森永卓郎「余命4ヶ月」宣告から1年、なぜ未だ徹夜で書き続けられるのか。その心と体に迫る（がん／メンタルヘルス／書いてはいけない／ザイム真理教／官僚生態図鑑／人生論）

Summary

このインタビューでは、終末期の診断を受けた人物が、死を恐れず前向きに生きる重要性を語っています。がんと宣告された後、自由に生きることを決意し、哲学や仏教の教えから得た教訓を通じて、命の意味を再定義。免疫力や精神的な健康を保つためにポジティブな心持ちを持ち続け、自己表現と自由を重視した生き方を実践。最終的には、死を迎えることへの恐怖を克服し、現世で充実した人生を送ることの大切さを訴えています。

Takeaways

• 😀 病気の宣告を受けてから1年間、前向きに生きることで免疫力が向上し、予想以上に長生きできた。
• 😀 人生でやりたいことは、未実現の夢を本にして書き出し、周囲に迷惑をかけずに過ごすこと。
• 😀 死への恐怖はなく、逆に「現生を充実させること」に集中した。
• 😀 大学時代の衝撃的な授業をきっかけに、死後の世界や神仏の存在を疑問視し、悟りを開いたと感じている。
• 😀 死後の世界は存在せず、現世を充実させることが最も大切だと考えるようになった。
• 😀 ポジティブな気持ちを持ち続けることで免疫力が高まり、実際に健康状態を保つことができた。
• 😀 「人生で起きるすべての出来事は、良いことと悪いことがセットである」と考えるようになり、どんな困難も前向きに捉える。
• 😀 免疫力を最大化するためには、ストレスを減らし、心を整えることが重要だと強調。
• 😀 自分がやりたいことを思い切り実行し、周囲の目を気にせず自由に生きることが大切だと述べた。
• 😀 65歳で年金をもらえるようになり、経済的に自由を得て、さらに規制緩和を感じている。
• 😀 社会のストレスやプレッシャーに囚われず、自分のペースで無理をせず、自由な生き方をすることが健康の秘訣だと語った。

Q & A

免疫力を高めるために最も重要だと感じたことは何ですか？

最も重要だと感じたのは、前向きな気持ちを持ち続けることです。ポジティブな態度が免疫力を高め、身体の健康に大きな影響を与えると実感しています。

余命宣告を受けたとき、どのような考えや行動を取ったのでしょうか？

余命宣告を受けた後、私は物事を整理することに集中しました。書けなかったことを本にして、周囲に迷惑をかけないようにするために、お金や人間関係を整理しました。

18歳まで死に対する恐怖を感じていたとありますが、その理由は何だったのでしょうか？

18歳までは死が怖かったのですが、それは大学での日本史の授業で、死後の世界に対する理解を深め、仏教の教えを通じて、死後の世界に対する考え方が変わったためです。

悟りを開いたと感じた瞬間について教えてください。

授業で仏教の教えを学んだときに、死後の世界や神仏についての考えが深まり、悟りを開いたと感じました。特に「現世を豊かに生きること」が大切だと実感しました。

免疫力を高めるために実験を行ったとありますが、その結果はどうでしたか？

実験として、13冊の本を1ヶ月で書き上げました。驚いたことに、その過程で体調が崩れることはなく、前向きな気持ちが免疫を強化することを実感しました。

人生における悪いことと良いことの関係についてどう考えていますか？

人生では悪いことと良いことはセットで存在していると感じています。悲劇的に思えることでも、その裏には必ず良いことが隠れているという考えを持っています。

「自由に生きる」という考え方が重要だと感じたきっかけは何ですか？

余命宣告を受けたことをきっかけに、もうすぐ死ぬという状況において、他人に忖度する必要がなくなり、自由に生きることが最大の価値だと感じるようになりました。

自由に生きるために具体的に何を実践していますか？

自由に生きるためには、周囲の期待に応えるために無理をしないこと、見栄を張らずに自分らしく生きることを実践しています。たとえば、テレビ出演時にジャケットを着ることをやめて、Tシャツとジーンズで出演しています。

社会的な期待に対する考え方はどのように変わりましたか？

以前は社会的な期待に応えようとして無理をしていましたが、今では自分を偽らずに、周囲の期待に振り回されずに生きることが重要だと考えています。

最後に、日々の生活で大切にしていることは何ですか？

日々の生活で大切にしているのは、できる限り自由に、自分のペースで生きることです。また、ストレスを減らし、前向きな気持ちを持ち続けることが、健康にもつながると信じています。