日本文学講義Ⅰ第6回講義動画①

Rumi NOMOTO
14 May 202426:40

Summary

TLDRこの講義では、平安時代の女性である高瀬の娘の結婚とその後の生活が焦点とされています。高瀬の娘は、当時の読者たちが興味を持っていた結婚や日常生活について書かれていないという課題に取り組み、結婚の様子や夫との関係を詳述します。結婚は両親の決定によって行われ、高瀬の娘は夢中だった物語とは異なる現実を直面します。その後、夫である立花年道との結婚生活は裕福であり、夫の働きにより財宝が溜まります。しかし、夫の死によって悲しみに陥り、夢であったと思っていた未来も叶えられませんでした。一方で、日記には歌が多く登場し、夫との関係性は薄く、夫の歌は一切記載されていません。講義は、高瀬の娘の内面世界と、当時の貴族社会の婚姻観を浮き彫りにしています。

Takeaways

  • 📚 このスクリプトは、日本文学講義の一部として、日記文学の分析を通じて当時の読者の関心と結婚に関する記述を探求しています。
  • 🎓 学生たちは課題として、日記に書かれていない読者が興味を持っていたと思われる内容について回答を求められています。
  • 👰 結婚が当時の読者にとって興味深い話題であり、高瀬の娘の結婚相手についての情報が日記には明記されていませんが、他の文献から推測できます。
  • 🤵 高瀬の娘の結婚相手は立花年道とされ、彼は当時の社会において中流階級の貴族であり、天皇と皇室に近い関係を持っていました。
  • 🏠 結婚は両家の地位や影響力に大きな影響を与えると示唆されており、高瀬の娘自身も結婚によって高い地位を獲得する可能性を感じていたようです。
  • 📖 日記には結婚の様子が直接的な形で描写されていないものの、夫との関係性やその後の生活が間接的に示唆されています。
  • 👶 高瀬の娘は子供たちを早く育てたいという願望を持っており、夫との間に子供がいることも日記に散見されます。
  • 🏡 日記からは夫との結婚生活が裕福であり、夫の働きによって財産も増やされたと推察されます。
  • 🌟 高瀬の娘は夢に見ていたような結婚生活を実現し、夫との関係が良好であることが日記からの記述から伺えます。
  • 🎭 ただし、日記には夫の詳細な描写はなく、歌に関する記述が多く、夫との結婚生活に関する詳細は限定的です。
  • 🌌 高瀬の娘は夢に見る眼差しをもって結婚生活を想い、現実と夢の間にギャップを感じていた可能性があると示唆されています。

Q & A

  • 高瀬の娘の結婚相手は誰ですか?

    -高瀬の娘の結婚相手は立花年道という人でした。

  • 立花年道がどのような家庭背景を持っていますか?

    -立花年道は中流の貴族で、父親は藤原道長の側近で、母親は大江清道の娘であり、天皇の教育係に仕えていました。

  • 高瀬の娘が結婚した当時の年齢は何歳でしたか?

    -高瀬の娘は結婚当时に33歳でした。

  • 高瀬の娘が結婚する前にどのような期待を持っていましたか?

    -高瀬の娘は結婚前に宮遣いとして重要な地位につくと期待しており、自然と引き立てられると思われます。

  • 結婚について高瀬の娘はどのように描かれていますか?

    -結婚について高瀬の娘は、両親の決定によって華やかな形で描かれず、結婚生活は比較的裕福であり、夫との関係は良好に進んでいますが、夫の詳細な描写は少ないです。

  • 高瀬の娘の日記には夫の歌はありますか?

    -高瀬の娘の日記には夫の歌は1つも含まれていません。

  • 高瀬の娘が夢見ていた結婚とはどのようなものですか?

    -高瀬の娘が夢見ていた結婚は、夫との共に三門妃様の恩影を受けるような生活を送ることです。

  • 高瀬の娘が夫との関係をどのように感じていましたか?

    -高瀬の娘は夫を頼りとして、子供たちの親として哀れな気持ちで感じており、夫の存在は彼女の人生でとても大きなものであったと思われます。

  • 高瀬の娘が目指していたのはどのような生活でしたか?

    -高瀬の娘が目指していたのは、夫とともに天皇の目のととなるような生活を送ることです。

  • 高瀬の娘が夫の死後にどのような夢を抱いていましたか?

    -高瀬の娘は夫の死後、三門妃様の下で庇護を受けるような生活を送る夢を抱いていたが、叶わなかったと嘆きました。

  • 日記の中で高瀬の娘が最も得意としているのは何か?

    -日記の中で高瀬の娘が最も得意としているのは歌です。88種の歌があり、そのうち65種は高瀬の娘自身の歌となっています。

Outlines

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📚 さし日記の結婚と日常生活の欠如

第6回の授業ではさし日記の研究を通じて、当時の読者が求めていた内容と日記に書かれていないことが探求されています。多くの学生は結婚や家族の日常生活について書かれていないと推測し、実際にも日記には結婚に関する詳細は記載されておらず、結婚相手である立花年道についての情報は限られています。高瀬の娘は33歳で遅い結婚でしたが、夫は頭領階級の貴族で、天皇と近い関係にあったことが語られています。

05:01

👑 高瀬の娘の結婚と宮中の出来事

高瀬の娘の結婚は突然で、宮遣いの直前に結婚される形となっています。結婚後の生活は裕福であり、夫の立花年道は中流階級ながらも天皇に近い立場にあり、物質的にも支援を受けていたと示されます。結婚後の出来事として、天皇即位に伴う行事が華々しく行われ、多くの人々が集まった様子がさし日記に記されています。

10:02

🏰 夫の立花年道との関係と夫の死

高瀬の娘は夫との関係が良好で、夫は子供たちの父親として頼りにされている様子が描かれています。夫は晩年には品野の神となり、長野県に赴任する予定でしたが、その前に病気になり亡くなってしまいました。高瀬の娘は深い悲しみに陥り、夫との夢も叶えずに終わってしまいました。

15:02

🎎 目のと制度と高瀬の娘の夢

目のと制度について語り、高瀬の娘は夫の働きと協力を通じて、天皇の目のとになる夢を抱いていたと示されます。夫の一族もその夢を実現する上で重要な役割を果たしていたと思われます。しかし、夫の死によりその夢は挫折し、高瀬の娘は失望と悲しみにくれていました。

20:03

🌐 夫一族の影響力と高瀬の娘の期待

夫の一族は立花年道の働きによって物質的に豊かになり、高瀬の娘はその一族との結婚によって天皇の目のとになる夢を具体化していたと読み取れます。また、同階級の女性が天皇の目のとになる例も存在し、高瀬の娘もその成功話を通じて夢を抱いていた可能性があると述べています。

25:05

📖 さし日記の内容と高瀬の娘の歌

さし日記の内容を振り返り、高瀬の娘が歌を得意としていたことが明らかになります。日記には88種の歌が登場し、そのうち65種は高瀬の娘自身の歌とされています。しかし、夫との歌の交流はなかったように見受けられ、夫に関する詳細な描写はほとんどありません。日記は主に高瀬の娘自身の感情や歌に焦点を当てたものとされています。

Mindmap

Keywords

💡サシ日記

サシ日記は平安時代の貴族女性である高瀬の娘が書いた日記で、彼女の日常生活や結婚生活などを記しています。このビデオでは、日記に書かれていない当時の読者が読みたいと思っていたことが何だったかという課題に取り組んでおり、日記の内容を分析しています。

💡結婚

結婚はビデオの主なテーマの一つで、高瀬の娘が結婚する過程や結婚後の生活が触れられています。特に、結婚が読者にとって読みたいと思っていた話題だったという点に着目して分析されています。

💡高瀬の娘

高瀬の娘はサシ日記の作者であり、ビデオの中心となる人物です。彼女の結婚や日常生活、さらには夢や期待についても触れられており、日記を通して彼女の内面世界が垣間見られます。

💡立花の年道

立花の年道とは高瀬の娘の結婚相手であり、ビデオでは彼の身分や家柄、さらには高瀬の娘との関係性について詳述されています。彼は中流階級の貴族であり、天皇との関係も持っていました。

💡目のと

目のとは平安時代に天皇を支えるための重要な役割を果たす人々のことを指しており、ビデオでは高瀬の娘がそのような地位に就く夢を抱いていたことが語されています。また、目のと一族の力や影響力についても触れられています。

💡貴族社会

貴族社会はビデオで分析される背景となる社会構造です。高瀬の娘や立花の年道が属する階級やその社会的地位、さらには結婚という儀式が貴族社会においてどのような意義を持つかについても触れられています。

💡日記の分量と歌

ビデオではサシ日記の分量と歌の数についても言及されており、日記には88種の歌が含まれているとされています。高瀬の娘の歌がそのうち65種に上り、彼女の芸術的な才能が強調されています。

💡

夢はビデオ内で繰り返し言及される概念で、高瀬の娘が目のとになる夢を抱いていたことや、それが叶わなかったことへの失望が描かれています。夢は彼女の内面世界と希望を反映しており、ビデオの重要なテーマの一つです。

💡紫式部

紫式部は平安時代の著名な女性作家で、「源氏物語」の作者として知られています。ビデオでは彼女と娘の物語が触れられており、高瀬の娘が紫式部のように成功を収めたかったという夢を抱っていたことが語されています。

💡貴族の結婚

貴族の結婚はビデオ内で分析される重要な社会現象で、高瀬の娘の結婚がその一例として取り上げられています。結婚が貴族社会においてどのような役割を果たし、どのような影響力を持っていたかについても考察されています。

Highlights

第6回の授業資料とサシ日記の本文資料丸2を確認するよう指示

サシ日記に当時の読者が読みたい内容が書かれていないという課題に対する回答を寄せている

多くの学生が当時の読者が結婚や家族日常生活について読みたがったと予想している

サシ日記に結婚や日常生活が書かれていないか確認する

高瀬の娘の結婚相手についての情報が日記にはっきりとされていないが、他の資料から分かる

結婚相手は立花の年道で、高瀬の娘よりも6歳上の男性

高瀬の娘は結婚当時33歳で、比較的遅い結婚だったとされる

年道の家は中流の貴族で、天皇と非常に近い関係にある

年道の父親は藤原の道長の側近で、母親は大江の清道の娘

年道の家族は目目のととして活躍しており、高い身分と皇室との関係がある

高瀬の娘の結婚は日記にはあまり期待外れの様子で書かれている

結婚後、高瀬の娘は都を出て大和の国へ出かけようとしていたが、夫の年道に止められた

年道は夫として頼りになる人物として描写されており、家族の幸せを願う妻の気持ちが感じられる

高瀬の娘は夫と共に晩年品野の神として長野県へ下っていく

夫の死体が見送られた際の悲しみと、夫との夢が叶わなかったことの嘆きが書かれている

高瀬の娘は日記の中で結婚をしっかり描いていくことはしていない

日記には88種の歌が入っており、そのうち65種は高瀬の娘の歌

高瀬の娘は歌を得意としており、日記には歌を多く書いている

日記には夫の歌は一つも入っておらず、夫の描写もほとんどない

日記には美的に格好良く描写された別の男性が一人登場している

高瀬の娘は夫との結婚によって夢を具体化し、実現可能と考えていた

高瀬の娘は夫の一族が目のとを務めるような一族であり、夢を実現する協力者として重要だった

高瀬の娘は夫の死後に夢が頓挫し、嘆いている

Transcripts

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日本文学講義1の第6回の授業を始めます

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え第6回の授業資料とそれからサシ日記の

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本文資料丸2を手元に用意しておいて

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くださいえ前前回ですね皆さんには課題と

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してえさ日記にですね当時の読者が読み

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たいのに書かれていないことは何かという

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ようなことでえ回答を寄せてもらいました

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まあのこちらが想定していたですねえ正解

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はあの物語作家としてのが書かれていない

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ということなんですけれどもえっと多くの

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皆さんがですねえやはりその当時の読者が

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読みたかったことはえ高末の娘え日記を

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書いている人の結婚とか家族日常生活の

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ことなんじゃないかということをですねえ

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想定してくれていますでえ今日の授業では

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ですねえこのまずサシ日記にこういった

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結婚やえ日常生活のことがですねえ書かれ

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ていないのかどうかということを確認した

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上でえその結婚の話というものが当時の

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読者が読みたかったえ話なのかえそういう

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ことをですねえ見ていきたいと思い

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ますえではですね授業資料の1枚目のえ

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ページを出してください高瀬の娘の結婚

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相手というのは日記にはっきり書かれてい

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ないんですけれどもえ幸いなことにですね

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あの魚interest本あのさし日記の

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中のあの中やですねあの監物によってえ誰

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と結婚したかということが分かっています

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え相手の男性は立花の年道という人でえ

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高末の娘よりも6歳と周上の男性でしたえ

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結婚当時高末の娘は33歳ま当時としても

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ですねえ割と年齢がえ高めですがえ相手の

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男性元うということでですねえ比較的遅い

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結婚だったということがわかりますじゃあ

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その年道ってどんな人なのか立ち話市と

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いうことでですねえ1ページ目のえ左側の

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ところに同じ今画面と同じ系図載せてい

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ますのでえ確認してくださいえまずですね

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高瀬の娘のその夫となった年道というのは

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中瀬の娘と同じようにいわゆる頭領階級

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地方の官僚を歴任するような中流のえ貴族

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草であるということが言えますでえしかも

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ですねえ年道の家のあの兄弟やですねえ親

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たちを見ていきますとまずお父さんの立花

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のためよっていう人は藤原の道長の警視え

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道長のお家の事務職員をですねえ勤めると

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いうようなえそういうですねえ当時のま

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石関家のですねトップにいた道長のえ熱い

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森人を得ている人じゃないと警視になれ

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ませんのでまこういったですねえ道長に

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近いえ立場のま中流貴族であったでしかも

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ですねこのお父さんは道長の警子道長の

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側近の部下という感じですがえお母さんの

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方どうかというとええ大江の清道の娘と

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いう人でえこの人はですねご一条天皇の

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メノとしている人になりますちなみに立道

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のお兄ちゃんの義道もご一条天のの目のと

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というのでお母さんが目のとでえお兄さん

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は目のとえメノはえご一条天皇の教育係り

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の女性ですがメのとというのはまメノの

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息子でありまあの養義まご一条天皇とま

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兄弟同然に育ちそしてえ成長した後はご

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一条天皇を支えていくというですねえ天皇

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側近の部下としてえ活躍していくという

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ようなま身分は高くないんですけれども

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非常にあの近しい関係にいるというような

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えそういうですねえお兄さんがここにい

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ますでちなみにですね立花の徳子え徳市

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ですねた吉のあの姉妹にあたるですね女性

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え年道にあすいません違いましたえたよの

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おばさんに当たる人ですね失礼しましたた

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よにおばさんに当たる人もえ実は一常天皇

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の目のとまとご一条天皇のお父さんですね

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えその目のとを務めていてこの立花のお家

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というのは一条天皇そして次の天皇である

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ご一条天皇の目のとを排出しているえそう

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いうお家ということになりますえメノとは

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誰でもなれるものではなくてやはりその

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天皇のえ近しいところからですねまあの

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信頼を得ているお家から選ばれていくと

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いうことになりますでご存知の方も多いか

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もしれませんが一条天皇という人ですねえ

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藤原の道長のお姉さんがですねえお母さん

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ということでえそういう道長一家とま

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近しいところにありますしでその一条天皇

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は道長の娘と結婚してえご一条天皇が

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生まれてますまですからやはり道長の信頼

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を得ている人そしてその妻たちがですね

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あるいは姉妹たちえおばさんたちというの

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がえ目のに選ばれておそらくこの立花の

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俊道という人のお家というのははえ道長

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一家と一族と非常に深い関わりがあって

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信頼を得ているえそういう信頼をもに皇室

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も繋がっていくというようなえそういうお

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家まですから身分的には中流なんです

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けれどもえ当時の貴族社会からすると中流

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ながらえ天皇とすごく近しいですね非常に

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勢力のある一一家という風に言うことが

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できると思いますまですからこの結婚です

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ま肌から見ても高水の娘にとっては

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なかなか

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談だったのではないかなということがえ

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こういうケからですね読み取ることができ

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ますじゃそんな比較的良い結婚がですね

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どんな風に日記の中で出てくるのか見て

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いきましょうあその前にですね高の娘ここ

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ですね有心のにお使えしていますがご一条

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点の一条点のここですねあ前回のあの資料

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の2ページ目にこの天皇家のケズ載せてい

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ますのでえ天皇の系図が見てみたいなと

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いう方はですねあのそちらをご覧になって

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くださいうん高の娘目も有内心ののとこに

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お使えしていましてま寄り道のですねえ

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ところで育てられていますのでやはり道長

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寄り道というですねこの一族に近しい

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ところにいておそらくエダ話もこの宮遣い

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なんかと関連してですねえ降って湧いてき

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たあの円THなのかなというようなことが

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想像されますじゃすみませんえっと事業

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資料の方に戻りましてえじゃその結婚が

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どう書かれてるかということでえ四角1の

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丸1のところをご覧くださいここが結婚

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てるとこですえ宮遣いをまだ始めたばかり

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の頃ですね高瀬の娘はこうしてお使えして

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いれば自然とですね引き立てられてえ

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なんかですね重要な地位についたりとかあ

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あるいはまあのそんなですねあの意児な

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こととか意地悪なことをしなければ自然と

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ですねこう引き立てられていくこともある

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かなという風に期待していたところえその

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矢先にですね親たち高勢の娘の親たちがえ

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えずえ一体どういうわけなのかほもなく

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コメすえつえー間もなくですねえすぐに

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え米家に閉じ込めてしまって据えてしまっ

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たここが結婚を表していますスてですねえ

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すうあの吸えるというこの字ですけれども

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えこれであの妻としての立場に置くという

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ような意味を持ちましてまこれで結婚を

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表していますえ何もえ気切のフとかですね

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そんなこと何もなく相手のことも何もなく

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ですねえ両親たちが決めてしまってえ宮

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遣いのその矢先ですねすぐにあの大地に

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ですねえ戻されて閉じ込められて結婚させ

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られてしまったというようなですねえそう

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いうことになっています書かれていますで

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結婚したからといってサリとてそのあ様の

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立ちまちにキラキラしき勢いなど安倍よも

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なくえ結婚したからといってすぐにですね

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華やかではりが良くなるなんていうことも

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なくなるはずもなくえ意図よしなかりける

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す心にてもまそれまでのですねとてもたい

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もなく浮ついた物語に夢中になっている

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その心でですねま結婚などを想像していた

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けれどもえその心でもえ今回のですねえ

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結婚っていうのはえあまりに期待外れのえ

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様子であったえこれが私が夢見ていた結婚

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なのかしらという風なですねえそんな感じ

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のえ結婚の様子が書かれていてえ結婚って

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こう思わずですねえ我々現代の我々が読ん

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でいると見してしまうようなこういう

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あっさりとした書き方になっていてま確か

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にですねえ高末の娘はえ日記の中で結婚を

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しっかり描いていくなんていうようなえ

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そういうことはですねしていないという

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ことが確認できますじゃあその後ですね

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高瀬の娘の夫のことを出てこないのかなと

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見ていきますとまちょこちょこですねえ

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本当にあの小さなところですけれどもえ

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結婚の様子が伺える箇所が出てきます

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例えば丸2のところですね結婚後えご税

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天皇が即位することになって大場という

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味方の大変わりに伴う行事がですね

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華々しく都の中で開かれることになりえ都

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の外からもですねこの大場の様子を見よう

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ということでえ多くの人が集まって都は大

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混雑になっていますでそんな中ですね高末

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の娘は都子を出てえ大和の国奈良県のです

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ねハテさ県に出かけようという風にえ準備

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していましてえ兄弟たちはですねえそんな

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都でこんなビッグイベントがあるのにそれ

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を見ないで出てくなんてどうかしてるよと

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いう風に言い腹立てとま腹を立ててですね

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やめろという風に止めるんですけれども

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そこでこの立花の年道え高瀬のえ娘の夫が

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出てきます死後どもの親なる人子供たちの

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親だからこれあの年道のことなんですねえ

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子供たちの父親で人がいかにもいかにも心

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にこそあめやどうにもこうにももあなたの

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りにするといいよという風にですねえそう

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した方がよろうという風に言ってくれたの

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でえその言葉に従ってえ出ていく出発する

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ということになりましてあのその夫の

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気持ち心ばえもですね哀れなり身にしみで

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感じられるしみじみと感じられたというよ

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なですねえことが出てきます子供たちの親

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ですねでえさらにその先ですねま丸さんの

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ところま年道というのは中流の階級です

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けれどもま道長寄り道の家と近しくて比較

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的良いですねあの地方感を歴任することに

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なってえお家は豊かになっていきますえ前

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に読んだ箇所のところにですねもう倉に宝

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が収まりきらないぐらいですねえ財宝が

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溜まってるなんて描写がありましたがま彼

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の働きのおかげでですねえこの結婚生活と

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いうのは比較的裕福にま進んでいくことが

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伺えますえさんのところには差し当たりて

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投げかしなど覚えることどもないままにえ

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差し当たって投げかしい辛い悲しいなんて

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いう風に思われることがえないままですね

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えただ何考えるかと言うと幼い子供たちを

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早く思うように育ててあげたいななんと

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いう風に思っていて早く育たないかしらと

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いう風に年月が過ぎていくのを早く早く

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なんていう風に思っていてそして頼む人

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ですねまた出てきましたがこれ地どの親に

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なる人と同じ夫であるですねあの高末の娘

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が頼りにしている夫立花の年道だけでもえ

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人波のですね喜びえ良い感触が得られます

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ようにというようなえそういうことをです

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ね思い続ける気持ちえ誠にそれは心強い

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ものであったま夫の人波の人感幸せを願う

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ですねまそういう妻としての心持ちが

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ちょっとこうちらっと出てきてまあの

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そんなたくさん夫の描写はないんです

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けれどもまま平穏でですねえ比較的ま仲の

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良いですねあの家庭だったのではないかな

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ということがえこういうところからも伺い

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ますでもこれぐらいですねでえ丸4の

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ところで最後ですね夫はですね晩年品野の

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神となってま長野県の県知事さんですねえ

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そこになりまして

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えシナノの国へと下っていきます頼む人

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これが夫年道ですねえ喜びのほどえ人感

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ですね感触任命されるということでえ心

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もとなくじれたを持って待ち投いていた

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ところ秋になってですねえー品の神になっ

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たという風になりましたが高添の娘もう

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少しあの都に近い国が良かったなと思って

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いたようで思いしにあらずえこちらが願っ

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ていた通りではなくて意ほいなく口惜しま

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とても不本意で残念だやっぱりまあの図り

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と言っても都に近い国の方が人気があって

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ですねえできるだけ都に近くてえーそして

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あの富が蓄えられる国がいいなということ

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でですねえやっぱそういうところが人気な

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わけなんですけれども残念ながらちょっと

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遠くのですねシナノの国へと行くことに

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なりましたでえこの時は夫とえそれからえ

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彼らのですねえ息子であるえ男の子がもう

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だいぶ大きくなっていて夫と共にシの国へ

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と下っていきましたえ送りの人々ま見送り

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にもたくさんのですねお供の人たちがえ

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途中まで見送りについていきまして翌日都

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に帰ってきて高瀬の娘に報告しますえ奥様

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旦那様は意しキラキラシて下りぬもう本当

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に素晴らしくですね華やかなご様子でシの

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国へと下っていきましたよという風に報告

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をしてくれましたであるものがですねこの

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暁月に明け方に意地大きなる人玉の立ちで

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京山へ何気塗るえこの明け方です夜明け方

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にとても大きな人玉が見えましてその人玉

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が京都の方へ都の方へとやってきました

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飛んできましたという風に語っているのを

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聞きましてさてはそれはあの夫についてい

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た友の人のもののですね人玉かなんかが

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見えたのかしらなんていう風に思っていた

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と思っていたえ有識様不吉な話とかですね

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不吉なこととはえ全く思わずにですねええ

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まあの全く思いよることもあろうか思い

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よらなかったでこの人玉が後々ですねえ

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思い当たる出来事がですね起こりますえ

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翌年の4月にですね夫は1度都に帰ってき

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ましてえ夏秋という風に都で過ごしてえ9

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月25日より突然ですねえ病気になりまし

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てえ10月5日神月5日に夢のように見い

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てえ夢のように見送ることがありました

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すなわち夫はここで亡くなってしまった

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わけですでえその時の思う心地世の中にに

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また類いあることとも覚えずこの時の思い

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なく気持ちというのは世の中に自分と同じ

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ようなものがあろうかとも全く思われない

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まそれぐらいの深い悲しみに陥っていたま

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そうしてですね夫はえ亡くなってしまって

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え丸5最後の最後で実は夫と共に抱いてい

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た夢があったということが語られています

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え人の恩目のとして内渡りにあり三門妃の

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恩影にかるべき様をのみ夢解き回せしかと

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もえある人の目のととなってえ中に登って

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三門やお妃様の庇護を受けるようなえそう

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いう生活になるに違いないとばかりえある

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夢を見てですねそれが正夢になるという風

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に夢解きをしてですね楽しみにしていた

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けれどもそのことは1つも叶わないで

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終わってしまったというような嘆きが書か

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れています目のになりたかったですねそう

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いう夢を実は抱いいたということがえこの

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ですね第5パート万年の木のところでえ

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突如として出てきますでこれはですね実は

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あの音の夫との夫の存在とも関わっている

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ので少し見ていきますねえメノとと言い

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ますのはこれえ身分の高いですね人ま市女

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え男性でも女性でもですねそういった養い

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気味に使えて養育にあたる女性のことを目

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のとという風に呼びますで基本ですね身分

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の高いえ人の目のとというのは複数選ばれ

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ます例えば新のえ天皇の子供ならば3人と

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いう風にえ決まっていますでメノという

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地面からですね皆さんよくお乳をあげる人

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だという風に誤解されるんですけれどもお

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乳をあげる人は別にいたりしますでそう

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いうお乳を実際にあげる人はあのそこまで

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身分は高くありませんで目のと呼ばれるの

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はむしろこっち赤字で書いた方えその養

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気味の養育の責任者としての立場でえ非常

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に重役割をになっていましたまだから身分

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が高いほど複数の目のとが選ばれて養育の

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責任者たちが責任を持って教育に当たると

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いうことがえ行われていきます身分が高い

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ほどたくさんいるわけですねでえそうして

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ですねこの養育の責任者たちの役割という

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のはままずその養気味を物質的精神的に

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支える役割が必要とされましたま精神的の

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方はもし分かりやすいとこですね親代わり

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となってえ日々のですねせあの養育の責任

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者としてえ成長を流していくような役割え

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何か困ったことがあれば心の支えとなる

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ような役割ですけれども物質的は何かと

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言いますとつまり養気味が立派に育って

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いくための金銭的な援助をメノとがすると

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いうことになりますだから結構大変なん

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ですね養い気味を育てるためにメノと一家

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がですねソでかかっていきましてえそして

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え物質的な援助内気味が豊かな生活を

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遅れるように奉仕するということがメノと

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には求められますだからメノとは誰でも

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できるものではなくて結構大変まですから

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女性1人でできる仕事ではなくてメノと

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一族で奉仕するということになります

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例えば父の父と書くですねえこのえ

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お父さんの父と父と書くですねこれもメノ

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トと読みますしえメノとの男なんという風

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な呼び方もありますまこれメノとの旦那

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さんのことなんですがまメノとは女性は母

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と書くですね女性だけではなくってその

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旦那さんも関わりますしえその子供たちは

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目のとというような形で養気味のえを

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支える役割をになっていきますで特にです

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ねあのどんな階級にもメノとは存在するん

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ですけれども平安時代中期以降あのこの

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高末の娘の時代以降ですねえ天皇や東宮そ

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交代使ですね天皇や東宮の目一族の政治的

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影響力がすごく増大していてぱこの目の戸

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になるとやっぱ天皇あるいは次の天皇と

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なる交代子と近いのでえーその天皇を

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支えるという役割もあるしま次の天皇を

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支える役割もさらにあの継承していくとか

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ですねえまさに立花の年道のお家がそんな

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感じですけれども天皇の目のとをやった

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一族から次の天皇の目のとも廃止されてえ

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天皇一下とですね深い繋がりを持っていく

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であのしない気味を育てるためにあの支え

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ていくためにも物質的なですね援助という

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のが不可欠なので当然ながらそういうこと

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ができるようにえ養い気味の方から目のと

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一族を有利な感触につける例えばお金や

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ですね富が蓄えられる地方感に任命すると

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かですね身分を高めるとかですねえそう

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いったような養気味からのあの

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バックアップもあるということで養気味と

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目のと一族は相互に協力しながらこの貴族

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社会を乗り切っいくえ渡っていくという

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ようなですねえそういうまチームワークが

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ですね必要とされていましたまですから

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メノと

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え女性だけではなくって夫の一族もすごく

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大事ということであの高瀬の娘が結婚した

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相手はまさにぴったりなですね相手だった

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わけですえ資料1に枕の総子あげています

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がもう枕の総子の段階からですねもう目の

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音がいかに素晴らしいものかあの羨ましい

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ものとしてえ天皇や交代使のの目のとが

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ですね上がっていたりえあるいは天皇の目

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のととなれば女性でもあの内の助とか酸味

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というですねあの苦行クラスの上流貴族の

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と同じぐらいの地位が得られるとかえどの

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階層でもですねメノの男あのメノトの旦那

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さんというのはもう得意げにですねいり

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散らしてるみたいなえそういう話が出てき

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てえいかにメノというものがえ力を持って

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いたかそしてま羨ましがられるものだった

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かということがあのこの辺2人の記述から

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も伺い知ることができますでそういうこと

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考えると先ほどのですね

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え丸5の記述え目のとになってえ三門や

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ですね木の庇護を受けるような生活が

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遅れるなんていうような夢を抱いていた

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高末の娘ですが決してそれは夢物語では

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なくてですねえ目のとを務めるには夫あの

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目のとの男であるえ立花の年道のですね

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働きが働きや協力が不可欠でしかも夫の

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一族というのは目の音を勤めるようなそう

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いう一族なので決して不可能ではなかった

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かもしれないところが夫がなくなって

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しまって自分が目の取になるという夢も

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頓挫してしまってああ正夢かと思ったあの

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夢も1つも叶うことがなかったという風に

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ですねえ嘆いているわけ

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ですあ高瀬のマここですねでえ高娘勇志

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内心王家に出資しましてまもし勇内心のが

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ですですねえまご例税に行くことはない

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ですけれどもその後ですねどこかの皇族と

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結びついてその子供が生まれてその子が次

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の交代使になってとかですねえそういう

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未来がもしかしたらあったかもしれないま

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また寄り道県に近いところなので何かです

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ねそういった目のとの任命というものが

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来るかもしれないという風に高末の娘は

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期待していたわけですでこれはですね多分

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高末の娘に限らず中流階級の女性たち特に

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え皇族や鉄管期に近しいところではあの

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働いてる女性たちにとっては決してまあ

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なんか手の届かない夢ではなくってえとい

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ちゃう人もいるわけですねまその咲たる人

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がごレゼ天皇のですね目のとになった第2

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のサミという女性ですえ100人種にも歌

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取られていてこの人のこと知ってる方いる

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かもしれませんがえ階級としてはまさに

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高末の娘と同じぐらいの中流階級の女性に

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なりますで彼女はですね紫式部の娘になり

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ます

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紫式部も中流の女性ですけれどもこの親子

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は2人揃ってえ寄り道のですねお姉ちゃん

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である一条天のの先少子に使えていました

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え紫式は物語の際ででそして第2の三味の

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方は若の才能でですねよく引出ていてえ

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少子の元でですねえ活躍していきまして

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そして信頼を得て第2の三味は夫と共に

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この五令税天皇を支えるメノとしてですね

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え花々あの酸味のくいですね女性ながら3

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味のくいを得るというような栄誉によして

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いきますまこういった同階層の女性の成功

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をですね物語りにしている高瀬の娘にとっ

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てはもしかしたら自分も特に物語とか若で

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身を立てていた女性たちを間近に見ていて

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ひょっとしてというようなことですねま

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考えても不思議ではなかったのかなという

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ようなですねえまそういう境遇に高せの娘

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はま結婚によってまそういう夢がですね

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非常に具体生かしていって実現実現可能か

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もしれないという風に思っていたわけ

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ですまここまでですね見てきたようにさし

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日記の中の音というのはそんなにたくさん

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出てきませんし結婚の場面なんて本当一瞬

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で終わってですねえ確かに結婚の場面は

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描かれていないという風に言うことが

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できると思いますただし橋柱のとこに出て

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くるその夫の様子というのは頼む人ですね

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え高瀬の娘にとって手折りになる人という

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風にま行為的に描かれていますしまた

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え目のとになるという彼女の夢にとって

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不可欠なパートナーとしてえ彼の存在は

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多分彼女の人生の中でまとても大きなもの

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をですね占めていたと思われますただそう

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いう生活の中ですごく大きな地位を占めて

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ただ位置を占めてただろうなということは

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分かるんですけれどもえ日記の中を見て

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いっても先ほどあげた箇所以外にほとんど

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ですねえ年道の様子というのは出てきませ

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んま名前はもちろん出てきませんしやっぱ

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あの若が全然出てこないんですねえさらし

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日記というのは比較的若が多いですねえ

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日記であの今日の授業資料の1番最後の

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ところに日記の分量と仮数ということで

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あげてますがえ分量的には加ろ日記のです

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ね3巻のまえ1/3ま1間分ぐらいしか

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あの分量はないんですけれども歌の数と

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いうのは結構入っていましてえさし日記の

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中には88種の若が出てきますしえその

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うち65種はえ高末の娘の歌になってい

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ますまそれだけですね結構歌を得意として

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え歌を書きとめている日記なんですけれど

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もこのえ行為的にですね捉えているはずの

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夫とかわした歌というのは一種も入ってい

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ません夫の歌は1つも入っていないという

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ことになりますえですから少なくともです

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ねこのかろあすいませんえサラシナ2期と

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いうのはかろ2期なんかと比較してま夫の

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歌は一瞬も書かないし夫の描写なんて全然

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出てこない結構生活のなんか様子なんて

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いうのもま全然出てこない日記ということ

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になり

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ますじゃあえそういうですね素敵な男性と

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いうのは彼女の人生になかったのかという

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とそんなことはなくてえこの立花の年道と

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いう夫ではなく別な男性がですね非常に

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美的に格好よくですね描写されていまして

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えむしろですね一言しか喋っ発言が記され

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ない夫に対してえものすごく長いですね

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会話を交わす男性というものがえこの三々

play26:31

の日記の中には1人いますえそれをですね

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次の動画で見ていきたいと思います

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