4世紀末ぐらいにはイタリア半島の
北半分の方を支配下に置くっていう風に
なってきたおーでかいはいそうすると次に
南半分が残ってるじゃんここはやっぱり
ギリシアなんでね
ギリシア人の植民都市として
栄えてる方でカプアとかね
タレントームとかそういう都市があった
そうですこの南半分の
ギリシャ人がいるところを当時は
マグナグリキアと呼んだそうですイタリア
半島でしょイタリア半島の南にギリシア人
がいてそれをマグナグリキアと呼んでたん
だけれどもこのマグナグレーキ屋と戦う時
に
ローマ人っていうのはまたそのカルタゴと
組んでいくってことだよねだから一緒に
ギリシア人と戦ってたってことだね
共通の敵だったってことですねはいでこの
ローマとカルタゴは組んでやってたとは
いえですね
格上なのはカルタゴなんですよ
全然カルタゴの方が格上で
めちゃくちゃ不平等条約を結んでローマは
カルタゴから力を借りてました
事実上その
ローマ観戦の東中階での行動を禁じて
ローマ人のカルタゴ領内での貿易を
めちゃくちゃ制するみたいなカルタゴ
側はイタリア半島でその貿易路か軍事行動
まで全部自由ですみたいな
典型的なその不平等条約を結ぶだいぶね
違うね明治時代の日本とアメリカとか列強
みたいな関係性かもねそれを結ばないと
いけないぐらいローマはまだこの時弱かっ
たってことですよねそうそうなんかね
すごいまあ今までのシリーズとかの中でも
ローマイコール強いみたいなイメージを
持たれてた方もいらっしゃるかもしれない
ですけれどもこの時のローマってまた強力
な中央集権的なその国家が形成できたわけ
ではないんですよね例えばそのこのエリア
のこの部族とかこの年と同盟関係を築けた
みたいなそういう感覚でその中でローマが
ちょっと上になってるっていうぐらいの
状況なんですよねでローマが実際にトップ
ダウンのトーチっていうものを意識しだし
たのはその支配領域が広がっていって
領域内の治安維持のためにローマ軍が介入
しないといけないフェーズになった
タイミングなんですよねだからまあポその
後になってローマがもっとそのトップ
ダウンで自分の
領域を支配しようみたいなそういった挙動
が出てくるんですよねなるほどなるほどだ
からなんつーかな日本で言う幕府みたいな
機能がローマに求められてから
ローマが
めっちゃこう中央集権のトップダウンに
なっていったって言ってもいいかもしれ
ないですねまだまだ全然出来上がってない
状態ってことですねローマがねそうですね
まあ不平等条約の時の表現としてこれも
どこまで本当かわかんないんですけど
カルタゴの海軍提督がカルタゴの許可なく
ローマ人地中海で手を洗うことも許さない
言いすぎでしょそれ
ぐらいだからそのカルタゴの海だって感覚
なんですよね地中海ってのは感覚として
カルタゴ人としては
ローマなんてめちゃくちゃ弱いよねと全然
ちっちゃいしまぁちょっと力貸してやって
もいいかみたいななるほど
ギリシア人一緒に行かすんだったらまあ役
に立つよねぐらいの感覚でいたわけですよ
その
ローマがライジングして
完全にカルタゴ照度と化しますからね最後
何があるんやもうだから
油断しちゃダメだよね本当でもそうだねで
も先進国だからこそ油断するっていう風な
ものは避けられないかもしれないよね避け
られないでしょうねどうなるかわからない
ですよね誰がライジングしてでさっき
やんやんが言ったようにこの時期のロー
マっていうのはなんかローマ連邦的な感覚
なんだよねだからその中央集権国家じゃ
なくて
緩やかな連邦っていうのを気づいていると
なので自分たちのシステムを完全導入し
てるわけじゃなくてそれぞれのその都市
っていうのは自治を認められていますと
その自治を認められている中でその軍劇
みたいなのがあって戦争するぞって言っ
たら動員されるみたいな感じですよねそう
いうような連邦制じゃないんだけどね連邦
制っぽいことをやってたってことですね
みんなに安全保障みたいなのを提供してい
て道路も作れますよみたいなそうそうで
17道路なんだけど道路めちゃくちゃ
コストかけてインフラ整えて
軍隊の移動とかがスムーズにいくようにし
ているとでこの
カルタゴは傭兵性じゃないですかでまぁ
野党としたらずっと金がかかるし金もねあ
るっちゃあるんだけれどもその軍隊動員数
みたいなのがそんなでもないですよカルタ
コって
ローマってこの連邦制気付いてる時点で
めちゃくちゃ
軍隊動員数とかもやばいことになっていっ
ててポエニ戦争が始まった時のヘイン動員
可能数みたいなのが75万人いるんだって
だからなんかさっき話したことと矛盾する
んだけどカルタゴはさその貿易でウハウハ
儲けながら地中海を制してる感覚を持っ
てるわけじゃんだけど
常備軍の数とか動員できる兵士の数とかは
カルタゴとは比べ物にならないぐらい
ローマがでっかくなっちゃってるんです
どんぐらい動員できたかっていうのは残っ
てるんですかねいやわかんないですね今
実際ハンニバルがこの75万人に対して何
万人で攻めてかっていうと5万人ぐらいな
んですよちょっと数前後するんですけど
到達した時って5万人ぐらいなんですよだ
から
ローマにやばいんだけど75万導入でき
ますみたいな第二次ポエニ戦争の時点でね
だからそのローマは別に75万人を同時に
動員したわけではないんだけれども
ポテンシャルがこれぐらいあ
るっていうことだよね何というかイメージ
で例えるとそのハンニバルが腫れたとする
とローマはもうティッシュの束みたいな
感じなので1枚破ってもまだ機種がある
みたいに残ってるみたいな
一枚一枚薄いけどずっとこうティッシュの
束が終わんないみたいな
貫けないみたいなこれがね聞いてくるんだ
よねこのシステムがその例え面白いよ確か
にティッシュの束は貫けないですもんね
ハリアーとねなるほどまあこのへん動員数
っていうのがめちゃくちゃ多いっていうの
がハンニバルの戦略に影響を与えるわけ
ですね
でそのハンニバルが有名なアルプス声って
いうのやるんだけどなぜ彼がアルプス越え
をしないといけないかっていうのやっぱり
このローマの変異動員数がめちゃくちゃ
でかくて戦争として彼らに勝とうとすると
こういうやり方しかないみたいなことが出
てくるのが
理由っていう感じなんですよねこの
ネットワークによるこの変異動員可能数
っていうのがローマの最大の強みなので
もうこれをなんとかしなければ戦争で勝っ
てもしょうがないなっていうのが
ハンニバルの背中にはあったんだろうなと
思いますよそうですね
傭兵性っていうのは1個でかいんですか
やっぱり
洋平性が高いそれはでかいのか言ったら
害虫派遣みたいな感じだから
急に数増やすってからも逆にできるんだ
けどねできるもののその別に愛国心が強い
わけでもない人たちを集めその愛国心が
強い75万人ぐらいいる全員じゃないよ
ローマン人もさ愛国心が弱いやつも75万
人の中にもほとんどだと思うんだけど中核
がものすごく愛国心が強いわけローマ人
ってその人たちと戦うみたいなのが
ハンニバルに課される試練だよね調子に
乗ってんだけどカルタゴはずっとポエニ
戦争の第1次が始まるまで
ちょっと余裕ぶっこいってんだけどいざ
開戦すると
ローマが強いってことがわかってくるわけ
ですよね
あともう一つその次回も言いますけど
特徴として言うのは
ローマ人っていうのは陸軍で強い国なん
ですよ
陸軍としてはすごい強いもの持ってて海軍
なんてほぼ持ってないわけ
対してカルタゴっていうのはさそもそもさ
貿易が強いから総選挙技術とかに優れて
いる海軍の国とも言えるわけですよねそう
いう戦いでもありますただハンニバルは
海軍ではないです
相手の強い陸軍に立ち向かって行ったんや
そうです
もう一個なんかポイント
追加で言うとこのローマの動員可能の兵隊
の数ですよねこれがつまり人材が尽きない
ということなんですよ人材がめっちゃ出て
くる人材の層が熱いということでもあるん
ですよねさっき1年ごとに交代するって
言ってたけど1年ごとに交代できるほど
優秀な奴がいっぱいいるって事です
カルタゴニアライバルしかいないですよ
基本
ハンニバルとまぁその弟のハスドゥルヴァ
ルっていう人がいるんですけど人材を
吸い上げるとか育成するシステムがもしか
してローマよりもそこまで力を発揮できて
なかったかもしれないですかいろんな要因
ありそうやけど
教育なのかいやローマがその権力を集中さ
せてないからです
実力社会じゃないですかそれって
権力を集中させないっていうことは実力で
選ばれた人がいるという前提なわけですよ
ねもちろんその
貴族は有利なんだけどでも平民からも選ば
れてるんで
平民とから一人
貴族から一人選ばれるっていうシステムな
んですねこの時のコンスルーってそこで
一人ずつ選ばれてるっていうのを繰り返し
続けてるんでやっぱりその平民も頑張っ
たらコンスルになれるわけじゃんなんか
中国でも同じようなシステムだった戦国
時代とかね実力主義になるとそうなって
いくよね対してカルタゴの社会っていうの
はかなり古典的社会でさっき言ったけど
将軍っていう家が決まってるわけよバルカ
家とか孫家とかそこからしか出てこない
みたいな感じでルーティンに回されてる
ところとやっぱりその人材のその層の厚
みっていうのはそこは違いますよね
なるほどね違うんだけどそのハンニバルっ
ていう誰よりも天才が出てくるわけ
カルタゴから
ローマっていうのはそのシステムとしては
めちゃくちゃ優秀な人材のそう熱くできる
わけそうが熱くてもう優等生をたくさんで
出してくるんですよこのハンニバルと戦う
人たちも全員基本的には能力が高い人たち
なわけですそれに対してハンニバルって
いうのはただ一人ここの天才みたいな感じ
でいるわけ誰よりもこの時代の中の天才な
わけそれがねカルタゴから出てくるの
ローマじゃなくてカルタゴは80点ぐらい
のやつをバンバン出してくるわけこれと
150点のハンニバルみたいな戦いなん
ですよこれがすごい面白いです
ローマが80点ぐらいのやつ80点ぐらい
のやつ
バンバン出してきて
負けても
励ましてまた再チャレンジさせてとかいう
感じでバンバンバンバン出してくるローマ
に対して人材像1人みたいなハンニバルの
カルタ語でこのハンニバルの優秀さんに
カルタゴの誰もよくわかってないみたいな
すごい分かってんだけど
妬みそれ足引っ張られるみたいな感じなん
ですよハンニバルはそうだねまあよく言え
ばそのカルタゴでは行政と軍事がお互い
牽制しあってバランスが保たれて
るっていう風には言えはしますよでも一方
では
軍事の方が
振り切ろうとする時にこう引っ張られ
るっていう力学が働くっていうのも
カルタゴの特徴かなと思いますいいかどう
かは時代のタイミングとかその時のその
国家が向き合うべき国家の課題の
タイミングによって
ローマとカルタゴのそれぞれのシステムが
どう働くかによって
グラデーションがあると思いますけどね
メリットにもなるしデメリットにもなる
そうですねなるほどはいということで次回
はこの療養が
ぶつかるところですねどうぶつかっていく
のかっていう話をしますすっげえシンプル
に言うとお互いライジングしてきたと
カルタゴっていうのはその本国の
フェニキアが
弱っていた後に
植民都市なんだけどどんどんどんどん自分
がメインでフェニキア人のメイン都市とし
てデカくなっていって地中海を制するに
至るわけだよねその制する家庭で
ギリシア人を追い返して自分たちが地中海
の覇者だという態度をとってるわけですよ
ね一方でそのローマっていうのはその中部
しか治めてなかったのを北方の方も制服を
してカルタゴと連携して南方の方も征服し
てギリシア人を支配下に置いていくわけ
ですよねでその敵がいなくなった領有が
ぶつかるっていう構図ですよね
地中海を挟んで敵がいなくなっちゃった
ローマとカルタコっていうのが
ぶつからざるを得なくなっていくわけだよ
ねなるほどさあそろそろ俺たちやるか
みたいな感じですねただカルタゴの方が
全然調子乗ってますよ全然カルタゴが自分
たちが地中海の覇者だよねだって
陸軍国家だし
船を操れるの僕たちじゃんっていう感覚な
わけですなるほどこれがぶつかります次回
なるほどいやーわかりましたちょっとね
こんだけハンニバルすげえすげ言われて
だいぶハードル上がってますけどね大丈夫
かなハンニバル大丈夫だと思いますこん
だけ上がって大丈夫こんだけ上がってるの
に耐えられる戦術家だと思います
で次回出てくると思ったらまだ出てこない
またですね半分ぐらいから出てくる
ですどんどん生まれてないです
じゃあちょっと登場楽しみ待ちながら一旦
今日ここまでですかねありがとうござい
ました
[音楽]
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